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取り乱しというキーワード

過日の青本柚紀さんとのアフタートークの中で、「取り乱し」という言葉が出ました。後編の執筆の中で思考していたものだったということもあり、その話が出来てよかったなと思っています。2023年の『ことばにない』後編は非常に今、ここ性が高い作品だなと思いました。

『ことばにない』のこれからの長い未来があったとして、改稿したりということがあるのであれば、前編も後編も作品としては年々研ぎ澄まされていくのかもしれないけれど、2022年、2023年上演版は長いスパンで見たとしても、わたし個人にとって、かなり重要なものであるに違いないと思いました。

執筆の渦中で、わたしの主体は作家性と個人性の引き裂かれの中にあったけれど、だんだんその引き裂かれ度合いも薄まっていくんだろうな、ということをふと感じました。

ダラダラと書いてしまいましたが、後編の上演も半分折り返しました。今日は前編の上映会があります。よろしければぜひ!

演劇作品をつくっています。ここでは思考を硬い言葉で書いたり、日記を書いたりしています。サポートをいただけますと、日頃の活動の励みになります。宮崎が楽しく生きられます。