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191 行為は正直に

 もらえるお金が少ないから仕事の手を抜くというのは、とんでもないことです。

 お金がもらえなくても、与えられた仕事は、プライドを持ってしっかりやるべきです。手抜きは、自分の人生の汚点となり、自分が損したことになります。

 相手が認めようが認めまいが、ご褒美をもらおうがもらうまいが、「やらなくては!」という気持ちでやることが大切です。自分の能力をぜんぶ使って精一杯やることは「行為に正直」という、立派なことなのです。

『一分で読むブッダの教え』第3章 人生の悩みは、仏教で解決する《成功と失敗》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版【ありのままの自分 アイデンティティの常識を超える (お釈迦さまが教えたこと 4, 2007年) p155】

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