マガジンのカバー画像

短歌集

41
運営しているクリエイター

#和紙

日々の想いを短歌にのせて⑩

日々の想いを短歌にのせて⑩

人は遠くに幸せを求めるが、幸せは他の人の価値観で決めるものではなく、自分の心次第でいつでも幸せになれる、という心情を歌にしました。
これに似たことを表した作家がいますね。

ベルギーのモーリス・メーテルリンクによって書かれた童話『幸せの青い鳥』は、日本でもとても有名で、名前を聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。 この物語では、チルチル、ミチルの兄妹が、魔法使いのお婆さんに聞いた、幸せの青

もっとみる
日々の想いを短歌にのせて⑪

日々の想いを短歌にのせて⑪

今まで、愛されることばかり望んでいた私ですが、自分から愛していくことがどんなに大切かを知りました。愛は求めれば求めるほど逃げていくものだと…

昨日と同じく和紙にピンクの折り紙を敷いて。小筆

日々の想いを短歌にのせて⑮

日々の想いを短歌にのせて⑮

やけくそではありません。笑
悲しいことがあっても、笑いとばし、踊って頭の中をすっきりさせよう。
ちゃんちゃらちゃんは私の造語です。急に頭から飛び出しました。

この歌を書いた時、こういう運動を思い出しました。日常で蓄積したフラストレーションを解放するための民衆運動「ええじゃないか」です。

「ええじゃないか」は、江戸時代末期に起こった民衆運動です。 しばしば「狂乱的」と評されるように、その様子は異

もっとみる
日々の想いを短歌にのせて⑱

日々の想いを短歌にのせて⑱

息苦し  荒波の中もがきつつ 目指すは細き 一条の光

5年ほど前でしょうか。コロナが流行る前の年、咳が止まらず、せき止めを飲んだら、急に息苦しくなり、とても怖い経験をしました。誰もいない荒波の中で一人いるような気持ちになり、孤独を感じながら、もう終わりだと思いました。その時はいろいろ調べてもらっても原因がわからずじまいでした。

今年2月に肺炎が見つかり、まだ病名つきませんが、たまに、その時ほど

もっとみる