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劣等感を持つのは、私にはできるっていう自信があるから

「人と比べなくていい」ってのは知ってる。

いままで出来るだけ比較しないように努力してきた。他人の魅力的なところは全力で言葉にして伝えるようにしてきた。できるだけ、他人のことを気にしないように自分の人生も全力で生きてきた。

それでも時々、劣等感という存在が重すぎて押しつぶされそうになる。

でも、そんなときある知り合いの話を思い出した。

劣等感をしんどく思えるなら、それは劣等感を抱いてしまう他人に自分もなれるという可能性を自分で信じているってことじゃないかな。

どうしても他人と自分を比較してしまう。そんな自分がだめだと思ってた

他人と自分を比較して劣等感にさいなまれて、自己嫌悪に陥る。ネガティブ気持ちになる。自分がしんどくなる。

余計なことを考えずに、一生懸命、自分の人生を生きようと思っても24時間365日ずっと気を張って生きていけばいい。そんなことは分かっている。

でも、それでも他人と自分を比較してしまって劣等感に押しつぶされそうになる自分がいることがどうしても許せなかった。しんどかった。

だから、劣等感を持ってしまう自分を変えるために自分の感情をコントロールすればいい。

その自分の感情をどうしても変えたいと思って心理学を勉強した。とりあえず、私から劣等感を持っていない風の人に会いに行って話を聞いた。嫌われる勇気も死ぬほどよんだ。作者の岸見先生のインタビューは全部読んだ気がする。

「ネガティブな人は、他人と比較する。
 ポジティブな人は、過去の自分と比較する。」

頭の中では理解できる。それでも、私はどうしても生まれてしまう自分の感情を変えることなんてできなかった。だから、勉強不足なのかと思って岸見先生の講演に行った。

私にはあるのは圧倒的な行動力。不登校を変えるときも、いじめを変えるときも必ず行動が全てを変えてくれると信じてた。

自分の行動が絶対気持ちの消化に役立つと信じてた。

どんな努力をしても、時間があるときにふと生まれてしまう劣等感からは逃げられなかった

ネガティブな感情をもってしまう自分が嫌で諦められないなら、そのままの自分を信じてみよう。あきらめられるまで、自分の気持ちに純粋に行動しよう。

でも、やっぱり悔しかった。もともとの勉強ができる奴は努力せずともできる。親が金持ちだと、教育環境が整っているところに努力せずともいける。美人は男に困らないし、イケメンなら女やお金に困らないのかもしれない。何かを作り出す才能があれば本当に心底うらやましい。私もそうなりたいと思ってた。

自分と他人を比べたってしょうがないのは分かっている。でもしょうがない。自分の存在意義や、自分を自分でいいんだと思うためには絶対他人と自分を比較しないといけない。優位性を欲する自分がいるんだって。

だから私は、他人と比較してうまれる負の感情を消すために、嫉妬しないように努力してきた。でも、自分の感情を変えられなかった

最初は、気持ちを切り替えるために暇をなくすようにした。一日を朝からちゃんと活動して、夕方からはセミナーやバイト、友人とごはんっていう予定を入れて一日の夜には必ず疲れてくたくたになるぐらいの充実感をもって寝る。

他人の子となんて気にする時間なんてないように予定を生める、さみしさなんて一切感じなかった。考える暇があるから私はネガティブになるんだと思ってた。

でも、私の感じていた劣等感は消えなかった。

何かをすればするほど新しい劣等感が生まれた。そのたび悔しい思いをする。そして憂鬱になる。

いつから、私は劣等感をもつことに罪悪感を感じるようになったんだろうか。

私の劣等感は頭がいい大学の友人。行動力がすさまじい友人。インフルエンサーの友人。大学で何か大きなプロジェクトを動かしている友達。もう全てうらやましい。全ての人がうらやましい。だけど自分は何もない。そんな現実に目を背けたかった。

そもそも、競争心がないと人間は成長できないと思う。だから別に劣等感を持つこと自体悪くない。

他人に嫉妬してしまう私は、”自分の可能性を信じている”と気がついた

そんなとき、ある知人が私に言ってくれた。

「劣等感を感じるのは自分のこれからの可能性を信じてるからだよ。自分も頑張ればそうなれる。だから今の自分と比較してネガティブになるんだ。」

その言葉を言ってもらったとき、私はうまく言葉を消化しきれなかった。

今までの自分が感じていたネガティブな感情をそのまま受け入れようと努力してきたのに180度違うことを言われても意味わかんない。思考停止してkんがえることをやめていた

でも、noteを書いてきて自分がどう見られているか、たくさんの人に愛されてるんだということが自覚できるようになった。だから、だいぶ遅くなったけど、自分の劣等感に向き合う決心がやっとついた。

他人と比較して劣等感に思うのは、自分が本当はその他人みたいに出来るって自分のポテンシャルを信じ切れているから

今から宇宙飛行士になるのは、もう遅いってわかっている。だから尊敬しかしない、嫉妬しない。

でも仕事で一番稼ぐあの人には劣等感を抱いてしまう。それはあなたが自分のことを出来ると信じ切れているから。

劣等感をたくさん抱く私はネガティブなんかじゃない。私は自分のことを最強に信じ切れている素敵な人なんだ。劣等感を消す必要なんてない。それは私のできる能力を信じている自分を裏切るってこと

だから、もうスタートラインには立っている。あとゴールまで走りぬけていけばいいだけなんだ。

今の世界では行動した人が勝ちなんだ。別に今すぐお金を稼がなくたっていい。ただ真っ直ぐあなたなりに行動できるとつよいんだ。

「やってみたらいいじゃん。悩んでいる暇なんてないっしょ」

全力で嫉妬したらいいじゃないか。それで自分の気が済むならば。

頭で理解できても、経験しないと理解できないなら経験してみればいい。それで成功すれば結果オーライだし、失敗したら経験値が増えるだけ。

どっちもいいことばかりじゃないか。

自分を信じて頑張るしかない。突き進むしかないんだ

やっぱり劣等感を抱き続けているのはしんどい。それは、押しつぶされそうになってしまうくらい大きな重荷だから。

それに劣等感を感じない人は本当に一部の人間だと思う。というかほぼいないと思う。どの世界にも悲しいことに上下は存在する。だから、人の上下に悩む機会がだれにだって人生のうちに何万回と存在する。

でもそれなら一回突き抜けてみればいい。うまくいかないかもしれないけど自分がやり切ったと思えるまで突き抜けてみればいい

「人生の選択に失敗なんてない。あなたの選択は成功か経験にしかない。」

もし他人と比較して自分を肯定したいなら今の私のことを思いだしてほしい。親の言うことも聞かず、親のすねをかじって生きて、就活をやめて好きなことをし、でもメランコリーになるから自分を正当化するために文章の世界にはまって現実逃避してる

今やっと「劣等感と抱いてしまう相手と同じ土俵に立てる」ってこと、なんとなく分かってきた気がする。

でも、劣等感が重ければ重いほど、自分のことを信じ切れている証拠。

だから、その劣等感から目を背けるのをやめる必要なんてない。自分が変わろうとしなくたっていい。そのまま全力で走り切ればいいんだ。

しんどくなったら私がいる。だから全力で走りきれ。

P.S.
最後まで読んでくれてありがとうございました。感情で書いてしまった部分が多いのですが、私のような人はすくなくてもいるのではないのでしょうか。そんな人のことをいろんな人にもっと知ってほしい。そんな思いで書きました。この記事を読んだ人に少しでも救われる人がいますように。読んだ感想をコメントで聞けると嬉しいです。

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