三十代の私、さようなら。
10年間があっという間に過ぎていった。私もとうとう四十路に投入する。
信じられないよ四十路。
なんとなくだけど人生の折り返し地点に立った感覚。私の人生もしかしたらもう半分もないのかもしれないけれど、永遠のように感じていた寿命がリミットを迎えていると思うとなんだか胸に込み上げるものがある。
確実に疲れやすくなったし、頭が冴えなくて忘れやすくもなった。物の名前が思い出せない。
髪の毛の毛量が減ったし顔がたるんだし顎が伸びた。
皺も増えた。しみも増えた。
性欲は減少した。生理の周