みぎひざ

フットワークの軽さと美味しい食事と気まぐれな旅行で人生を構成している人。猫派。

みぎひざ

フットワークの軽さと美味しい食事と気まぐれな旅行で人生を構成している人。猫派。

マガジン

  • ちょっと見てもらえた話

    有難いことにたくさんスキを頂けた文章たち。理由はよくわかっていない。

  • #日記っぽい何か

    ネタも何もないときにぼんやりと自分のこと書いてたら「#」←タイトルにこれ付けて日記ってことにしてます。どちらかと言うと面白くない方の文章。

  • 弱小野球部哀歌。

    高校時代の失敗とか失敗とか失敗とか書きます。 汗と涙とあまり伸び代なかった成長の話。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介 Ver.3.6。

 みなさん、はじめまして。少しばかり顔馴染み?アイコン馴染み?になってきた人も、一旦はじめまして。みぎひざと申します。  思い返して約3年前、50本目の話として自己紹介を書きました。数えてみたら前回が150本目の話らしく、適当に始めてしまったnoteも随分と続いてしまったなと。数字にしたら少し遠くまで来た気がします。  なので、3年前と異なる部分も出てきたのではないかと、今一度自己紹介を行ってみることにしました。151本目、お付き合いください。  昔の文章に手を加えて、よ

    • 瀬戸内海の風に抱かれる。

       早くに起きて、車を借りた。空が青くて高い。日に日に風が熱を帯びて、季節が変わっていくのを感じる。  梅雨前と、夏の盛りの空気が好きだ。じりじりと焼けていく肌、体中の水分が無理矢理外に出されていくような感覚。いつかの自分を思い出せるような温度を、今でも少しだけ愛してしまっている。  窓を開けたまま走り出して、車内の空気を入れ替えた。昔の自分とはずいぶん変わったなって、頭をよぎった懐かしさも、ついでに窓から放った。  予定があるというのは悪くない。なんとなく、それが終わるまで

      • Voglio brillare。

         毎年変わらず、大切な日が続く。  日記というか、記念日というか。noteの使い方としてはちょっと微妙なところではあるけれども、年が経つごとに状況が変わっていく様を思い出せるのは悪くない。自己満足みたいなページだし、まぁそこはどうでも良いか。こういう誰に伝わるでもないような事柄については書くのをやめてもいいかな??とか思うこともあるけど。  今年は会う機会に恵まれていない(と言うかそもそも無い)ために、どことなく遠い感じがする。まぁそれも致し方無し。胸を張って出ていくには

        • 遠い記憶のEspoir。

           去年の6/9も雨だった。誕生日おめでとう。  過去を思い出して。かもしれない、の未来を思う。今があるのはあなたの居た日々の賜物。それはずっと変わらない。  一年、積み重ねるごとに遠くなるあの頃を慈しむような気持ちで、今日を過ごす。  また、いつか。

        • 固定された記事

        自己紹介 Ver.3.6。

        マガジン

        • ちょっと見てもらえた話
          4本
        • #日記っぽい何か
          51本
        • 弱小野球部哀歌。
          4本

        記事

          笑論文#1 THE SECOND。

           ハイ、小論文って言葉に掛けたかっただけで。  論じてはいても論文ではない。#1って付けてみたけど#2があるかもわからない。何も予定が立っていない。本日もパソコンの前、一人遊び。ちょっとお笑いの話がしたい。  お笑い好きとしては相当ライトな部類で、地上波やYouTubeなどをたまに見る程度の私だが、気持ちをちょっとだけ大きくして感想文を書く。毎度動き出しは遅い。  もう何日も頭の中で今更~~って声が聞こえる。  表題に戻る。THE SECONDを観た。しっかり笑ってちょっと

          笑論文#1 THE SECOND。

          刹那的生活のすゝめ。#20240521

           うっすらと眠い、ぼんやりとした勤務時間の終わり。帰宅したらすぐにでも寝てしまいたい。そんな月曜日の夕方。  思い起こせば何かを忘れるようにギリギリまで遊んだ日曜日、はみ出した二時間の月曜日を酒と一緒に飲み込んでからのこれだ。頭の中に靄がかかるのも致し方ないというものだろう。  しかしながら帰路に就けば不思議と足取りが軽くなる。帰りの電車での時間は、行きの電車でのテンション感を逆再生しているようで、最寄り駅に着くころには眠気のことなどすっかり忘れていた。晩御飯は何を食べよう

          刹那的生活のすゝめ。#20240521

          黙示の日、来たり。

           経年劣化だと認識してしまえばいいのだろうか。ここ数年、情熱がくたびれていくような感覚がある。そして、それを受け入れている自分がいる。  変わっていくことを受け入れなければどうしようもないし、そもそも抗うことでもないようにすら思えてくる。単なる意気阻喪であることを、泰然自若の精神だと言い換えることで、今の自分にとって耳障りが良いものにしている。そんなこの頃。  そんな中、1年と10ヶ月ぶりに推しの単独ライブが行われるというので、すぐに参加することを決めた。大げさかもしれない

          黙示の日、来たり。

          今日はきっと、花が舞う。

           生まれ育った町に戻ってきて10年程が経つ。  幼稚園に通っていた頃から小学校を卒業するまで住んでいた町なので、合計で20年程ここで過ごしていることになる。その間に景観も随分変わった。ここで出会った人、ここを去った人、ここに来た人、様々を知っている。  近年は長い夜を過ごすにも随分と都合のいい町に変化してきたように思う。自分が夜の過ごし方を知らなかっただけなのかもしれないが。  今年は特に一杯の癒しを求めて、新しい店を開拓しているのだが、最近少々入り浸ってしまっている居酒屋

