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改めて感じた日本人の底力

どーも、眼が炎症起こして点眼薬治療に励むしょーちゃんです。

さて、いきなり上からな言い方ですが、皆さんは「日本人に生まれた誇り」とか、感じることありますか?

私は、今までの人生、地方に主に住んでいて、感じることも少なかったんですが、この3年、2000年代前半(当時は20代前半で八王子市にいた)以来、首都圏で暮らしているうちに、都会の多く人がいる駅などの状況のかで、整然と行動できる日本人の伝統的なメンタリティ、いいなあ・・と、時々思っています。

昨日、本当に強く、日本人に生まれたことを誇りに思える出来事がありました。

私は、八王子時代に、あるきっかけで知り合った旧友が役者をしている人がいるのですが、彼の出演する舞台を観に、神奈川から杉並区の阿佐ヶ谷へ向かいました。

すると、電車が東中野駅へ着いた辺りで急停車・・

何でも、都内某所で人身事故があり、電車も中野で終点となるようでした。

演劇は12時開演。

その時、既に11時過ぎ。

直に、その友人に連絡して、「運営側が事故を把握したようだ、動きあれば知らせる」という返事をもらいましたが、普通に考えて、絶望的でした。

何しろ中野では「この路線はしばらく動きません」という説明がされたことから、かなりの大惨事がおきていることは容易に想像が出来、すぐに中央線の快速が動き始めましたが、「快速」は阿佐ヶ谷には止まりません。

万事休すか‥

と思ったら、アナウンスが

中央線は本日に限り、快速の止まらない駅にも臨時停車致します

と、私にとって、「神の啓示」というべきお知らせを!!

しかし、ここでも私は最後のミスをします。

特別に止まる電車が動くのはそれから20分後くらいだったのですが、慌てて次の電車に飛び乗ってしまい、降りたのは阿佐ヶ谷より1駅三鷹・吉祥寺方面よりの「荻窪」駅。

うわっ、今度こそ万事休すか‥

と観念しましたが、ここで友人から連絡が入り

開演時間を遅らせます

とこのこと・・

電車社会の東京なので、多くの人が影響を受けているだろうという判断だったと思いますが、本当に救われる想いでした。

そして、遂に阿佐ヶ谷に停車する電車に乗れました。

阿佐ヶ谷では、最後の関門。

阿佐ヶ谷の芝居小屋(小劇場のことをこういう言い方する)は、前も行ったことあるけどちょっと解かりづらい場所にあり、少し右往左往。

すると、目に入って来ました。

観に行く演劇のパンフレットを持った婦人が、地元の人らしき若い男性に道を聞いているところを。

男性は本当に若者だったけど、しっかり丁寧に説明していました‥やはり、今の日本の若者も一概に捨てたものではない!!と思いました!!

その婦人に声をかけて、一緒に芝居小屋まで向かいました。

貴重な、「たぶんは、一期一会」でした。

そして、開演時間に、我々は無事に間に合いました。

演劇そのものも90分、しっかりと感情移入して堪能し、友人にも挨拶できた私です。

帰りはもちろん、電車は正常に動いていました。

この日の一連のことから、

JRが臨機応変に臨時の各停を出してくれた

・決まっていた開演時間に拘らず、運営側が臨機応変に時間を遅らせてくれた

・若者が婦人に丁寧に道を教え、その恩恵で遂に私は、絶対にもう無理だと思った開演時間に間に合った

これらのことを思い、改めて、凄く日本人って「いざという時の対応力や人を助ける力が強い民族だなあ・・」と誇らしくなりました。

もちろん、海外にも親切な人はいっぱいるし、対応力の強い人などは沢山います。

しかし、これだけの時に、これだけ皆が落ち着いて行動できる・・

戦後、占領政策で元来、日本人が持っていた強さはかの国の指導部に牙を抜かれ、それは今も尾を引いている・・と聞きますが、やはり、私は改めて
日本人という民族に生まれた」ことを「誇りに思いたい」です。

そして、私自身、その上で、今までの人生で海外を見聞したのが修学旅行で東南アジアに行った1回しかないので、いずれ人生2回目の「広い世界」をこの目で見聞したいです。

では。


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