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活動報告*オンラインイベント「紙本祭」第一回に参加しました

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こんにちは。サークル呂黒木の水丘コータです。
先日開催された、オンラインイベント「紙本祭」第一回に参加しました。
レポというほどではないけれど、「参加してよかったなあ」と思ったので、軽く記録します。

・感謝

オンラインイベントという手段を提供されているpictSQUAREさま、そこで紙本祭という素敵なイベント開催とnoteでの丁寧な補助をしてくださった主催者さま、本当にありがとうございます!おかげで楽しい時間を過ごすことができました。
そしてお立ち寄りくださったり、声をかけてくださったり、作品を手に取ってくださった皆様。はげみになります!ありがとうございました。

pictSQUARE公式ページ

紙本祭公式noteマガジン

・ここがよかった紙本祭(概要)

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(↑サークル向け事前入場で撮ったスクショ、をもとに作った告知画像。サークルスペースやアバターは自由にデザインできます。)
pictSQUAREのスクリーンショットはtwitterで拝見していたのですが、いざ自分でアバターを動かして”会場”に入ると、思った以上に臨場感があります。
[ブースを見る]
→[サークルカットやお品書きを見る]
→[作品を立ち読みする]
→[購入する]

という導線が、リアルと近い体感で得られました。
混雑や人の目を気にしなくてよい、じっくり立ち読みできる、という点ではリアルイベントよりも余裕を持って回れるかなと思います。

もしアバターもスペースもなく、通販ページが並ぶだけの構造だったらただのリンク集になっていたと思います。
(今回は150スペースということで、もしリンク集として公開されてたら最後までたどり着けなかったかもしれない、と思います)
だけど、会場があって、自分のアバターがあって、ひとつひとつスペースを巡っていく…という”体験”が得られたとことにより、イベントと呼ぶにふさわしい場だと感じました。
チャットで話しかけてもらったり、伝言板でメッセージを残してもらったりというやりとりもはげみになりました。

今回参加した「紙本祭」は紙物なら冊子・本はもちろん、栞・クラフトペーパー・原画など、形状を問わず紙作品のサークルが参加できるということで、「周りのスペースが紙もの好きしかいない」という安心感がありました。そのうえで、普段出るイベントでは出会えないようなジャンルの方や、遠方の方と出会えたという幅広さが楽しめました。
(購入者割合に北海道・東北の方が多く、普段東京のイベントに出てる自分としては、得難い出会いだったなと思います)

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・オンラインイベントって色々あるらしい

コミックマーケット、デザインフェスタ、コミティアといった、リアルイベントが中止・縮小している現在。「オンラインに会場を設けて、自宅からイベントに参加しよう!」という取り組みです。
既にいくつかの企業や団体が仕組みを作って開催しています。
サークル参加者と一般参加者はオンライン上の会場で交流したり、作品を観賞して、欲しい作品があれば通販ページで購入する、という形式がスタンダードなようです。詳しくは検索してみてください。

・pictSQUAREっておもしろい

今回参加したのは、ドット絵のアバターで会場を歩き回れる「pictSQUARE」でのイベントでした。
現在登録無料なので、気になったイベントがあれば気軽に立ち寄ることができます。PC/スマホから、ブラウザで入場することができます。出先から隙間時間にお散歩できるのも有難いですね。
自身のアバターをアレンジすれば没入感が増します。

・紙本祭(オンリーイベント)の一体感

オンラインイベントシステムの「pictSQUARE」を利用した、「紙ものオリジナル作品の出展者のみ」のオンリーイベントです。本や冊子はもちろん、カード、栞やデザインペーパーなどのグッズも可。
周りに同士しかいない、という安心感はオンリーイベントならではです。
詳しくは紙本祭の公式noteで告知されています。

・参加方法が簡単&主催者さんの手引きが充実

紙本祭の主催さんがとにかく丁寧に参加方法をまとめてくださっています。
いままでオンラインイベントに参加したことがなかった自分でも、イベントを知ってその日に参加申請を行うことができました!とても気軽。
サークル情報の登録の仕方、お品書きやサークルカットの作成など、事前準備の方法をまとめてくださっていたので、とても助かりました!!これがなかったら今回は参加を見送っていたと思います。主催さんの手厚い支援に感謝します。
また、サークルスペースの作り方やアバターの作り方などはtwitterでノウハウや素材を共有してくださってる方がいます。有志の方々のサポートがすごいので、今回は手数を抑えてやりたいことができました。背景素材を共有できると複数のイベントに参加するときに流用できるので、やりはじめると遊べそうです。

