わたし記念日:6月の軌跡
6月30日。今日は特別な日。なぜなら、私がそう決めたから。
よく歴史でもいうよね。
「イイクニつくろう鎌倉幕府、とかいうけど、1192年のx月x日にいきなり幕府という大きな建物が作られてみんなが『オー!今日から日本が変わるぞー!!』なんて思ったわけではない。(そもそも1192年何月何日って本当かどうかもわからない。)なぜなら、歴史には一連のストーリーがあって、実際に生きていた人にとっては少しずつ何かが変わって、水面下で肉付けされた事実がたくさんあるだけだった」って・・・
それでも例えば、新チームが編成されて「キックオフ」なんて言葉にドキドキする人間の心理もあると思う。よーしやってやる、今日から新しい自分になるんだ!がんばるぞー!なんて意気込んだりして。
6月30日は「わたし記念日」。
2024年6月を最高の一ヶ月になるように過ごせた私自身をお祝いする日。
わたしが手放したもの、手放さなかったもの
手放したもの
それは、嘘まみれの幸福感。
幸せな気がするだけで、本当の私は喜んでいないのだけど、「でもそれじゃあ一緒にいる相手がちょっと可哀想…」さらには、その時間を過ごすと決めた"過去の私"が惨めになってしまう、という不安。
そういう辻褄合わせをやめた。
好きになれない会社を辞めた。
許せない現実は手放した。
傷つけられて嫌だと思うことは悩む前に意見表明した。
自分が泣きたい気持ちを放置して、人を助けない。
自分が悲しい時や苦しい時は自分を慰める。
自己犠牲はもう捨てようと思った。自分を苦しめないよう努力した。
手放さなかったもの
それは豊かな時間。
直感で会いたい人に会う時間。話したい人と話す時間。
行きたいところに行く時間。
自分の体と向き合う時間。心と向き合う時間。
そして言語化。
自分の許せないことは、伝えるかどうかは別としてまず言葉にする。
Journaling ノートに書いたり、ほぼ日手帳に書いたり、noteに書いたり。
どうせ人は自分の見たいものしか見ていないから。
私のことが好きなら、わたしが見たいものを一緒に見ればいい。
自分の見たいものだけを見たいなら、私と一緒にいなければいい。
It depends on you. お互いにね。
そんな感覚。自立して、わたしはわたし、あなたはあなたという感覚。
学んだこと、わかったこと
受容するときのコツを学んだ。
それは、数を受け取れば幸せではないということ。
欲しいものでなければ、受け取ると余計につらくなる。
人が人を傷つける世界が嫌だから、傷つかない・傷つけない方法を考えていたわたし。でも、そういう考えもやめた。
「人はいろんなもので出来ている」これはずっと変わらない私の持論。
食べたもの、飲んだもの、会った人、過ごした時間、過ごした場所。
感じたもの、よく知る世界、初めて見る世界。
思い出、経験、知識、好きなもの、嫌いなもの。
これらは足し算ではなく掛け算。
タイミングによって、その価値が微妙に変わって、微差は大きな感覚の違いになって返ってくる。
だから、悩んでも、心配しても、悔やんでも、繋がっているものは繋がっていくし、自然に離れるのならそれでもいいのだ。
そうして今の自分を受け入れる。今の自分と共に在るものを感じる。
それがいい、と学んで、自分らしくいるという感覚が少しわかった。
私の一部になったもの、大好きなもの
今月私と一緒にいてくれたものを僭越ながらランキングにする。
3. ドイツ語 with duolingo
言語が好き、海外が好き、合理的なものが好き。そんな自分が好き。
人と話したくない、日記も書く気分じゃない、そんなときのduolingo。
2. RADWIMPS ー 特に『夢見月に何想ふ』ー
苦しすぎて笑うしかなかった日も、嬉しすぎて泣いた日も、RADWIMPSを聞いていた。この曲を聞いたら、強く優しくいられた今のわたしを思い出せる気がしている。
note
6月2日の投稿が原点となっていつもわたしを支えてくれた。
特別編. aiko ー特に『相思相愛』ー
大切な人を思い出して切なくなるときってこういう気持ち。
2024年が半分終わった
今月は1年継続してきたコーチングを完了して、自分の居場所を卒業した。
もちろん心の中では「※注意」マークがついていて、お別れだとは思っていない。またどこかで繋がれたらと思っている。
ただ、そのときは自分が今とは違う自分になっていたい。
大切なあの人とも、あの人たちとも、繋がっていくために、自分が自分を好きでいたいよね。
「どうせ私なら大丈夫、最後は恵まれる」と思っているけど、同じくらい「やっぱり私にはだめかもしれない」と思う自分も知っている。
だから、今日をお祝いしておこうと思った。
だって、きっと未来の私を助けてくれる。確信がある。
もしもいつかの私が「やっぱり私にはだめだ」と思ったら、この日を思い出そう。この日に書いたnoteが、大好きだったものが、少しでも「おや、何か違うぞ」という感覚になったら、きちんと変化しているということだから。
なぜそう思うかって、だってさ、R5.6.19〜R5.7.23にコーチング受け始めた私の夢って、今もうほとんど叶っているんだもん。自分はだめだ、なんて思ってしまったら、それまでがんばってきたわたしが可哀想だなって。
今ならそう思う。残りの2024年でやりたいこともたくさんありそう。
来月の私も、ワクワクしながら迎えに行きたいなって思う。
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