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アートと子育て

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アートを通して子育てや指導のヒントになりそうな記事をまとめています。
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記事一覧

心の豊かさを育てること

心の豊かさを育てること

働かせてもらっている絵画教室の先生が言うには「児童画」というジャンルがなくなりつつあるとのこと。

子どもたちが自分のあたまの中の世界を表現する絵、というのががなくなっているのだそうです。

オリジナリティのない絵を描く子どもたち

たとえば「春」というお題で絵を描くとすれば、みんな必ず決まって桜を描き、野原を描き…と大体同じような絵を描いてしまうといった感じ。

土の上を歩いている昆虫だったり、

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教育におけるスポーツとアートの違い

教育におけるスポーツとアートの違い

近年リーダーシップを取れる人材に育てるために「アート教育」が注目を浴びていますよね。
なぜそんなに「アート」が大切なのでしょうか?

私たち大人はいわゆる「ならす教育」をされてきた世代です。
良く言えばみんな平均的に、同じくらいに足並みを揃えることの大切さを教えられてきました。悪く言えば没個性といえるでしょう。
そしていざ、社会に出ると「あなたの個性は何?」と問われて自分探しを始める…というのは誰

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アートを教える時のポイント3点

アートを教える時のポイント3点

教師を退職してから心のどこかで「地域教育に携わりたい」という気持ちがむくむく湧いてきて、今その理想が「美術教室のスタッフ」として一歩踏み出しつつあります。

改めて「アート」を教えるってめっちゃ楽しい!と久しぶりの机間指導にわくわくしたものです。(机間指導って先生っぽい言葉だな〜)
それと同時に指導する際に当時気をつけていたことを指導しながらぼんやりと思い出したので、ここに自戒も込めて言語化しまし

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子どもは思ってるより大人の言うことがわかっているという話

子どもは思ってるより大人の言うことがわかっているという話

2月の半ばごろから地域の美術教室にてお手伝いをさせていただいている。
娘も1歳を越えてきたので、以前よりは安心して預けられる・私もそろそろ働きたい・以前より目標にしてきた美術教育に関わるをしたい等の理由で。

ギャン泣きからの成長先週は夫に任せたところ、ギャン泣きで手をつけられず10時までお風呂にも入れずママ待ちの状態になっていました…。
夫曰く「ママを探してくつを履いて外に出ようとしていた」との

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