職場における人間関係

社会人になって早21年が経過しようとしている。
光陰矢の如し。
世間知らずの鼻垂れだった私も、現在の職場では中堅となり後輩の方が多い立場になってしまった。と言ってもパートだけど。

どの仕事に於いても、やはり人間関係というものは切っても切り離せない厄介事である。
よほどフリーランスで働いていない限り、上司や部下、同僚、取引先等も含めると、枝葉のように人間関係を築く必要がある。

私は短期アルバイトも含めると、5つの職に就いた経歴をもつ。

単刀直入に言うと、人間関係で悩んだことはあまりない。

もちろん苦手なひとはいたし、気の合わないひとだっていた。
しかし、それが原因で退職したことはない。


私の中で、職場における人間関係というものは表面上だけ上手くいけばいいと考えていて、
私生活に於いてまで関わる必要はないのだから、上辺だけの付き合いで構わない。

とは言え、気の合うひとがいれば自然と仲良くなることもあるので、友達と呼べる人ができたことも事実だ。

友達にならなくとも、たまには食事に行ったりと仕事外でのコミュニケーションを取ることもある。

ただ根底に『仕事をともにする仲間』という意識があるので、それ以上もそれ以下でもないというスタンスは持ち続けてきた。

その姿勢は尚も職場での立ち回りに役に立っていると感じられる。

相手に好かれようと嫌われようと、私対相手は、ともに仕事をする目的のみで同じ空間にいるだけ。


当たり前のことを列記すると、
。挨拶をする
。仕事に真面目に取り組む、行う
。相手を褒める
。話しかけられやすい雰囲気をつくる
以上を特に実践している。

挨拶は基本の基。
ありがとうございます、ごめんなさい、もそう。感謝し非を認める姿勢はことに大事。


こういった努力が実らず、自分に攻撃してくるような変人って少なからず存在すると思うが、そういう奴はだいたい多数から嫌われているから気にしなくてもいい。


私の場合、有り難いことに今まで職場で関わってきた人々の中に根っから悪い人なんていなかった。
強面で一見取っ付きにくそうな青山さん(仮名)も、岩川さん(仮名)もとても優しかったっけ。

しかし山本(実名)、てめぇだけは違ったよ。
挨拶してもシカト。
機嫌のいいときだけ挨拶を返す。
詳細は綴れないけど、変わった人だったな。
案の定周りから嫌われていたけどね。
私が退職の意向を伝えたときも、「今から忙しくなるのに」と文句だけ返された。

山本、元気にしてるかな?



最後に。
仕事をひたむきに一生懸命頑張れば自ずと円滑な人間関係を築けるはずなのだ。
それが叶わないような職場は早々に去ったほうが身のためである。




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