ほんとうのわたしは好かれないが、わたしの作品を好きだと言う人がいる。
わたしは好かれないが、わたしの作品は好かれるという自己分裂しそうなこと、その作品を作っているのもわたしなんだけどな、とずっと感じていた。そんなことと、葛藤していた気がする。わたしはそんな丁寧な人でもないし出来た人間でもない、その自己矛盾にほんとにそれでいいのか?と思っていたけれど、作品と自分の距離が縮めば縮むほど、別の難しさも生まれてくる。ほんとうの自分は友達だけに見せて、作品にはほんとうの自分のカケラを今後は散りばめていくことにしようかなと思う。わたしはエッセイストではない