・サークル参加してよかったこと

とにかくテンションがあがりました。
普段の弊サークル通販はあくまで現地で買いそびれた方向けで、告知も控えめにしていたのですが、紙本祭をきっかけにお問い合わせいただいた方もいらして励みになりました。リアルイベントがなくてモチベが下がっていた自分には刺激になりました。
机の広さにとらわれない作品展開ができる。
サークル作品が、キャラクターのイラスト・非キャラクターのイラスト・ペーパーアイテム、と方向性がいくつもあるので、普段のイベントではどれかに絞って搬入していたのですが、今回は面積を食い合うことなくお見せすることができました。おかげで全方向性の作品が何かしら手に取って頂けました。
作者在廊してなくてもよい。
もちろんチャットでのリアルタイムコミュニケーションをとるならいたほうがいいですが、通販システムが放置できる形式であれば、いなくて大丈夫です。本人不在でも平日のイベントにも参加できるし、人が集まるタイミングでスマホで顔だしすることもできます。(イベントによっては、アバターを集めて記念撮影なんてこともやるようです)
今回は、同時開催の別イベントに出てます~という方もいらして、かなり自由度が高いなと思いました。(文学フリマとコミティアが同日別会場のときは諦めていたので…)
負傷してても出れた。
現在、肩に鞄をかけられないレベルのダメージを負っているので、リアルイベントだったら搬入で死んでたと思います。負傷の少ない参加、たすかります。

・自前の既存の準備で対応できた

今回は販売前提のイベントだったので、もともと通販ページを持っていたこと、自宅に在庫があったこと、リアルイベント用に告知画像の準備があったことが功を奏しました。

・既存の準備がない方は

イベントによっては展示のみの参加や、ネットプリントのみの参加OKというものもあるので、通販できないという方はそちらもお試しできます。
通販ページに関してはpictSQUAREと連携している自家通販サービスのpictSPACEが使い勝手がよいようです。こちらを利用すると、pictSQUARE内で購入手続きができたり、試し読みページが充実できるようです。

pictSPACE

・一般参加ももちろん楽しい

普段合同サークルしている友人とさそいあわせて、通話しながらサークルをめぐっていたのですが、これがめちゃくちゃ楽しかったです。ただの雑談通話みたいなものが苦手なのですが、こうやって「イベントを楽しむ」などの目的を共有して、同じ空間をみながら感想を伝え合うのは、リアルのイベント会場を思い出して、体験が拡張された感覚がありました。混雑を気にせずに本を立ち読みしてうんうんいったりするのはオンラインならではだと思います。
あとオンラインならではだなーと思ったのは、通販・紹介ページをその場ですぐに別タブで表示して、「あとでじっくりまとめて読む」ができることです。通り過ぎたら最後ってならないの、たすかります。友人と散歩したあと店番のタイミングで目を通していたのですが、販売サイトだけでなく活動アカウントにすぐアクセスできたり楽しいですね。
リアルイベントだと、名刺をもらってもなかなか見に行けなかったりすることがあるので、それっきりにならずに済むのがたすかります。

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だいたいこんなとこかな。

思いついた順に書いたので書き逃したり不備があるかもしれません。推測や古い認識で述べた部分があるので、事実と異なる点がありましたら修正しますのでお声かけいただければ幸いです。

今回はpictSQUAREがベータ版で、参加費無料だったこともあり、利益をあげることができました。twitterでも告知しておりました通り、今回のイベント利益分に関しては、コミティアクラウドファンディングの支援に充てさせていただきました。
(時系列としてはクラファンで分不相応な支援量をはたしてしまう→今回の利益がでる、なので、やり過ぎた分の補填をさせていただいた形です。ほんとうにありがたかったです…!)
今後は参加費が有料になったりいろいろ発展していくなかで変わっていくところも出てくるかと思います。が、ひとまずこのスタートを切れたことが楽しかったです。また参加したいですね。
みなさま、重ね重ねありがとうございました。また会いましょう。

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