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夢日記録♯048 被験者対研究者の追いかけっこ

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d.
主人公:被験体の女と、研究者の男。
カメラワーク:一人称から三人称まで切り替わる。

・シーン1
病院のような雰囲気の研究施設が舞台となっている。
集められた"被験体"の男女が、一室に集められている。年齢は10才頃から20才頃まで。7名ほどだろうか。部屋はガラスで仕切られており、片側に被験体、もう片側には、彼らを推薦した研究者たちが存在している。
被験体たちはお互い初対面だし、緊張した面持ちで居心地悪そうにしている。みんな似たような、検査着のようなグレーの服と、スリッパを履いている。
研究者たちは、ガラスの向こうでなにやら議論をしているようだ。適正がどう、とか。声はぐぐもってきちんと内容は聞き取れないが、主人公の女は向こうの様子を気にしている。濃さの違う茶色が入り混じった、ウエーブがかった髪が耳くらいの高さに揃えられている。

・シーン2
場面転換。研究者の男が逃亡している。広い広い白い階段を駆け下りる男、それを追う女。証明は上階から差し込む日光だけで、踊り場は薄暗がりに覆われている。
女は、スリッパに速度を奪われながら、必死で追いかける。そして問う。
「取り柄がない私たちを選んだ理由は何?」
男は答える。
「取り柄がないように、見せていた、のが理由だ」
男は運動が得意でなさそうだが、研究所の構造を知っているのだろう、なかなか両者の距離は縮まらない。女が自分の能力を持っているどころか、もっていることを秘匿しようとしていた、その痕跡を見破ったのだと男は言う。
「なによりーー、書類をごまかせたって、こんな大それたことを隠しきれるはずもないだろう?お前を担当したDは、"ブラックホール"だと言いおったぞ」
階段はどんどんと深みへ、暗がりへと続いていく。女の足を阻むように、1段ごとにハードルのような薄い板状の障害物が建てられていた。男は器用に、板の上に足をかけながら進む。

・シーン3

画像1ブラックホール、という単語に、女の動揺がみられた。短いシーンカットが連続する。
研究員の手帳に記された文字列。
男の歪めた口元。
地上からは見られないような宇宙の深淵。
階段が折り返していく。

というところでで目が覚めた。

*

・異能バトルっぽいけど、追いかけっこシーンで能力を使わないところをみると、よほど巨大なやつなのか能力を失ってるのか、物語を感じるシーンだった

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