RIKA

広告業界から保育の世界へ。 保育士の傍ら、コミュニティFMに出演したり英語講師ボランテ…

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広告業界から保育の世界へ。 保育士の傍ら、コミュニティFMに出演したり英語講師ボランティアをして過ごしています。SFC卒。趣味のイラスト、ドラマの他、非認知能力の高い子育て、英語教育、SDGsなどについて投稿します。 日経xwomanアンバサダー。

最近の記事

朝ドラ『虎に翼』が面白くなる3つの視点〜「多様化」は女性にとって幸福な変化か? すべてイエスでない理由

4月6日放送のVoicyでは、日経xwomanの女性の多様化についての記事を紹介しながら、4月から始まったNHKの朝ドラ『虎に翼』がもっと面白くなる3つの視点を紹介しました。 連続テレビ小説「虎に翼」は、日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描いたドラマです。 この『虎に翼』がもっと面白くなる視点として紹介した3つの視点とは、 ⑴女性を取り巻く時代はどう

    • Voicy 『日経xwomanで自分磨き』【ダイバーシティ】アーカイブ

      【日経xwomanで自分磨き】のチャンネルで土曜日のパーソナリティを2024年3月〜6月まで担当します。テーマはダイバーシティ(DE&I)。 こちらにアーカイブを残していきます。

      • 映画『PERFECT DAYS』を見ると、お陰様で、と言いたくなるワケ。

        鑑賞して1ヶ月近く過ぎるのに、いまだに余韻に浸っている映画『PERFECT DAYS』。 (以下、少々ネタバレを含みます。ご注意ください) 公式サイトでは以下のように紹介されている。 ◇◆ ◇◆ ◇◆ 役所広司さん演じる平山は、東京・渋谷の公衆トイレ清掃員として、変化に乏しいながらも充実した日々を送っていた。同じような日々を繰り返すだけのように見えるものの、彼にとっては毎日が新鮮で小さな喜びに満ちている。 古本の文庫を読むことと、フィルムカメラで木々を撮影するのが趣味の平

        • 『不適切な』『おっさん』達から目が離せないワケ

          1月からの冬ドラマ『不適切にもほどがある』と、『おっさんのパンツがなんだっていいじやないか』を、興味深く見ています。 どちらも、ほんの3-40年くらい前なのに、昭和と令和では、価値観やテクノロジーが大きく様変わりしていて、その世代間ギャップに戸惑う昭和のおじさまが主人公のドラマ。 『不適切にもほとがある』では、体罰、暴言、セクハラ、コンプラ違反のオンパレードを当然の文化としている昭和の体育教師・小川市郎(阿部サダヲさん)が、現代にタイムスリップしてきて、令和に生きる私たち

        朝ドラ『虎に翼』が面白くなる3つの視点〜「多様化」は女性にとって幸福な変化か? すべてイエスでない理由

        • Voicy 『日経xwomanで自分磨き』【ダイバーシティ】アーカイブ

        • 映画『PERFECT DAYS』を見ると、お陰様で、と言いたくなるワケ。

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          父親との思い出を振り返りたくなるドラマ【春になったら】

          1月からの冬ドラマ、始まりましたね。 続けて見たいなと思っているのは、 木梨憲武さんと奈緒さんが父娘役を演じるドラマ『春になったら』です。 物語のあらすじは… 母を早くに亡くし、反発しあいながらも支えあってきた娘と父。 娘・椎名瞳(奈緒さん)は“3か月後に結婚する”と決めていて、父・椎名雅彦(木梨憲武さん)は、すい臓を患い、“3ヶ月後にこの世を去る”ことになっている。 3ヶ月の間、瞳は『結婚するまでにやりたいことリスト』を、雅彦は『死ぬまでにやりたいことリスト』を一緒

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          お腹を抱えて笑いながら、社会課題に向き合える!映画『ゆとりですがなにかインターナショナル』のスゴさ

