45.気がつくということ。
こんばんは。りみ子@元引きこもり*です。
今日は気が付くということについて綴ってみようと思います。
***
小学生のころ、同居していた祖父に褒められて、喜ばれたことがあります。祖父の誕生日のことだったと思います。
祖父の部屋で、祖父が座る決まった定位置から、すぐ手の届く場所に、薬やティッシュ、そして使い古したビン?コップ?(ぎゅうぎゅうに詰められたペンなどが入っている)が置かれた小さな棚がありました。子供ながらに、「使いにくそうだなぁ」と感じ、新しいペン立てをプレゼントしたのです。
祖父にペン立てをおずおずと手渡しました。包を開けると祖父は「よく気が付いたなぁ!!」と言って褒めて喜んでくれました。
同じ家にいながら、どう接していいか分からず、祖父と同じ空間に居ると戸惑う私でしたが、この時は、とても嬉しかったことを覚えています。
***
気付くということで思い出すことがあります。
職場で同僚の年配男性から言われた一言です。
「お前と仕事していると気が付きすぎて疲れる。」
時と場合を選ばず、相手をせかすように(煽るように)気付いたことをそのまま口にしていたので、こう言われるのは当然のことでした。しかし、当時はやはりショックでした。返す言葉もなく、会話が流れていったように思います。
***
前々職で勤めていた時のことです(適応障害でダウンしたところです。)
余計なことは言わない・やらない。
気付いていても気付かないフリ。
『見ざる聞かざる言わざる』が賢さである。
そんなのオカシイだろう!?と、思っていた時期もありました。
しかし、私もしっかり自分に都合の良く『見ざる言わざる聞かざる』をつかってもいました。この状況で、手抜きをしてこなすには、どうしたらいいか、そんなことばかり考えていました。
「だって上司だってそうしているから」
当時はそう思っていました。
今当時を振り返ると、その上司たちはキメるところをしっかりキメていたのです。そうとも分からず、ただ言い訳をして手抜きして働いて、給料をもらっていた自分でした。
***
きっと私は、気が付く気質だと思います。
しかし、気が付いた時にどのように考え、行動するかが分かれ道なのだろうと思います。
私が社会不適合である所以は、ここにあると思います。
「せっかく感度の良いアンテナをもっているのに、もったいない!」
気付いたとき、自分の欲のため「褒められたい」or「楽したい」どちらかを基準に、どう行動するかを選んできました。
子供の頃、祖父にペン立てをプレゼントして喜ばれた時は、褒められたいなんて考えていなかったはずです。
素直に「プレゼントしたい」と思って行動した結果が、喜びとして返ってきたのだとしたら、素敵なことだと思います。
「私はどうしたいの?」気付いた時、迷ったら自分に問いかけ、素直に発した気持ちに従ってみることが、開放への鍵かもしれません(^_^)
***
そして、私は、気付く力を強みに変えていきます✨
能力を活かせる環境は自分たちでつくる✨
🌻向日葵相談室🌻
悩み事体験シェア会&相談会のご案内
心の悩み事を言葉にして話してみませんか?共有することとで、気づくことがあるかもしれません⚘
次回開催:8月9日(日)14時~16時
場 所:郡山市中央公民館 2階 第4講義室
費 用:無料
事前申込:不要
詳細はこちらをご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?