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夢日記録♯049 ゲーム大会前夜に一夜漬け

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主人公:リアルに近い。大学生。
カメラワーク:第三者視点

・シーン1
ゲーム合宿(大会準備みたいなもの)の参加権の懸賞が当たったらしい。友人L、友人Rとの3人チームの数合わせで応募したものの、まさか当たるとは思っていなくて、ソフトどころかハードも所有していなかった。慌ててメンバーと大会の方に確認をとる。ハードは大会側から貸与され、ゲームは無線共有で友人たちと一緒にプレイできることになって一安心する。
友人たちは例えるなら、キルアとゴンって感じの性格だ。
「信じらんねー、ゲームやったことないのに大会シードとか!」L君が騒ぐ。
「まあまあ、まずは楽しんでやってみようよ。それで勝てたら一番でしょ!」とR君がとりなしてくれる。
三人で頭を付き合わせて操作方法から教えてもらう。どうやらブロック積み・崩し系のゲームのようだ。パズルは好きな部類だ。
L、Rと順番に対戦して練習する。最初はハンデをつけてもらってゲームセット。コンボを繋げると、ゲームのキャラクターがカットインを入れてくるのが可愛くてよい。主人公が選択しているのはワニのような姿フォルムの三頭身のキャラクターだ。
「今は1対1の対戦だけど、チームだと仲間同士の恩恵ももらえるから、戦略変わってくるよ。ワニだとタンク向きだけど、Lが電撃戦向きだから、得意なら速いキャラもいいかも」
なるほど、パズルの解き方に合わせてキャラを選ぶといいらしい。積み崩しばかりに気を取られていたが、画面を右にスクロールすると、フィールドとキャラクターが配置されていた。連鎖がアイテムや技として蓄積されて、フィールドの障害物を破壊して進むことができるようになるらしい。
大会では、この定められたフィールドをどこまで進むことができたかで順位を競うらしい。なるほど。

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・シーン2
主人公はだんだんとゲームにのめり込み、スキルアップしていく。L君にも「まあ足手まといにはならなさそうだな」との評をもらう。やったぜ。攻略中に、雑談をする余裕も出てきた。話題はゲームの内容だけでなく、お互いの個人的な話にも踏み込んでくる。
「ぜってーアンタみたいな大人にはならねえかんな」とL君。
「ゲームもそうだけど、やっぱ冒険ってワクワクするよねえ!アスレチックとかボーイスカウトのキャンプとかも好きなんだ、僕」とR君。
それぞれ性格に合った意見だ。二人は将来どんな大人になるんだろう。

「L君は、ゲームの役職に例えるならシーフ向きかな。人より一歩先に踏み出て、周囲の状況を判断する。危険に敏感。R君は勇者かラスボス。(「それは逆の存在じゃないの?」)自分が決めた道筋に、仲間が協力して付いてきてくれるっていう点では一緒さ。」

まあ、個人的な感想だからそんなに気にしないで。なんてうそぶくけど、主人公の言葉は二人になにがしかの波紋を呼んだらしい。

・シーン3
一晩中他愛もない話をしながらゲームをして、戦略を詰めていく。ああ、楽しい時間がすぎるのは早いもんだ。
朝を迎えて、荷物をまとめていると二人にびっくりされる。
「お前!大会は?」
「ワタシは足手まといですし」
「放り出すのかよ」
「二人を見に来るファンに怒られちゃうもん」
「楽しくやれたら僕は嬉しいよ」
「一夜漬じゃあ本番になったらガチガチで楽しむどころじゃないね」
「君ってそういうところ、真面目だなあ」
「どーも」
「俺、やっぱお前みたいにはなんないね」
「どーも」

ホテルの正面階段を下りながらやりとりを済ませる。
白い床。
正面玄関は開け放たれていて、太陽の光が差し込んでいる。
「優勝したらまた会おう」
「冗談ぬかせ!」

というところで目が覚めた。

*
・あのゲームシステム、今だったらパズドラみたいって思うのかもしれない。日記は2010年のものだったのでパズドラを知る前っぽい。
・当時ハマってた何かに影響されてたんだろうなあ

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