Rockaku森田

コピーライター事務所でおなじみかもしれない株式会社Rockakuの社長やってます。

Rockaku森田

コピーライター事務所でおなじみかもしれない株式会社Rockakuの社長やってます。

マガジン

  • フリーランス(的なひとたち)のための経営note

    フリーランスや、フリーランスになろうかどうか考えているひとたちのためになったり、ならなかったりする雑文をまとめてみました。

  • ころがるえんぴつ

最近の記事

創業16周年記念企画「コピーライター事務所であるRockakuはどんな仕事をしているのか棚卸ししてみた」

はじめに 株式会社Rockakuは2023年4月をもって創業16周年、法人化11周年を迎えました。なんの節目でもない中途半端なタイミングですが、昨年8月から新たなメンバーも加わり、社内の制度やコミュニケーションの整理を進めていたりします。 その中で、「そもそも創業以来の歴史を見てきた森田と、途中から加わっていったメンバーとでは、会社や仕事に対する認識も違うし、森田がなんとなくSNSやnoteで発信している仕事の話って、あくまでも森田さん目線だよね……」という話題がよく出る

    • インタビュー経験が文章力の基礎になる5つの理由

      はじめに ども!基本的に「noteはいつも久しぶりの投稿」でおなじみの森田です。 「◎つの理由」って自分で書いてみると結構恥ずかしいですね……でも、敢えてこのまま書いてみます。 さて、今年の夏、数年ぶりに新人くんを迎え、いっしょにごりごりお仕事をしています。 ウチの会社はコピーや企画やライティングを生業にする会社でして、基本的にスタッフが書いたものを僕か他のスタッフが確認・フィードバックして、可能な限り磨き上げてから提案・提出していくスタイルを続けています。(そんなに特

      • 忘れようにも来年あたりまた会うであろう先生

        「モリタくん、なんで授業に出なかったんですか?」 「ちょっと、その……アレで……」 「わかりました。アレですね」 その場で出席簿に「アレ」と記入してみせ、にやりと笑って僕を沈黙させる。高校時代の恩師、U先生との出会いは、どういうわけか中学1年の時だった。僕が通っていたのは東京の多摩エリアにある中高一貫校。中学の歴史の教師が足らなかったらしく、高校の日本史担当であるU先生が借り出されたのだった。 中高一貫の私学校。基本的に当時は終身雇用で転勤もなく全体的にゆったりした教師陣

        • コピーライター事務所をはじめて15年経ったんですけども……

          久しぶりの投稿になりますが、今日(3月31日)は特別な日なので、仕事めちゃ片付いてないですけど筆を執りました。 何が特別なのかと言えば、会社員を辞めて「Rockaku(ろっかく)」というコピーライター事務所をつくってフリーランスで活動し始めてからまるっと15年目かつ法人化10期目の最後の日なんですよ。 我ながら、よくぞ生きてこれたなあと思います。 だって、独立する前、2年以上勤務できた職場、なかったんですよ? 辞めるときも、なにかアテがあって辞めたわけじゃなくて、 上司

        創業16周年記念企画「コピーライター事務所であるRockakuはどんな仕事をしているのか棚卸ししてみた」

        マガジン

        • フリーランス(的なひとたち)のための経営note
          10本
        • ころがるえんぴつ
          13本

        記事

          CAMPFIREコミュニティ「VMV開発」ストーリー

          こんにちは。株式会社Rockakuの森田です。私のことを全く知らない方もいらっしゃると思うので、本題に入る前に簡単に自己紹介をさせていただきます。 森田 哲生/株式会社Rockaku 代表取締役 1978年生まれ。編集プロダクションや広告制作会社を経て、2007年にコピーライター事務所「Rockaku」を創業し2012年に法人化。広告制作から、オウンドメディアの企画・編集、ライティング業務全般、企業やブランドの根幹に関わる理念やコンセプトづくり、セミナー講師など幅広い仕事を

