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195 大事な勝利は人生の勝利
目先の試合の勝ち負けとか、試験の落第とか、そういうことではなくて、大事なのは「人生の勝利」「人生の成功」です。
大成功する秘密は本当にシンプルです。「敵をつくらないこと」。それだけ。
「どんな嫌な人であっても味方にしてやるぞ! 仲よくしてやるぞ!」と挑戦する。それが我々の仕事であり、皆さんの仕事なのです。そして、世界を敵に回すか、味方に回すかということは、「自分次第」ということなのです。
194 集中力はありがたい
毎日やっている仕事や勉強を、「休みたい」「時にはさぼりたい」と思うこともあると思います。
しかし、「集中力」さえあれば苦しいとは感じません。「集中力」は、とてもありがたいものです。
「集中力」があれば、仕事や勉強などが実に楽しくできて、ちゃんと時間内に、やる べきことは終わっています。心はいつも元気で、やる気に満ちています。頭もとても活発で、あれこれアイデアが湧き出します。そういう毎日で
193 後悔しても、何の役にも立たない
後悔することを「格好いいこと」だと思っていませんか? 後悔すれば他人は許してくれると思っているのではありませんか?
しかし事実は違います。他人から見れば、何の役にも立たない、ただの暗い人間です。犯罪を起こした犯罪者が後悔するのを見て「よかった」と思う人は、憎しみにさいなまれ、苦しむ人です。
失敗したり、間違ったり、大規模な犯罪でなくとも罪を犯したときには、「私は愚かで、わがままで、自己
192 完璧主義になるな
完全主義、完璧主義という病気を、まず心から追い出してください。
完璧にするのではなくて、自分にできる範囲で精一杯頑張ること。それを誰かに非難されても別に気にする必要はありません。男性の場合であれば、自分が精一杯仕事をしていれば、上司に文句を言われても気にしなくていいのです。
上司に「君、ここがちょっと駄目じゃないか」と叱られたら、胃が痛くなったりします。けれども胃を痛くする必要はありませ
191 行為は正直に
もらえるお金が少ないから仕事の手を抜くというのは、とんでもないことです。
お金がもらえなくても、与えられた仕事は、プライドを持ってしっかりやるべきです。手抜きは、自分の人生の汚点となり、自分が損したことになります。
相手が認めようが認めまいが、ご褒美をもらおうがもらうまいが、「やらなくては!」という気持ちでやることが大切です。自分の能力をぜんぶ使って精一杯やることは「行為に正直」という、
190 状況に合わせて調整して生きる
現代の若者に質問したいのです。「あなたは、何がやりたいの?」。
それが明確ならば、たとえば「結婚して家族を持ちたいと思ったら仕事をしなくてはいけない」というはっきり した答えが出てくるでしょう。だったら、はっきり覚悟を決め、目標を定めて、毎日の仕事をするしかありません。
「仕事を休みたい。毎日がワンパターンだ。そんな生き方は嫌だ」という人もいるに違いありません。けれども、それは一時的な感
189 精一杯やればいいだけ
「私はこういう仕事をしなくてはいけない」「今日は、私が料理をつくらなくてはいけない」というのは、自分へのチャレンジです。それは別に、誰かに褒められたいというのではありません。そうではなくて、「怠けて中途半端にやるということはしたくない。やることは、精一杯しっかりやりたい」という態度なのです。
料理でいえば、「みんなにおいしく食べてもらえるように、一つも文句を言われないものをつくろう」と真剣に
188 優先第一は「今できること」
仕事に優先順位をつける。一番大事なことを、今、行う。その結果、三番目のことができなくなったとしても、それは構いません。
たとえば、私が書き上げるべき本が、今の時点で三冊あったとしましょう。その場合、私は、「一番先につくる企画はどれですか? 」と確認し、締め切りが早いものを片付けてから、力が残っていて時間も余裕があるならば、次の本に取り掛かることにします。
