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私をごはんデートに連れていくなら”箸の紙留め”を破らないで

私はお箸の紙留めをきちんと扱えない男と一緒にごはんに行きたくない。

デートに行くときはいい男と行きたい。私はあなたにおごってもらいたいから一緒にいくわけじゃない。私の好きな時間をあなたと一緒に過ごしたいと思ったから行ってるの

いい男は、私だけじゃなくていろんな人に対しても、相手を大切に思う"気持ち"を大事にする男

だから、気が付いてほしい。「お箸の紙止めを破らないで。」

お料理屋さんにご飯を食べに行くというのは、お店にお金を払えばいいってことじゃない

みなさま。

お箸の中央についている紙留め=帯はどうや扱われていますか。ごはんを食べる一番最初のお箸の扱い方。箸を無理やり引っ張って、その帯を破ってませんか?

お箸のお話。和食店に行くと供される、真ん中部分に帯のついた「利休箸」。利休が桃山時代に茶懐石用に考案したものなんです。普通の人は興味ないと思うのでそこまで気にしなくていいんですけど(笑)

その箸の紙帯がきっちり締まっている帯だとお箸が抜けにくいのは本当にわかる。だけど、帯をビリっと破かないでほしい。破るということは「縁をきる」という意味。だから私の目の前で縁をきるという行動をしないでほしい。

#箸の紙留めの外し方
1.箸を手に取り、下の箸を持つ
2.つまんだ箸を、すべらせるようにずらす
3.帯を抜き、盆の上に置く
4.お箸を箸置きに戻す

ただこれだけ。本当に簡単。少し意識するだけ伝わるの。

私の大好きな和食だからこそ。私達が表現できる文化。お料理の最初はお箸を触るときは、誰だってまだお酒に酔っていない。だからこそ気になるの。

お店にお金を払っておいしいご飯を作ってもらっている。私たちはお客さん。だからってお客さんが本当に神様のようにえらいわけじゃない。私たちもお客さんとしてお店の方に尊敬を表したい。

相手への尊敬の仕方を知っている人だと本当にすてき。

みんなが少しずつ気を付けて、みんな幸せになる。そんな世界だといいな。

料理を作ってくれる方に「尊敬している」ことを表せない男と一緒にいたくない

そもそも人を尊敬できない人とは同じ空間にいたくない

尊敬される人より、全ての人を尊敬できる人のほうがめちゃくちゃかっこいい。友人であっても、知り合いであったとしてもそういう人と関わっていたい。

個人の考え方によるとは思うけど、大抵の人は私と同じ意見だと思う。

それも女の子をごはんに誘うときは、デートという意識ではなくても、そこまで仲良くない限り女の子をエスコートできる男のほうがいい。みんなジェントルマンがだいすき。

そんなジェントルマンは絶対どんな人でも尊敬心をもって接することができる。ここでは男性をイメージしているけど、同性のお友達にも同じ気持ち

人間だから偏見を持っていたり、こだわりを持っていたりする。時には自分と馬が合わない人だっているだろう。

でもだからって、尊敬せずに接していいわけじゃない。偏見をもっててもいいけどそれを表に出してはいけない。その配慮ができる人にみんなにもなってほしい。そして、私もそういう人になりたい。

マナーを知らないことを恥ずかしいと思って隠すほうがださい

「お箸の紙留めはどうしたらよかったんですか?何かあるんですか?教えてください。」

マナーを知っていることに年齢や経験は関係ない。ただ知らないなら、一度プライドを捨てて素直に聞いたらいい。正直で誠実な人はほんとうにすてき。

女の子の前でずっと間違えているままのほうがださい。知らないならわからないって周りにちゃんと伝えて勉強したらいい。

間違ったことを自分に不利だったとしても素直に表に出せる。相手のことを尊敬できる人は尊敬される。そんな人は誰からも信頼される。

そんな人になってほしい。

私はここであなたたちにどうしてほしいか伝えているけど、この私の価値観をあなたに強要しているわけじゃない。だから、私の意見が違うなら違うと素直に言ってほしい。私は知ったかぶりなんてしない。

分からないものは分からない。知っているものは自信を持っている。

だから、今ここで学んだあなたも気を付けてほしい。

そのマナーを知っていたところで、一緒に連れていく女の子にマナーを知らないことを求めてはいけない。他人に強要したらだめ。

そもそも、マナーは常識なんかじゃない。あなたがしたいと思ったときに気を付けようと心がけるもの。

だから、あなたが相手を尊敬したくないと思ったら、一切私の話なんて聞く必要なんかない。

私といる時、常にマナーに気を付けてほしいわけじゃない。ただ人を尊敬してほしい

お箸のお作法に限らず、和食のマナーがたくさんある。でもそれを全部気にしていたらきっと疲れてしまう。

本当はいろんな人への尊敬が自然とできるならば、いいひとだと思う。だけどお酒が入ると気持ちが緩やかになってしまう。だって人間だもの

私はあなたに100を求めているわけじゃない。ただ、20だけ頑張ってほしい。

その頑張り方がわからないなら、ちゃんとわからないって教えてほしい。それに年齢や経験、今までの過去なんてまったく関係ない。変なプライドなんて必要ない。

お店で気持ちよくおいしいものを「おいしいね!」っていいながら、食べれるのがきっと一番いい食べ方。気を使いすぎて、親方やシェフに挨拶してほしいわけじゃない。

ただ少しだけお料理を作っている人や、一緒にご飯を食べている相手を尊敬して、ご飯という時間を楽しんで。

みんなが少しだけ気を使って、みんなが幸せだととってもいいよね。

P.S.
最後まで読んでくれてありがとうございました。感情で書いてしまった部分が多いのですが、私のような人はすくなくてもいるのではないのでしょうか。そんな人のことをいろんな人にもっと知ってほしい。そんな思いで書きました。感想をコメントで聞けると嬉しいです。この記事を読んだ人に少しでも救われる人がいますように。

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