ボタニカル哲学(後集28)進む時、退く時
一歩出る時に、一歩引くことを考えておけば、ほとんどの災いから逃れることが出来る。
また、事を起こそうとする時に、引き際を考えておけば、“虎に乗ったら降りられない”という危険を免れることが出来る。
つまり、達人の心得は、始める前に、終わる姿をデザインしておきなさいということ。
言い換えれば、達人は「有終の美」を考えて行動しないと、虎に乗って途中で降りれば喰われるので、乗る時には死ぬ覚悟で乗れということ。
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