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雑談ズ

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記事一覧

レンチンパスタに反逆された日

レンジで茹でられるパスタ容器が、僕の生活を変えた。 とにかくめちゃくちゃ便利なのである。…

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雑談*落とし物が降ってくる

n. 週末の昼下がり。 駅に電車が到着して、乗る人と降りる人が雑多に行き交う階段で、突然バラ…

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雑談*いろんな落とし物

n. 小雨の降る中、ガードレールにパステルカラーの影がよぎったので思わず立ち止まった。 子供…

雑談*眠るビル、眠らない人々

21時50分、六本木ミッドタウンを通り抜ける。 こんな時間にこの場所を通るのは初めてで、なん…

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言葉がバグった日、およびその経過

n. 「すみませ、せせん、吃音おん症がででてしまってて」 2024年6月のとある金曜日の夜。 自…

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雑談*その人の未来は

作中の表現はフィクションであり、この世のすべてと関係ありません。 *o.w. 地面から湿気が立…

雑談*存在の天秤の在処は己か世界か

作中の表現はフィクションであり、この世のすべてと関係ありません。 *b.o. 窓の外には灼熱の太陽が照りつけているが、遮光カーテンと冷房のお陰で部屋の中は静けさを保っている。布団に深々と沈み込むBを、Oは睥睨していた。いや、呆れた眼差しというべきか。Bの右腕は三角巾で吊られている。目に見える外傷はその程度だが、Bの顔色は悪く、顔をあげるのも億劫な様子であった。どろり、と輪郭が揺らめいている。 「二度目の臨死体験はどうだったんだ?」 Oが声をかけると、Bははじめて相手の

雑談*「右の腹筋が足りていませんね」

「右の腹筋」って単語を生まれてはじめて聞いて、しばらくツボってた。アンディとフランクに語…

活動報告*オンラインイベント「紙本祭」第一回に参加しました

*m こんにちは。サークル呂黒木の水丘コータです。 先日開催された、オンラインイベント「紙…

雑談*憧れの人に年齢が近づいていく

作中の表現はフィクションであり、この世のすべてと関係ありません。 *b.w. ふと日が陰った…

雑談*己の手綱をとれるか

作中の表現はフィクションであり、この世のすべてと関係ありません。 *b.w. Wが書斎と呼ぶ部…

雑談*僕を線路に呼ばないでほしい

笑顔の男性たちが、線路から手招きしている。 前でも、横でも、後ろでも、ずっとずっとずっと…

雑談*「これはパイプではない」「これは窃盗ではない」

作中の表現はフィクションであり、この世のすべてと関係ありません。 ませんのだけれど、2020.…

雑談*腰はからだのかなめと書く

投票に行った。 投票所の出口の段差で盛大にすっ転んで両足首と膝と、腰をやった。 n. 1日目・足首と膝を痛めた、このときはそう思っていた。 転んだのが投票所に入る前じゃなくてよかった。入る前だったらめげていたかもしれない。 はじめは、足首を捻挫したなあ、と思った。膝は右側が擦り切れていて、久しぶりにこんなに絵に描いたような傷を作ったなあなんてのんびり思っていた。 帰宅して、夜。 いつものように夕食を作って食べていたのだけれど、椅子に座っているのがつらくなってきた。布団