しょーちゃん!

静岡育ちで東北にも縁が深く、今は神奈川県湘南地方に在住しています。文章書くことが好きで…

しょーちゃん!

静岡育ちで東北にも縁が深く、今は神奈川県湘南地方に在住しています。文章書くことが好きで、自己表現する場をと思い、思い切って登録しました。これから世の中に対して思うことなど発信していきたいです。

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私小説「はるかな峠へ続く道」 第一章

「本日の、○○県の新種疫病感染者は、確認がありませんでした」 野比大輔(のびだいすけ)は、何か複雑な気持ちで、ニュース画面を眺めていた。 野比は、何とも言えない憤りややるせなさで、心底から震えていた。 野比の脳内には、THE YELLOW MONKEYの名曲「JAM」のサビが、繰り返しリピートされている。 (外国で飛行機が墜ちました ニュースキャスターは 嬉しそうに 乗客に 日本人は いませんでした いませんでした いませんでした・・) 1996年のリリース当時、世間を

    • 時事ネタや国際情勢を自分で考える

      こんばんは、今日は鎌倉市の農業体験で大量のジャガイモを収穫してきたしょーちゃんである。 さて、今日は最近、いろいろなことがあって、国際情勢や、時事ネタについて、思うところが沢山出てきたので、なるべくコンパクトに、私の自分なりの想いを書きたいと思う。 その前に、こないだの週末、岩手県から友人が来て、都内巡りをした。 東京駅構内で豪華な海鮮丼を食った後、三鷹に向かった。 目的地はピンポイントに2つ。 1つは、私の趣味(最近、近代文学に目覚めてきたが、岩手県関係者なのにま

      • 神奈川に来て3年

        どーも、深い考えこみの沼にはまっているしょーちゃんです。 今、本当に辛い。 12日で、神奈川に来て、丸3年たってしまった。 何か成し遂げたかというと・・何も成し遂げていない。 誰がどうきれいごと言おうと、これは断言する。 逆に、連日連日、自閉症の人が多くいる環境に通所する生活の中で、 自分がどれほど差別意識を持った嫌な奴か、毎日、突きつけられる 日々・・本当に、毎日が辛い。 来週、今度は精神の人が多い事業所に体験に行く。 ぜひ決めたいな、とは思っている。 この

        • 改めて感じた日本人の底力

          どーも、眼が炎症起こして点眼薬治療に励むしょーちゃんです。 さて、いきなり上からな言い方ですが、皆さんは「日本人に生まれた誇り」とか、感じることありますか? 私は、今までの人生、地方に主に住んでいて、感じることも少なかったんですが、この3年、2000年代前半(当時は20代前半で八王子市にいた)以来、首都圏で暮らしているうちに、都会の多く人がいる駅などの状況のかで、整然と行動できる日本人の伝統的なメンタリティ、いいなあ・・と、時々思っています。 昨日、本当に強く、日本人に

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        私小説「はるかな峠へ続く道」 第一章

          長年自分を苦しめる「思考」の癖

          今は少し気持ちが楽である。 実は最近、少し気分が落ちていて低空飛行だったのだが、その要因が自分の「思考の癖」によるところが大きい、と見えてきたからだ。 私は、自閉スペクトラム症である。 そのせいで、子どもの頃から周囲から迫害を受けてきた。 先生などは別に良かったんだけど、生涯に渡り断じて許せない同級生が何人もいる。 あ、いや、今日はそういう話をする日ではない。 そのせいで、私はいつの間にか、自分の思考の中で、他人に「一線」を引く傾向は、どうやら確立してしまったよう

          長年自分を苦しめる「思考」の癖

          久しぶりのプロ野球「応援」

          私は、18歳から22歳まで秋田市、25歳から40歳まで岩手県盛岡市、今まで44年の半生の中で、半分近く東北地方で暮らした。 本籍地は岩手県である。 もっと言うと、明治維新の前、父方の先祖は宮城県にいたらしい。 母方の先祖は、今の岩手県の北半分を治めた南部藩の士族であったらしい。 (苗字帯刀を許された家柄ではあったようだ) というわけで、今でも「車が動かせないから仕方なく身体は神奈川に、 心は東北地方と、小学校途中から高校卒業まで育った静岡と、20代前半にいろんなことを

