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詩【 人にやさしく 】

 

哀しみの数は半端じゃないから
億万粒の星の数ほど涙がでたから
人に嘲笑われたから
人にいたいほど叱られたから


人にやさしく
人にやさしくなれたんだ


感謝の気持ちと裏腹に
些細なことからまた喧嘩
こんなはずじゃなかった
こんなはずじゃ


人にやさしく
もっとやさしくなれたなら


淋しい人ほどやさしいのに
淋しい人ほど反発しあって
淋しい人ほどよわいのに
淋しい人ほど独りになって


人が死んで人が生きて
それでも人は争いあって
傷付いて傷付けあってる


こんなにも人がやさしいなんて
やさしくすることがこんなにも難しいだなんて
今まで何も知らなかった
ただ漫然と受け流してたよ


でも今はもうちがう


ボクはもう何も恥じることはないだろう
やさしくすることに
やさしくされることに
何の戸惑いもおぼえはしないだろう


ただただボクは


人にやさしく
人にやさしくなろうと思う

20000121


ずいぶん昔に書いた詩だ
(まだネットもそんなに普及してなかった時代)
祈りを込め 綺麗事もたくさん書いた
稚拙だけど 当時の心情が刻まれてる
ヘタになおすと良さが失われてしまう気がするので
臆せず 儘に掲載しておく
あらためてしみじみ思う

表現は〝勇気〟なのだと


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