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夢日記録♯052 修行の最終試練で山籠もり

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カメラワーク:第三者視点。特定の主人公は感じられない。

・シーン1
「修行の最終試練だ」
そう伝えられて、男女四名が山の中に入る。忍者のような風体のように感じられる。身軽な者はすいすいと、ガタイの良い者は豪快に藪を突き進む。やがて一行は崖っぷちにでる。崖は正方形の盆地を取り囲み、そびえたつ岩とその周りの青々とした森のコントラストが目に飛び込む。盆地の地面は遠いはずなのにひときわ白く、遠近感が狂う心地。
「この淵で、我々は我々のみで過ごさなければならない」
リーダー格の男が告げる。
「死を畏れるな」

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男は自ら槍を掲げて、そして崖の底へと身を投げた。はるか遠くでいけない方向にへしゃげる肉体。
「続け!臆するな!」
女が叫び、同じ場所から落ちる。続いて、やや尻込みしながらもう一人。
そのあたりは勾配がやや緩やかで、転がるようにして落下していった。

三人の魂は身体を離れ、再び崖の上に集まっていた。
まだ身を投げていない一人は、自分たちが通ってきた獣道を隠蔽している。
「如何様であったか?」
リーダー格の男が問い、女が口を開く。

というあたりで目が覚めた。

*
・魂だけになったのかなと思ったけど肉体を再構築してたかもしれない。幽霊ぽくはなかった
・山が場面にでてくる時、「森」か「崖」にシーンが寄りがちな気がする。

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