          久しぶりのプロ野球「応援」

          己と社会の差別意識 ーもがき苦しむ日々ー

          私は今、本当に苦しい。 今、お世話になっている事業所は、重い自閉症の人が多く所属しているということがあり、そのため、私が作業していても、周りからは容赦なくよく分からない言語での叫び声が交錯している。 (専門用語でジャーゴンというらしい) 問題は、いちいち「うるせー!!」とか思って、たまに彼からの父兄が作業の手伝いに入っている中で、露骨に不快そうな態度を取ってしまっている自分がいて、それが今、本当に自覚するたびに、辛い、辛くて堪らない。 どうしてこんなに苦しく、もがき苦し

          己と社会の差別意識 ーもがき苦しむ日々ー

          都会と田舎の一長一短

          生意気な小説を書きましたが、今日はいろいろあって、実家にきています。 明日、現在居住する神奈川県へ戻りますが、先日の作品を書き上げたのもこの実家で、でした。 今の神奈川での生活は、昨年末からようやく、念願の一人暮らしになり、楽しいことは沢山あります。 また、これからの未来を描きやすいのも、「首都圏=都会」へ出たからだと思っています。 しかし、人生で何回も居住場所が変わってきたとはいえ、首都圏在住歴が若い頃に八王子市で3年ほどのみ、な私は、時折「都会疲れ」のような状態に

          都会と田舎の一長一短

          私小説 「はるかな峠へ続く道」 第2章 ~疫災~

          野比にとって、そこから翌春までの1年余り・・数年が経過し、多くのことが変わった今、その歳月は、・・まさに、雌伏の歳月であった。 古代中国から言い伝えられている諺に、こんなものがある。 「臥薪嘗胆」(がしんしょうたん)。 これは、長きにわたって覇を競っていた、呉という国と、越という国があり、ある時の戦いで、越の王、勾践(こうせん)は呉の王、夫差(ふさ)に大敗し、処刑されかけるも辛うじて除名されるという事態があった。 勾践はその後、日々、屈辱を忘れるなかれと、硬い薪の上に

          私小説 「はるかな峠へ続く道」 第2章 ~疫災~

          私小説 「はるかな峠へ続く道」 ストーリー

          ・モチーフ THE YELLOW MONKEY 2000年発売 アルバム「8」収録  「峠」 ・あらすじ・・当時、北国にいた野比大輔は、2020年、突然の疫病流行(パンデミック)により、予定されていた首都圏への移住が不透明になる。 野比は悩み、地方特有の厳戒体制と、そして当初、疫病患者がほとんど出なかったその土地で、厳戒体制の中で生活することが当たり前とする地元の人たち、その中で浮かれた若者がいる現状、いずれにせよ「疫病患者が地元に存在してはならない」前提の地元社会に疲

          私小説 「はるかな峠へ続く道」 ストーリー

          作品を書くに当たり

          (※)写真は、次回以降公開する作品の鍵を握る曲が収録されたザ・イエローモンキーのアルバムです。 本日、noteに登録いたしました現在は神奈川在住のしょうちゃん!です。 いきなりですが、私は、ぶっちゃけていうと、「健常者」ではありません。 小さい頃から、周囲の児童、生徒との違和感を感じることが多々ありましたが、その大きな要因が、今でいう「自閉スペクトラム症」にあることを知ったのは、最初に知ったのが25歳の時、自覚をちゃんと持つようになったのは30歳を過ぎてから。 すでに

          作品を書くに当たり

          静岡育ちで東北にも縁が深く、現在は神奈川県湘南地方に在住しています。文章を書くことが好きで、自己表現の場をと思い、思い切って登録しました。ザ・イエローモンキーを崇拝者しており先日も東京ドームLIVEに行きました。これからここでいろいろ書いていくつもりです。

          静岡育ちで東北にも縁が深く、現在は神奈川県湘南地方に在住しています。文章を書くことが好きで、自己表現の場をと思い、思い切って登録しました。ザ・イエローモンキーを崇拝者しており先日も東京ドームLIVEに行きました。これからここでいろいろ書いていくつもりです。