          今日はきっと、花が舞う。

          壮年のすべて。#20240304

           真冬のピークが去った。天気予報士がテレビで言っているかは知らない。なぜなら我が家のテレビは先々月に息を引き取った。10年以上は使われていたはずなので大往生だろう。葬儀(家電リサイクル法に基づく店舗への持ち込みとも言う)は身内のみで執り行われる予定だ。  実家で余っているテレビを貰い受ける予定ではあるが、明らかに部屋のサイズに合わないほど大きく、若干の躊躇を振り払えないまま2月が過ぎ去った。 §§§  久しぶりに友人と銭湯へ行った。物価高の影響がこんなところにも出ているよ

          壮年のすべて。#20240304

          プリズムの断片。

           下書きだけ一丁前に溜め込んで、結果いつもと変わらない2月が終わった。閏年だからって特別なことは起こらない。息を吸って吐いて、自分から目を逸らしてたら簡単にひと月消える。それでいいか、でいつも片付いてしまう。  今日は湿っぽい朝だった。小雨の粒が目に入るのが嫌で俯いて歩いていたけれど、少し考えたら晴れの日でも大して目線は変わってないと気付いてしまった。通勤路はまだ肌寒くて、少し暗くて、一層気が滅入る。  途端。右を通り抜けた自転車の後ろの方。小さめのボリュームで聞こえてい

          プリズムの断片。

          煌々と輝いて。

           光陰は百代の過客だとはよく言ったものだが、月日の中に存在として内包される人間の生き死にや感情や記憶こそが過客なのではないかと、ふと思ってしまうことがある。  仮に、時間自体を“始まりから終わりに進むもの”という一元的な捉え方ができるとする。そうすると一人の人生一回分も“始まりから終わりに進むもの”として時間に準拠する存在であることから、私やあなたという個体が生まれた瞬間、その存在は一元的であったと考えて良いのではないかと思うのだ。  しかし、人間は集団で社会を形成しているた

          煌々と輝いて。

          決戦前夜は雨模様。#20240131

           去年より年間目標というものを決めた。私自身は極めて怠惰であると自己を評しているため、友人達と共通の目標を立てることで、自分を奮い立たせている。そして周りを巻き込むという形を取ることで、若干の競争意識が生まれる。背中を押されるが如く目標達成へ能動的に向き合えるのだ。  しかしながら年始から話は二転三転、少々人数も増えたために取り纏めが難しい部分もあるが、正直そこが面白い。  今年は協議の結果、人生ビンゴを行うことに。  クリエイターの方には頭が下がります。上記より素材をお

          決戦前夜は雨模様。#20240131

          外弁慶の泣き所。

           今となってはあまり信じてもらえない話だが、所謂病弱な少年時代だった。様々な疾患に罹り、ついでに怪我や故障も多かった。ほとほと自分に嫌気がさしたので、せめてフィジカル面を鍛えようと中学の半ばから高校の間はしっかりと運動して基礎を作った。その後長期間に亘る栄養過多で出来上がったのが今の体躯である。土地を整備すればある程度立派な物が建てられるという類の話で、重課金ボディーと言っても差し支えない。  仕上がっているこの身体の外骨格をハードウェアとするならば、それをスムーズに動かく

          外弁慶の泣き所。

          混迷思考。 #20240104

           元日から耳を塞ぎたくなるようなニュースの連続で日本が揺れている。  既出の様々な報道とは離れた地域に住んでいるという、それだけの理由で平和を享受して、いろんな理由に身を任せながら何日も何日も酒を飲んだ。  テレビを消して、携帯端末では目を背けて、それでも情報が押し寄せてくるのでなんとなく諦めた。友達と会って笑ってはいるがどことなくずっと気は滅入っている。何も出来はしないのだからいっそ知らない方が良かったと思う瞬間さえあるほどで。  目の前の経済活動だけに集中、なんて聞こえ

          混迷思考。 #20240104

          駆け抜けて。#20231231

           今年最後の一杯を飲みながら。  毎度年末は友人達ともっさりとした過ごし方をしておりましたが、今年は一味違いましたfrom雪山。  運動不足寝不足の体に鞭を打ってスノーボードに興じておりましたところ、半端じゃなく足攣りました。今もほんのり痛いです。  兎にも角にも皆様、本年も駄文長文にお付き合いいただきありがとうございました。  来年もネタ無しオチ無しになるとは思いますが、お暇な時分にでも思い出して頂けましたら幸にございます。  新年また改めましてお目に掛かれたらと存じ

          駆け抜けて。#20231231

          杪秋、過ぎ行く間に見た梦。

           数か月前、思い付いてコテージに泊まろうと提案した。  これまでにも旅行は度々企画しているものの、都度目的がハッキリしているために予定がみっちりと詰まってしまい、自由な時間が少ないと感じていた。もちろん友人と過ごす時間に密度があってのこと、然程問題は無いのだが、少しくらい旅行の中で一人になる時間というか、オンオフを感じる瞬間も欲しいような、曖昧で純情な感情が空回り。  そもそも友人との旅行で一人の時間を求めるってどういうこと??と言われたら正直返す言葉もない。友人と一緒に得

          杪秋、過ぎ行く間に見た梦。