留学したら英語力が下がった話

こんにちは。
ちょっとこれは誰にも言えないことなので(特に親には)ここに書きますね。
最近留学が終了して、そこで学んだことも整理できたので、留学の総まとめとしてこの記事を書きます。

留学で学んだところ

留学では文化交流も行いますが、その時に率直に思ったことは「なんだ、そんなに私たちと変わらないじゃん!」でした。文化的に異なった背景を持っていることは確かで、国際理解という言葉があるくらいなのでちょっと肩肘張っていたのですが…
差はあるにしても日本人の間にある文化の差くらいの違いでした。
日本人の中でも、出身地や家によって少しいろいろな価値観の差があると思いますが、それを普段受け入れながらすごしている私たちからしたら、国の間の差なんて特段気にする必要もないことがわかりました。人類、皆兄弟ですね。

留学で英語力が落ちた?!

これは釣りでもなんでもなく、本当のことです(;'∀')
CASECという簡易版TOEICみたいなものがあって、それを留学前後に受けて変化をみるという試みでした。
ちょっと戒めのために公開します。

CASECのスコア
留学前→685(TOEIC換算で700)
留学後→677(TOEIC換算で685)

まあ誤差、と言ってしまえば誤差なのかもしれませんが、留学でずっと英語に触れたらちょっとはスコア上がってるかな~と思うじゃないですか!(同じプログラムに参加した人は「飛躍的に上がった」とも言っていたので、すこし期待していた自分もいました。)
でも、現実はこんな感じでした。(ちなみに、1月にノー勉で受けていたTOEICは750点でした。普通に留学前もスコアにショックを受けていたことを公開しておきます。)

誤差で終わらせない

このままでは私の3週間が無駄?になってしまうので、分析しようと思います。
CASECは4つのパートに分かれていて、1,2は語彙や会話表現が問われ、3はリスニングで4はディクテーションという感じなのですが、

 留学前→留学後
①175→159
②138→163
③216→181
④156→174

とこのような結果でした。
偶数番のセクションでは上がっていて、奇数番のセクションでは下がっていることがわかりますね。偶数番のセクションでは、リーディングでは文脈から正しい文を選ぶ、ディクテーションが問われていたことから、これらの技能が上がったと言うことが出来ます。また、奇数番のセクションでは語彙やリスニング(短文の会話文から長文の講義まで)が問われていたので、これらは今回正解することが出来なかったと言えます。

しかし使わない技能は落ちていくとすると、この結果には納得がいきます。
①正直、少ない表現でも会話は成立する。(知っている表現を上手く使う)
②長い講義を聞く機会(=長時間集中して話を聞く授業)があったわけではなかった。
③実際の会話では文脈があるので、すべてのことが聞き取れないということはない。何となくどういう意味かは分かる。
④この留学でついたスキルは「会話力」だと感じている。(スピーキング)
⑤人が双方で会話するときに用いる短文は完全に聞き取ることが出来るようになった。(=ディクテーションのスコアがのびた)
以上の5つの理由です。

今後について

現状を把握することができたので、何をするかもわかりました。

穴を埋めるために

①語彙
まずは大学受験の時に使っていた単語帳や文法書を見直したり、TOEICのPart5対策用の問題集を行うことが必要であると考えます。(後者の方が今後のスコアに直接効果を与えるかもしれないと思います。)よくでる会話表現をどのようにマスターするかは、今のところ映画をみたり、Podcastを聞くくらいしか思いつかないので、これから検討してきたいです。(正直毎日これを行うことは厳しいです。映画が好きじゃないので続かないんですよ汗)
②リスニング
これは何か英語資格の教材を用いて、ディクテーションを行うことが良いと考えます。理由は、自分の現時点の強みがディクテーションだからです。短文でできるのであれば、徐々に聞き取れる・理解できる分を長くしていけば講義を聴く長いリスニング問題もわかるのではないかと思うからです。また、リスニングの点を1週間くらいで伸ばしたことがあるのですがその時行っていた勉強法で、自分に合っていると考えられるからです。

強みをさらに活かすために

①話すこと
私が今回の留学でできるようになったな、と思うことは、英語を話すことに抵抗が無くなったことです。(正確ではないとは思います。でもそれは日本語でもそうなので一回無視してみます。)まだ留学の名残が残っているうちにオンライン英会話を始めてみたいなと思っています。(実現したいので、これ書き終わったらすぐに情報を集め始めます。)この夏まだ国際交流?が待っているので、その時にも臆さず話せたらいいなと思います。
②ディクテーション
これは先ほども書いたとおり、リスニング力を伸ばすために用いたいです。会話において基礎はリスニングだな、と今回の留学で感じました。いくら向こうが問いかけてくれてても、聞き取れなかったら返すにも返せないですよね。しかし、いくら話すのが苦手でも言っていることがわかったらそれについて考えることが出来ます。リスニング力が一番大きな課題です。はい。

まとめ

今回の結果は使わないところが下がり、できるようになったことは上がって、プラスマイナスした結果マイナスの方が大きかったということのようです。しっかり分析しないと見えない景色もありますね。
分析したあとに行動に移さないと分析していないのとそう変わりないので、しっかり行動に移していきたいです。
その第一段階として10月末にIELTSを受験することにしました。理由はスピーキングもテストしてもらえることと、今月末に対策講座を取ったこと、また、以前の記事に書いた通り、今後の留学等に使えるかもしれないからです。それまではIELTSに特化した英語学習をしていきたいです。(ちゃんとできるか不安ですが。ほかにもたくさん勉強したいことがありすぎて後回しになりそう…)資格に関してはこちらの記事も読んでみていただけると嬉しいです!


長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。これからも英語の勉強を頑張りたいと思います。
皆さんが頑張りたいこと、または頑張っていることがうまくいきますように。一緒に頑張りましょう!




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