それで結局、次の本には取り掛かれ
187 「後でやります」というのは罠
私たちはいつでも心の中で、「これは後でやります」と今やるべきことを後回しにします。そして今の時間は、妄想するのです。
しかし、次の時間・次の瞬間には、別なことをしなくてはなりません。「後でやります」と思っても、後にはまた別な仕事があるのです。
いつでも、次から次へと仕事があります。今の仕事をしないままで後回しにしても、次の瞬間には別の仕事が現れるのです。同じ時間で仕事が二つになったのです
186 きれいな世界で勝利の人生を
世界をより楽しい世界に変えることが我々一人ひとりの仕事です。一方で、戦争を引き起こして殺し合いばかりやってしまう汚い世界をつくることも我々次第です。
汚い世界、殺し合う世界は嫌でしょう? きれいな世界、楽しく遊べる世界がいいでしょうね。自分次第で世界が変わり、それでこそ自分の人生は自分の好きなように生きられるのだとしっかり理解しましょう。
自分の人生を自分がしっかり運転すれば、必ず人生が
185 希望が大きいと怒りやすくなる
「仕事が苦しいのは当たり前」と考える人は、キツい仕事に対してもそんなに怒らないでしょう。
しかし、「赤ちゃんはかわいくて言うことをきくもの」とか「仕事って楽で、楽ちんに生きられるのが当然だ」と思っていたら、それは期待する「楽」のレベルが高すぎますから、当然、現実との隔たりが大きくなります。「苦」を感じる赤いラインをすぐに越えてしまいます。そして、怒って失敗します。
子育てにしても勉強にし
184 自信がありすぎると失敗する
結婚式でスピーチを頼まれたとします。
自信がありすぎの人は、「よし、抜群のスピーチをしてやろう」と思って、頭の中であれこれと、できる限りの妄想をしてしまうのです。それで当日は三十分もしゃべったりして、ひんしゅくを買います。しかも、そういう人に限って、いいことは何もしゃべっていない。本人も、心臓がドキドキするわ、汗が出るわ、膝が揺れるわ、もうひどい気分なのです。妄想の中の自分を過大に評価してい
183 「今を生きる」人生は大成功
気づいていただきたいおもしろい事実があります。
今、やるべきことを やってみると、それが大成功なのだということです。失敗で終わることはありませ ん。たとえ失敗しても、次の瞬間にそれを直せるのです。
ですから、瞬間瞬間、行うべきことを怠ることなく行うならば、「失敗した」と悩むことは消えてしまいます。それが成功を収める生き方です。仕事が計画書どおりにいかなくても、最終的には成功しているはずで
182 成果を短期間でみるようにする
「結果を出せ」と言われて、会社の研究者が研究して、半年経っても手ごたえのある結果が出ないと嫌な気持ちになります。やり切れなくなってストレスも溜まります。そうではなくて、今日一日の研究はうまくいったかと考えるのです。
今日は結構頑張りました、次の日も頑張りました、ということを続ければ、ちゃんと結果が出るのです。
『一分で読むブッダの教え』第3章 人生の悩みは、仏教で解決する《成功と失敗》アル
181 成功する人生のつくり方
何かをやって少しでも成功すると楽しいものです。ですから、日々、成功するための計画を立てて生きればよいのです。「十年後に成功するぞ」と思って計画を立てると苦しいので、計画の長さは、十分ぐらいで充分です。「この十分で、やることは、精一杯やって成功するんだ」というくらいがちょうどいいのです。そうすれば、成功するたびに喜びや幸福感を覚えられますそうした小さな計画のユニットをつなげて、自分の人生にするので
もっとみる180 「人生の成功」はあくまで結果
成功の流れを観念的にみれば、「人生そのものが成功する」と言うことができます。しかし、あまり「人生を成功させよう」などと思わないでください。そのような考えは余計なものです。成り立たない妄想です。
今の瞬間を成功すればいいのです。それで話は終わり。「どこまで行けば成功でしょうか? 」と考えることは、非論理的です。
過去も未来もすべて忘れて、今だけ、失敗しないようにする。
観念的に言えば、