          CAMPFIREコミュニティ「VMV開発」ストーリー

          専門分野の基礎知識を相互に“開く”と、仕事の景色がちょっと変わる気がしませんか

          事の発端は、この↑Facebookへの投稿でした。思いつきで書いたんですが、コメントやメッセでいろいろご意見をいただいて、ちょっと真面目に考えて見たんですよね。そしたら、これって、けっこう画期的な何かをもたらせるんじゃないかってことに気がつきました。 そもそも僕が日頃携わってる広告やサイト制作、企業やプロダクト、サービスなどのブランディングって、基本的には複数の異業種による協業で成り立つ仕事です。 僕らコピーライターは企画やコミュニケーションの設計、言葉の表現などの専

          専門分野の基礎知識を相互に“開く”と、仕事の景色がちょっと変わる気がしませんか

          VMVとかコーポレートメッセージばかり書いているコピーライターが最近の開発プロセスをざっくりまとめてみたぞ2021

          はじめに 先日、自分の脳内整理のために、ざっくりぽんとFacebookにVMVやコーポレートメッセージの開発プロセスを投稿したところ、意外にもけっこう反響があったので、少し加筆修正してここに書いておこうと思います。 先に断っておくと、この方法論自体は、これまで現場で学んできたこと、書物から模倣したことなどを独学・独断で合成・補正して構築したものですので、そこんとこよろしくお願いいたします。 なお、ここで書き出しているプロセスは、テンプレじゃありませんし、複数のプロジェク

          VMVとかコーポレートメッセージばかり書いているコピーライターが最近の開発プロセスをざっくりまとめてみたぞ2021

          ときどき事務所の近況(2021年2月)〜SNS フォロワーからリアルな関係人口への広がりとかなんとか〜

          この奇妙な拠点を巡る「異常事態」 ども。株式会社Rockakuの森田です。 ちょっと前まではフリーランスやクリエイター向きの経営話を中心にフォロアーを増やしてきた僕ですが(とは言え未だにジリジリ読んでいただけていて、いつの間にかフォロワーが6800とかいってました。びっくり!)、ここ最近は新拠点「ときどき事務所」の話を書いています。これまでのあらすじは下記の記事に詳しくありますんで、よかったらご参照ください。 2回目の投稿からの大きな変化としては、フルリモート移行に伴って

          ときどき事務所の近況(2021年2月)〜SNS フォロワーからリアルな関係人口への広がりとかなんとか〜

          自宅近所の変な一軒家を借りて仕事場にしてからの変化と、これからのこと。

          久しぶりの更新となりますが、前回「前編」で終わっていたこのnote↓の続きを書いていこうと思います。今回が「後編」かというと、うーん。なんだろう。「続編」って感じですかね。 前回までのあらすじ 少し時系列を整理しますが、2020年春……言うまでもなく新型コロナウイルスの感染拡大が起こって、在宅での仕事を余儀なくされました。 んで、5月前半くらいまでは仕事も減って、かなり不安な気持ちを抱えたまま、それでも必死に仕事をして……幸いにも徐々に仕事量が増えていき、狂ったようにオ

          自宅近所の変な一軒家を借りて仕事場にしてからの変化と、これからのこと。

          自宅の近所にある古い一軒家を借りた話/前編

          ことの発端の、少し前の話 前提として追記しますがこの記事は株式会社Rockakuの移転の話ではありません。どちらというと、個人でコワーキングスペース借りるくらいの気持ちで、一軒家を借りた話だと思ってください。念のため。 僕は東京と埼玉の県境の埼玉側、戸田市…駅でいうと埼京線の戸田公園の近くに住んでいます。 学生時代に出会った奥さんの実家(現在の自宅)があって、こそこそ通っていた時期を含めれば、もうかれこれ20年、この街と関わってきました。 ここは一時期は市がお金をかけて

          自宅の近所にある古い一軒家を借りた話/前編

          パパ歴2年弱。あってよかった&買って正解!“育児ギア”まとめました

          はいどうも。 コピーライター事務所、(株)Rockakuの代表やってる森田です。 今回はnoteでは初の育児ネタを書いてみようと思います。 2018年10月に第一子が誕生して以来、もうぼちぼち2年が経とうとしていること。さらに、2020年7月(この記事書いてるのが6月下旬なのでもう30日くらいしかない!)に第二子が産まれる予定であることなんかがあって、この約2年間をいろいろ振り返っていました。 で、ひとつ気づいたというか、まあ、前々から感じていたことではあるんですが、「男

