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45.気がつくということ。

こんばんは。りみ子@元引きこもり*です。

今日は気が付くということについて綴ってみようと思います。

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小学生のころ、同居していた祖父に褒められて、喜ばれたことがあります。祖父の誕生日のことだったと思います。

祖父の部屋で、祖父が座る決まった定位置から、すぐ手の届く場所に、薬やティッシュ、そして使い古したビン?コップ?(ぎゅうぎゅうに詰められたペンなどが入っている)が置かれた小さな棚がありました。子供ながらに、「使いにくそうだなぁ」と感じ、新しいペン立てをプレゼントしたのです。

祖父にペン立てをおずおずと手渡しました。包を開けると祖父は「よく気が付いたなぁ!!」と言って褒めて喜んでくれました。

同じ家にいながら、どう接していいか分からず、祖父と同じ空間に居ると戸惑う私でしたが、この時は、とても嬉しかったことを覚えています。 

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気付くということで思い出すことがあります。

職場で同僚の年配男性から言われた一言です。

「お前と仕事していると気が付きすぎて疲れる。」

時と場合を選ばず、相手をせかすように(煽るように)気付いたことをそのまま口にしていたので、こう言われるのは当然のことでした。しかし、当時はやはりショックでした。返す言葉もなく、会話が流れていったように思います。

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前々職で勤めていた時のことです(適応障害でダウンしたところです。)

余計なことは言わない・やらない。

気付いていても気付かないフリ。

『見ざる聞かざる言わざる』が賢さである。

そんなのオカシイだろう!?と、思っていた時期もありました。

しかし、私もしっかり自分に都合の良く『見ざる言わざる聞かざる』をつかってもいました。この状況で、手抜きをしてこなすには、どうしたらいいか、そんなことばかり考えていました。

「だって上司だってそうしているから」

当時はそう思っていました。

今当時を振り返ると、その上司たちはキメるところをしっかりキメていたのです。そうとも分からず、ただ言い訳をして手抜きして働いて、給料をもらっていた自分でした。


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きっと私は、気が付く気質だと思います。

しかし、気が付いた時どのように考え、行動するかが分かれ道なのだろうと思います。

私が社会不適合である所以は、ここにあると思います。

「せっかく感度の良いアンテナをもっているのに、もったいない!」

気付いたとき、自分の欲のため「褒められたい」or「楽したい」どちらかを基準に、どう行動するかを選んできました。

子供の頃、祖父にペン立てをプレゼントして喜ばれた時は、褒められたいなんて考えていなかったはずです。

素直に「プレゼントしたい」と思って行動した結果が、喜びとして返ってきたのだとしたら、素敵なことだと思います。

私はどうしたいの?」気付いた時、迷ったら自分に問いかけ、素直に発した気持ちに従ってみることが、開放への鍵かもしれません(^_^)

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そして、私は、気付く力を強みに変えていきます✨

能力を活かせる環境は自分たちでつくる✨


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