          全国の保育士さんが集うキャリアアップ研修の場で、多くの保育士さんが自分のお気に入りの場所としてあげていたのが【映画館】。中でも、面白い!と高評価だったのが『ゆとりですがなにかインターナショナル』でした。 保育士さんは、共働き世代を助け、未来を生きる子どもたちを育む重要な仕事。反面、社会的地位や賃金は低いため、まずは、自分の金銭的な欲求よりも、社会や子ども達のために、と利他的な精神を優先できる志ある崇高な人たちの集団として、興味を持っています。 そんな保育士さん達が、こぞっ

          お腹を抱えて笑いながら、社会課題に向き合える!映画『ゆとりですがなにかインターナショナル』のスゴさ

          朝ドラ『ブギウギ』で楽しみにしていること

          10月からの朝ドラは、足立紳さん脚本の『ブギウギ』です。 足立紳さんとは直接の面識はないのですけれど、 高校時代の同級生の旦那さんということで、同窓生みんなで楽しみに応援しています。 足立紳さんを知ったのは、NHKの創作テレビドラマ大賞を受賞された『佐知とマユ』から。 コンビニ店員の佐知と、常連客のマユが、深夜のコンビニで会話したことから奇妙な同居生活が始まり、社会の片隅で鬱々ともがきながら次第に心を通わせていく展開に引き込まれ、母親に捨てられた佐知と、妊娠して母親にな

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          『silent』チームが手がける秋ドラマ『いちばんすきな花』にハマりそう。

          『silent』チームが手がける秋ドラマ『いちばんすきな花』がスタート。 (以下、少しネタバレを含みますのでご注意ください) 作品のテーマは、 “男女の間に恋愛は成立するのか”。 主人公は、4人。 ⚫︎塾講師の潮ゆくえ(多部未華子さん) ⚫︎出版社勤務の春木椿(松下洸平さん) ⚫︎美容師の深雪夜々(今田美桜さん) ⚫︎ゆくえの幼なじみでイラストレーター志望の佐藤紅葉(神尾楓珠さん) ゆくえは、心を許せる男友達にフラれ、 椿は婚約者を男友達に奪われ、 夜々は異性と二人

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          『最高の教師〜私は生徒に◾️された』の伏字に納得

          先生と呼ばれる立場にいる自分にとって、毎回学びが多く、欠かさず見ていた『最高の教師』が最終回を迎えました。 『最高の教師』は、卒業式後、担任するクラスの生徒の誰かに突き落とされた教師が、過去に戻り未来を変えようとするタイムスリップ・サスペンスドラマ。 (以下、ネタバレを含みますので、ご注意ください) 最終回では、いよいよ、松岡茉優さん演じる高校教師、九条里奈がタイムリープして二周目の卒業式を迎えます。 毎回生徒たちが抱えてきた悩みや痛み、苦しみに正面から向き合うことで

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          【朝ドラ】自己プロデュース力とプレゼン力は万太郎に学べ。らんまんが教えてくれるVUCA時代に必要な、資質・能力の活かし方

          5/17のNHK朝ドラ『らんまん』では神木隆之介さん演じる万太郎が、博物館でもらった紹介状を手に東京大学の植物学教室の門を叩きます。 (以下ネタバレ含むのでまだご覧になってない方は注意) 「小学校中退の分際で、他の学生たちが苦労した段取りも踏まず、天下の東大に入ろうとするとは、お門違いも甚だしい」と、万太郎は入学のために必要な手続きや段取り、世の中の常識や道理など、一般人であれば目標達成のために避けて通れない道をすっ飛ばしてやってきたことを咎められます。 それでも、万太

