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【商業出版する方法+300】ビジネス・実用書の世界で「商業出版して活躍していきたい」と考えるあなたに改めて伝えたいこと

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版プロデューサー+編集者+ビジネスコンサルタントの渡邉です。

「商業出版する方法」というタイトルでブログをコツコツ続けてきましたが、ついに300回を迎えました。
節目の数字を目の前にすると、改めて感慨深いものがありますね。

私はKADOKAWA時代から、たくさんの「出版したいです」という起業家・経営者に話を聞いてきました。

もちろんそもそも商業本制作は「出版したい人の本を出すこと」が仕事ではありません。

 
商業本は
・出版社の編集者がまず先に企画を考えて
・その企画にフィットした書き手を探して、執筆を依頼する
というのが商品制作の基本筋です。
 
なので「本を出したい人の思いを汲んで、出版社の編集者が本を出す(お手伝いする)」なんてことはいっさいありませんので、ここ「前提」として伝えておきます。

「本を出したい人の思いを汲んで、本を出す」のは「自費出版制作会社」のやることです。
勘違いはしないでいただきたいですね。
 
商業出版は、基本概念として

>出版社が出したい本を出す

ここが原則。

だから「出版したいな」「商業出版で勝負したい」と思うなら、いかに「出版社の出したい」に「フィットした出版企画をプレゼンできるか」にかかってます。

ゆえに「自分の出したい本に対する熱い思い」なんてものを、出版社の編集者に語ったところで相手にされません。

大切なのは、

・出版社の商品として、世に恥ずかしくなく、売っていけるアイテムとして執筆制作に協力できるか

というスタンスですね。

商業本は著者のコンテンツではあるけど、著者だけのものではない。

出版社の商品でもあり、
何よりも「読者」に対する貢献がないといけません。


そのへんを的確に表す言葉として


・面白くて、ためになる


があります。


ビジネス・実用書の出版社の多くが、割とこの言葉を「表立って出さないけどスローガン」にしてたりします。
 

・面白くて、ためになる(読者にとって)


これがないとビジネス・実用書とはいえません。

だからまずあなたの「コンテンツ」が、本当に「面白くてためになるのか」、事前のテストマーケティングは必須です。

 
まだまだ昭和の華々しい出版のイメージを引きずっている人は多くて、、


>なんかいいアイデアさえあれば、いきなり本にしてもらえて、勝手に本屋さんに並んで売れていくだろう
 

この意識の人が8割以上ですね。
 
でも・・これは完全な間違いです。
こういう流れで、今の出版社は動いていません。

 
まずあなたが「いいアイデア」「面白いと思っているコンテンツ」であれば先にやるのは「本にする」ことではありません。


>自分自身から、自分自身で先に「公に発信する」+反応をみる

 
ことです。

SNSやブログなどを使って、またビジネスを行っているのであればそれこそセミナーや講座などの無形商材を活用して、

 
>先に社会に出して、反応を見ておいてね
>どれくらい支持されるのか、よく観察してよ


って話です。
要は、

>自分からまずテストマーケしてね

って話です。

今の時代、これがないと商業出版への道は極めて難しい。
自分の頭の中だけで抱えているアイデアやコンテンツを「いきなり編集者に話して、よかったら本になって売れる」ってことは、9割ないです。
 
だからこそ、先に「世に・公に発信して、テストマーケしてね」

って話なのです。

富に令和は「SNS」が隆盛を極めています。
このSNSと出版の世界は切っても切り離せない関係性に、今の時代はあるので軽視しない方がいいですよ。
 
 
テストマーケした中で、

・支持者(フォロワー)が「数千人〜数万人規模」になっている
・口コミで広がって、商材の売上が右肩上がり→事業が拡大&成長している
・その筋の&自分が属しているビジネスの業界の中で「注目度が上がり始めている」「一目おかれる存在になり始めている感触がある」
・目立ち始めている
・メディアに出始めている。取材やコメント協力などで、テレビ・新聞、雑誌、Web記事などでの露出が最近増えてきている
・インフルエンサーや有名著者などとの「コラボセミナー」「コラボライブ」が増え始めている


→こういう状態になってくると、商業出版/商業本の著者としてはラクに成幸しやすいですね。
 
 
その意味でも、ぜひ自分と自分のビジネスや発信と”外に出ていく力””影響を持ち+広げる力”を「高めて」いく行動をしておいてもらいたいです。
  

ビジネス書や実用書の編集者は「専門性が高く&発信力と影響力を及ぼす力を有しているリーダー」が大好きです。 
 
ビジネス書や実用書は


>専門家が、面白くてためになる本を出す

 
ここで、貢献する世界観です。


その意味でも「半端な人間」「半端なスキル獲得」「半端なビジネス」をやるのはやめましょう。
「半端な人」って編集者はすぐ見抜きます。


>振り切って行動する
>自分を信じる
>突き抜ける
>人と同じような雰囲気で在らない
>変な人/変わっている・・・くらいでちょうどいい
 
 
「らしさ」
「個性の屹立」
「半歩先の新しさ」

この3つをあなたとあなたのビジネスが有しているなら、世の中が・人々が決してほおって起きません。

必ず注目されて、SNSのフォロワーも数千〜マン垢にもなり、ビジネスも広がり、出版の世界に到達できます。

ステージアップ&次元上昇に突き進んでいってください。
 
自ずと、出版の神が出版の世界へ「ひきよせ」ますからw。


今日はここまで。
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