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p.22【途上国支援】ふりかけの可能性
こんにちは、今日は、途上国へのふりかけ支援の話を書こうと思います。
以前私が留学した際にお世話になった特定非営利活動法人のPARCiCさんでやられてる取り組みの一つに、途上国の学校給食への魚を使ったふりかけの導入・生産により、子供たちの栄養改善と職の機会を増やしたというものがあります。
この話を聞いた時、ふりかけという着眼点が私にとってはとっても新しいものでした。途上国に食べ物を支援するとなるとパンや米、芋といった主食になったり、ひとつで満腹になれるものを選ぶことが多いと思っていたので、私の中では、ふりかけなんて逆に贅沢品というか、お米を自分で買えて、且つ余裕のある人々が手にすることができるものという位置付けでした。
でもその考えはすごく安直でした。
途上国は漁業のような一次産業で生計が成り立っており、その一次産品に加工を施し、自国で生産できれば、雇用が生まれ失業者は減り、新たな特産品に繋がったり、利益拡大も狙えます。また、現在はスーパーマーケットや露店、学校など、さまざまなところへのマーケットの拡大を行っているそうです。
また、途上国の漁村では男性が釣りに行き働き、女性は家事をこなすという習慣が根強くあるため、男尊女卑や、女性の雇用機会が少ないという構造があります。そのため、PARCiCさんのこちらの取り組みでは男性が釣ってきた魚を加工してふりかけにする工場で女性を雇用し、女性の地位向上にも貢献されています。
ふりかけは、そんな途上国の主産業である漁業を活かして雇用を生み出し、社会構造の改善に貢献し、さらには人々の栄養状態の改善にも繋がるという素晴らしい可能性を秘めているんです。
たかがふりかけ、されどふりかけ。
私も自分の夢を型にするために頑張ります。
絶対に諦めなければ世界は変えられる!
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