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夢日記録

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2005年から書き溜めた、夜と昼にみる夢の記録をお裾分け。
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記事一覧

夢日記録♯053 同級生の顔がわからない

♯052はこちら d. 主人公:女子学生 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 学校に遅刻した。 駆け足で校舎に入る。主人公は高校の女子制服を着ている。廊下で同じ制服の子とすれ違い、まだセーフかな、と期待する。判断材料のチャイムが、まだ鳴ってないのか、もう鳴ったのか、判然としなかった。 白い廊下。増改築のせいで発生した中二階を経由して、同級生を探す。たしか移動教室だったはずだけど、どこだったっけ。どの部屋にもプレートはかかっておらず、一部屋ずつ後ろの扉から覗き込んで中を確

夢日記録♯052 修行の最終試練で山籠もり

♯051はこちら d. カメラワーク:第三者視点。特定の主人公は感じられない。 ・シーン1 「修行の最終試練だ」 そう伝えられて、男女四名が山の中に入る。忍者のような風体のように感じられる。身軽な者はすいすいと、ガタイの良い者は豪快に藪を突き進む。やがて一行は崖っぷちにでる。崖は正方形の盆地を取り囲み、そびえたつ岩とその周りの青々とした森のコントラストが目に飛び込む。盆地の地面は遠いはずなのにひときわ白く、遠近感が狂う心地。 「この淵で、我々は我々のみで過ごさなければなら

夢日記録♯051 隣人に毛布を奪われる

♯050はこちら d. ・シーン1 ベッドで寝ている。 隣で寝ている人が毛布を巻き取っていってしまって、自分の上はすっかり空間が広がってしまった。寒くて目が覚めたようだ。 でもなあ、こいつから毛布を取り返すのは難しそうだし…しっかりと体に巻きつけてしまっていて…動かしたら起こしてしまうかもしれない…。かといって、押入れまで別の毛布を取りに行くのも面倒だ。 壁と隣人の間でなるべくぴったりと接地面を確保して、熱を保持する。 うとうと。 というあたりで目が覚めた。 * ・

夢日記録♯050 非実在存在に反撃

♯049はこちら d. 主人公:不明 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 「本来そこにいないはずのもの」がうようよしている。不愉快な言葉をささやきかけているのに腹を立てて、主人公は思わず折りたたみ椅子を振り回す。シャアンという涼やかな音と共に、ガラスの破片が降りしきる。 そういえば、洗濯物を取り込んでいるところだった。 主人公の視界がはっと開けて、ベランダぎわの窓辺の風景が映る。白いカーテンのかかったフローリングの部屋。窓の外の時間や天気はよくわからない。家族が驚いて部

夢日記録♯049 ゲーム大会前夜に一夜漬け

♯048はこちら d. 主人公:リアルに近い。大学生。 カメラワーク:第三者視点 ・シーン1 ゲーム合宿(大会準備みたいなもの)の参加権の懸賞が当たったらしい。友人L、友人Rとの3人チームの数合わせで応募したものの、まさか当たるとは思っていなくて、ソフトどころかハードも所有していなかった。慌ててメンバーと大会の方に確認をとる。ハードは大会側から貸与され、ゲームは無線共有で友人たちと一緒にプレイできることになって一安心する。 友人たちは例えるなら、キルアとゴンって感じの性格

夢日記録♯048 被験者対研究者の追いかけっこ

♯047はこちら d. 主人公:被験体の女と、研究者の男。 カメラワーク:一人称から三人称まで切り替わる。 ・シーン1 病院のような雰囲気の研究施設が舞台となっている。 集められた"被験体"の男女が、一室に集められている。年齢は10才頃から20才頃まで。7名ほどだろうか。部屋はガラスで仕切られており、片側に被験体、もう片側には、彼らを推薦した研究者たちが存在している。 被験体たちはお互い初対面だし、緊張した面持ちで居心地悪そうにしている。みんな似たような、検査着のようなグ

夢日記録♯047 学食ビュッフェで指令書を渡される

♯046はこちら d. 主人公:不明。多分大学生 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 広々とした食堂。丸いテーブルに、白いクロスがかかっている。ビュッフェ型で、めいめいがプレートを手に歩き回っていた。客層は若い女性が多い、学食のような印象を受ける。 一人席は埋まっているので、主人公は入り口近くで相席することになる。グラスにつがれたピンク色の飲み物を2種類、テーブルに持っていく。先客は左側の席に座っていた。 「相席、失礼してごめんなさいね」 「いえ、大丈夫です」 友人のK

