シェア
N
2020年5月21日 08:03
日常によくある会話だ。どんな人がタイプ?何か答えを決めていた方が楽だなと思いつつ毎回考えてしまう。無難に優しい人。面白い人。頭がいい人、人としてちゃんとしてる人。とかテンプレートのような回答をしていた。そして、また自分がどんな人がタイプなんて忘れていく。いつか行った、好きな本を読みながら過ごせるカフェ 隠れ家のような雑居ビルに入っていた。流れている音楽も小さな
2019年10月23日 02:45
彼と離れようと決心して別れをほのめかす。ー別れましょう。と言えるほど強くない。あなたはどうしたい?決まって私はクエスチョンを投げかけて彼に答えを委ねる。彼はいつも言う。僕が決めれる事じゃない。ただ君といると幸せだ。言い回しを変えながら毎度同じ事を言う。 そうすると私は無意識に彼に近付き、彼も無意識に私に手を伸ばす。のどがじりじりと音をたて、私は空っぽの安い涙を流す。