          【朝ドラ】自己プロデュース力とプレゼン力は万太郎に学べ。らんまんが教えてくれるVUCA時代に必要な、資質・能力の活かし方

          【朝ドラ】『らんまん』に学ぶ天才・異才児の育て方やダイバーシティの大切さ

          4月からの朝ドラ「らんまん」は明治時代を天真らんまんに駆け抜けた高知出身の植物学者・牧野富太郎をモデルにしたオリジナルストーリー。 主人公・万太郎を神木隆之介さんが演じています。 万太郎は所謂天才変人タイプの人で、植物の事となると寝食忘れて没頭してしまい、周囲の人が困惑してしまうほど。 でも、その天真らんまんぶりを神木隆之介さんが演じると、不思議と見る人をイラっとさせる事なく、キラキラと輝いていて、次はどんな表情でどんなことを言ってくれるんだろうとワクワクぐいぐい惹きつけ

          【朝ドラ】『らんまん』に学ぶ天才・異才児の育て方やダイバーシティの大切さ

          【ドラマ】unknownはときめきトゥナイトの実写版? 

          春からの新ドラマ、田中圭さんのカメレオン俳優ぶりが気になって『unknown』を見たら、びっくり! 昔読んだ漫画雑誌『りぼん』のときめきトゥナイトを彷彿とさせる吸血鬼のお話だった^_^ あらすじはこんな感じ。 高畑充希さん演じる週刊誌のエース記者・闇原こころと、田中圭さん交番勤務の警察官・朝田虎松は、互いに秘密を抱えて付き合っていた。 第1回の放送では、こころの秘密は吸血鬼一家の生まれであることが明かされ、虎松の秘密はまだ謎のまま。 そんな中、2人が住む町で、血を抜か

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          【読書感想文】『両手にトカレフ』

          新年最初の読書はブレイディみかこさんの『両手にトカレフ』でした。 ジャーナリストや脚本家、編集者の方々が集う2ヶ月に一度のオンライン読書会に参加させてもらっていて、その課題図書に挙がっていたことがきっかけでした。 (読書会の効用についてはまた別の機会に紹介したいと思います。) 〈あらすじ〉 イギリスに住む 14歳の少女ミアは図書館でカネコフミコの自伝に出会う。ミアと、100年以上昔の日本で生まれ育つカネコフミコ。生きる時代も国も違うのに、ミアは同級生の誰よりもフミコを身近

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          silent最終回のふりかえり

          silent、終わっちゃいましたね。。いや、でも、まだ、浸れます。浸りましょう。 (まだご覧になってない方は、ここから先、ネタバレを含みますので、ご注意ください。) 改めて。silent、最終回、本当に、よかった^ ^ ストーリーそのものも素敵だったのですけれど、メタファー(伝えたい意図をさりげなく仄めかす技法)や、ドラマのあちこちに散りばめられた「言葉」に込められた思いに注目していくと、さらに味わい深く、宝探しのように繰り返しドラマを見たくなります。 例えば高校時代。

          silent最終回のふりかえり

          silentは障害を持つ人に寄り添っているか

          どハマりしているドラマsilent。 毎回気持ちよく涙活してますが、第9話で唯一引っかかったのが、想の姉、華のエピソード。 妊娠している華。子どもが想のように、聴覚障害をもっていたらどうしようと心配し、検査の結果、「大丈夫だった」と安心するシーンです。 一見、親の心をシンプルに描いているように見えますが、 障害がない=大丈夫 障害を持つ=大丈夫じゃない と言う図式は障害を持っている人を傷つける発言のように感じました。 Twitter上では、華が生まれてきた子どもに「優

          silentは障害を持つ人に寄り添っているか

          『silent』で涙活

          涙活とは、離婚式の考案で有名な寺井広樹さんが作った造語。涙を意識的に流し、心のデトックスを図る活動を言います。 今回ピックした記事にもあるように、上手に涙活するコツは、 ⑴週一回くらいのペースで ⑵入浴後などリラックスタイムに ⑶自分の泣きのツボにあう作品で 楽しむこと。 この秋始まったドラマ『silent』は、毎回知らず知らずに涙腺崩壊。泣きのツボがぴったりハマると確信、涙活の友にしようと決めました。 あらすじは、、、 川口春奈さん演じる主人公の青羽紬(あおばつむぎ)

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