夢日記録♯046 美しい人形のような妹

♯045はこちら d. 主人公:若い男性。妹がいる。 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 妹がベッドに横たわっている。眠っているかのようだ。動いたり喋ったりしたらどんな様子だろう、と想像するが、今はそれをかなえることができない。 妹は人形になってしまった。 白い体に、白いレース生地をまとっている。棺のような黒い黒い箱の中に、白い柔らかい布をシーツにして、彼女は眠り続ける。 見飽きることがないほど、造形が整っている。 というあたりで目が覚めた。 * ・白と黒のコン

夢日記録♯045 仲違いチームで任務へGO

♯044はこちら d. 主人公:工作員っぽい カメラワーク:風景だけビジュアルが見える。主人公視点? ・シーン1 三人一人で任務を負ってここまで来たようだ。リーダー格が指示を出していたが、時々意見が食い違い、そして任務がうまく行かないこともあった。 「だから言ったのに!」などと声があがる。「いざこざしてる場合じゃないでしょ」「いつもゴリ押しばっかりじゃリスクが高いんだよ」「迷ってる時間の方が惜しい」言い争いながらも、任務の現場までたどり着いてしまった。 ・シーン2 青い

夢日記録♯044 友人を励ましに魔法具で飛んでいく

♯043はこちら 主人公:リアルと同名だがキャラは異なる。女性。 カメラワーク:第三者視点 ・シーン1 5月3日の水曜日。大学の春休み中、主人公はネット監視員をしている。学校の端末が変なアクセスをしていないか、自宅からリアルタイムで解析するのだ。違反端末の通知がくるから常に画面を見る必要はないが、シフト制なのでなるべく即時対応の準備はしておく。 風の報せで、友人Kの父親が事業不正による失脚をして、Kが尻拭いのために中国に旅立ったと知る。しばらく会えなくなるだろうか。 金策

夢日記録♯043 新型掃除機スタイル造形師、募集

♯042はこちら d. 主人公:リアルと近い カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 学校の教室。主人公は席についている。指定席はなく、講義ごとに生徒が自由に座るスタイルだ。 Cさんが教室に入ってくる。 「ちょっとも〜〜〜〜どーしよー!」 主人公の左の席にどかりと座り込む。 「ゼミ?」 「んにゃー。"コウデ"との共同コンペの授業なんだけど、組む予定の相手が離脱しちゃってさ。がっこ来なくなっちゃったみたい」 「ああー、ペア課題かあ。こっちがビジュアル担当、相手がクラフト担当

夢日記録♯042 宇宙船を追いかけろ

♯041はこちら d. 主人公:40代くらいの男性 カメラワーク:FPS視点 ・シーン1 谷底に、白い宇宙船が停泊している。 宇宙船の半分ほどのサイズで、港のように、足場が隣接している。足場は、谷底のほかに、崖の上、広い穴場の3箇所に伸びているようだ。 主人公が対岸の山から下りて宇宙船に近づいていくと、宇宙船は山肌をなぞるようにゆっくりと登っていく。宇宙船が離れると足場は一定の時間をおいて消滅する。追いかけるために足場を駆け足で通り抜けると、消滅速度はゆるやかになったよ

夢日記録♯041 白黒の道を行く

♯040はこちら d. 主人公:不明。 カメラワーク:主観と俯瞰が入り混じる。モノクロの世界。初めてビジュアルがみえた夢。 ・シーン1 主人公は道路を歩いている。二車線ぶんほどだが、ラインや歩道は存在しない。ごつごつとした地面。道路の両脇を木々が固めている、と認識しているが、色の感覚が存在しないため"緑"ではなく"暗い塊"と感じたため、植物ではなかったかもしれない。空も同様に色はなく、明るいという印象はあるが青ではない。 世界は明暗でできている。 匂い、音、触覚がない。道

夢日記録♯040 校長の娘を公然とぶっとばす

♯039はこちら d. 主人公:18才程度の学生 カメラワーク:主人公視点 ・シーン1 同年代の、20人程度が教室で席についている。 黒板に、監督生がカツカツとチョークを鳴らして文字を記している。 「ここに集められた者たちは能力者の素養ありと認められた生徒で、本来なら、力が発現した者だけがサークルや特別講義として別途研鑽することになる。」 「能力者はア×××××と呼ばれる。君たちのよく知る自警団も、大半はこの者たちだ。」 「事情により、自然経過ではなく、なるべく多くの能