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みずき
2021年2月20日 21:00
遅くまで仕事をした日、わたしはときどき少し遠回りして国道を歩いた。色とりどりの光を放つ大きなトラックや、風だけを残してあっという間に見えなくなるバイク。犬と一緒に夜の散歩をするご老人、ファーストフードから出てきて自転車にまたがる塾帰りの中学生。まばらな街灯と星明かりの下で、みんな夜に半分姿を隠されている。誰かの気配を存分に感じるのに、誰も彼も干渉はしあわない。それぞれの人生が一瞬だけ交わる
妻咲邦香(小さな気持ち)詩を書いてます。安曇野の手作りのお菓子屋さん。
2021年2月12日 11:22
深淵はもう飽きました表層に憧れてますうらぶれた地質学に小さな納屋を建て夕陽のことを考えて、戒名と共に暮らす昨日の事を今日のように話す家畜と生活の匂いのしない長さと大小の容れ物に仕舞われた作物と舌先(のようなもの)と戻った時にはひとりだった今度は耐えられるだろうレンズの裏側に捕らえられた展望のうち一体どれだけのものを私は相続出来るだろう?どれだけの足が私の後を追うだろう?