          パパ歴2年弱。あってよかった&買って正解!“育児ギア”まとめました

          パワポでつくる!ノコギリは使わない!ぶきっちょ仲間のためのDIY棚設計&制作講座

          こんばんは。今回は経営の話もフリーランスの話もコピーの話も一切忘れて、僕の純然たる趣味、DIYの棚づくりについて書いて見たいと思います。 僕自身は元々、測量とかがすっごい苦手で、定規で線もまっすぐに引けないようなDIY適性が低いタイプの人間でした。そんな僕がなぜ、DIYを「純然たる趣味」と呼ぶようになったのか。 きっかけは今から3年前くらいですかね。自宅(=おくさんの実家)にある書庫の本棚が崩壊しはじめたこと。 僕はおくさんが大好きなのですが、この人、あんまり「アレがほ

          パワポでつくる!ノコギリは使わない!ぶきっちょ仲間のためのDIY棚設計&制作講座

          【生存報告】 僕はとりあえず前を向いて生きてますよ

          今だから言えますが、3月末……僕はいろいろな覚悟と算段をはじめていました。 「どう考えても仕事が増えるというファクターが見当たらない」 独立して13年間の中で鍛えられた経験が、逆に、揺るぎない危機感を生んでいました。 一応、蓄えがなかったわけではありませんでしたが、時間とともに使えるキャッシュが少なくなることは予測できていましたし、あるうちに見通しを立てておかないと不安に負けてしまいそうでしたね。 早々にマネージャーと相談をはじめ、5月以降の休業、貯蓄や保険の計算

          【生存報告】 僕はとりあえず前を向いて生きてますよ

          「この状況下」の先にある世界の変化と、今こそ考えた方がいいかもしれない事業の「編集」と「言語化」について

          ABOUT USをつくる仕事 どもです。株式会社Rockakuというコピーライターばかりが集まった会社をやっている森田と申します。 コピーライターといっても、世間でイメージされるようなCMやマス広告の仕事ばかりではなく(たまにCMや交通広告もやってますよ)、採用サイトのインタビューコンテンツや、企業のオウンドメディアの企画・編集、経営者の相談役などもやらせていただいています。 僕個人としては特に、スタートアップ企業や拡大したベンチャー企業などの事業を情報として整え、社内

          「この状況下」の先にある世界の変化と、今こそ考えた方がいいかもしれない事業の「編集」と「言語化」について

          オンライン化がもたらす変化〜属人スキルがアプリ化するかもしれない件〜

          ただ今、2020年4月12日になろうとしているところ。 きっと歴史に残るであろう「緊急事態宣言」発令後、初の週末です。 「現時点」で今、自分が観測し、推測していることについて書き留めておこうと思います。正解は……数ヶ月後か、数年後か?なんて。 さてさて、なかば強制的にテレワークとオンラインMTGが大前提になってから約2週間が過ぎています。その渦中にありながら、この「変化」が今後の世界に(とりわけ僕らの仕事の仕方に)どんな影響を与えるのか……について自分なりに探ってきたのです

          オンライン化がもたらす変化〜属人スキルがアプリ化するかもしれない件〜

          以前、そこそこ反響をいただいた「インボイス制度」の解説記事( https://note.com/rockaku/n/n01c4f49bba4f )の動画版が公開されました。 ⇒ https://youtu.be/j-7SapMaSl0 クリエイター専門の会計マネジメントを手がける福島氏の解説付きです。

          以前、そこそこ反響をいただいた「インボイス制度」の解説記事( https://note.com/rockaku/n/n01c4f49bba4f )の動画版が公開されました。 ⇒ https://youtu.be/j-7SapMaSl0 クリエイター専門の会計マネジメントを手がける福島氏の解説付きです。