私小説 「はるかな峠へ続く道」 ストーリー

・モチーフ

THE YELLOW MONKEY 2000年発売
アルバム「8」収録  「峠」

・あらすじ・・当時、北国にいた野比大輔は、2020年、突然の疫病流行(パンデミック)により、予定されていた首都圏への移住が不透明になる。

野比は悩み、地方特有の厳戒体制と、そして当初、疫病患者がほとんど出なかったその土地で、厳戒体制の中で生活することが当たり前とする地元の人たち、その中で浮かれた若者がいる現状、いずれにせよ「疫病患者が地元に存在してはならない」前提の地元社会に疲れ、精神状態は荒れ、憤りで血液が逆流していた。
そんな時、野比は好きなロックバンド「THE YELLOW MONKEY」の古いアルバムを聴いた。
今まで意識していなかったラストの曲「峠」の世界観、特にラストのサビの歌詞に真に心を射抜かれた野比は、繰り返し「峠」をリピートし、心底よりの涙を流しながら、「生きていく」ことを誓ったのだった。

果たして野比の運命は‥ 

#私小説 #イエモン 峠 歌詞   #コロナ禍    

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