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ベトナム娘は不幸がいっぱい!

アジア無敵の花嫁 


バンコクで原稿で苦しんで、いつまでたっても

ベトナムに転戦できない。

2年前から追いかけていたベトナム北部の寒村での出来事。

愛と身請けのナムディン!

ここには産業がなくて、高校を卒業しても就職先がない。それで、日本の技能自習生として海を渡ったベトナムの若者たち。

そして、就職の代わりに花嫁となって、中国、台湾、韓国に渡った娘たち。


海を渡って幸せがつかめたのか?

わたしはそれが気になっていたのだ。

技能実習生の悲し過ぎる実態。眠れない留学生ーコンビニ店員と語学学校生徒の往復。送出し機関と日本の虚行大学の余りに人を喰い物にした悪行。

わたしが一体、ナムディンで何を見たのか、お伝えしたいと思って、書きつづった原稿。堂々、完結です(笑)

でも1年以上前に発表できたのに、

それさえ阻む日本の出版界の偏狭さ。

その境界線を見て下さい。

外国人を不当にこき使う繊維・衣服産業の疲弊
技能実習生を劣悪な環境に追い込む構造要因
兵頭 輝夏 : 東洋経済 記者
6月20日、福井県永平寺町の繊維工場で火災が発生し、4人の遺体が見つかった。そのうちの1人はベトナムから来た21歳の女性だったと福井県警察が後ほど発表した。彼女は技能実習生で、この工場では...



この悶絶のアジアシリーズ 連載開始します!

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この本はベトナム人の記者の応援がなければ書けなかった本です。

太陽を浴びれるかな?


本は立ち読みで読めます。以下のURLから

https://bccks.jp/bcck/162741/info



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ベトナム娘の青春不敗!
アジアで無敵の花嫁 不幸がいっぱい

 素っ裸でファッションショーのようにキャットウォークしている娘たち。10人位はいるだろうかー。
そんな映像はアンへレス(フィリピン)やソイ・カーボーイ(バンコク)にもあるけれど、いずれも布の面積はほとんどないがビキニはちゃんと身に着けているのだ。しかし、これは完全な素っ裸ではないか? 
どの娘も色白で小顔、やせ巨乳、脚がきれい。あれー、ベトナム娘?

若い女性がファッションショーのように外国人男性らの前で全裸をさらしている映像が、ネット上にアップされベトナムで話題になった。
この映像はベトナム縦断の取材のとき、協力してくれたベトナム人記者が教えてくれたものだ。
下の映像は湯上り姿ではない(笑い)
もっと凄いが、それはさすがに掲載できない。


 映像はおおよそ20分、白いバスタオルだけを体に巻いた若い女性10人ほどが壁を背に並び、司会者が名前を読み上げるたびに呼ばれた女性がタオルをはずして全裸ウォーク。
 数十人の外国人男性らが座ってこれを眺め、指を差して品定めする様子も映しだされている。

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問題の映像が撮影された場所や女性たちの国籍も明らかにされていない。が、どうみても彼女たちは、ベトナム娘だ。みなさんもご存知の色白小顔やせ巨乳。アジアで無敵の花嫁である。

これまでに摘発された韓国人男性の違法集団見合いの様子と似ていると指摘する人が多い(笑い)
これを見たベトナム男性は、ホーチミンのホテルだろうと見抜いた。
さらに、
「外国人男性との結婚がどれほどの幸せか知らないが、こんなことまでしなければいけないのか。見知らぬ人達の前に全裸をさらして、自分を尊重することができるのか」と自嘲気味に嘆いた。


がんばれ、
ベトナム娘も青春不敗

chapter1.
ベトナムから売られてきた娘たちが体を売る町
in mainland CHINA


 中国広西省東興市サムカオ地区の高層ビル。その中に埋もれるようにみすぼらしい家が軒を連ねる。
インドネシアの暗黒置屋街カリジョドより少しはまし。
女が手を振りながら笑いかけてきた。

 疲れきった表情の少女、あまりに多すぎる客の相手をしているのだろうか?
疲弊した横顔は白くて美しい。きゃしゃなシルエットが電灯に浮かび上がった。
まだ、10代ではないだろうか?

買ってくれとしきりにせがむ。客がつかないと、女主人に怒られるという。よほど主人を恐れているのか、何を聞いてもちゃんと返事はしない。支払いを先に済ませるとやっと安心して華やいだ表情をみせた。この娘は恐ろしく若かった。

 自分の名前を小さな声で教えてくれた。女主人のいる部屋からは離れているのに、彼女は周囲を気にして用心深い。
名前はシー。中国にどうやって来たのか聞くと、うつむいたまま少しずつ話はじめた。

「あれは2年前のことです。わたしは、ハノイである女に騙されて中国に連れてこられました」。

その経歴はすごかった。簡単にいえば、彼女は1年ほど売春宿で働かされた後、他の売春宿を転々とし、今の場所に流れ着いたという。
つまり10代の半ば恐らく15才ごろに売られたらしい。


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 この宿の女主人もまたベトナムの紅河デルタ地方ナムディン省出身で、かつて同じように売られてきた身。その後、少女を売る身に転じたのだという。ナムディンについては、ベトナム北部の巨大な置屋街がある「ベトナム 幻の海岸ナムディン」に詳しく書いた。第二章に再録する。海岸の街だが、これといった産業がない、日本でいえば東北地方の漁村に出現する巨大置屋群。

 彼女が今、働いている広西省東興市サムカオ地区(中国)は、農業と煉瓦造りの町。稼ぎは厳しく、生活のために売春に走る者が多いという。おんなたちは、
規制が厳しくなってくると別の町に移っていった。
漂白の旅、、、。
♪あの街、この町、幸せはいつも、、、どこにもない。


 ここで働く女性の多くは、他所から移ってきた者たち。騙されて売春宿に売られた者も多く、みな故郷に帰りたがっている。中には病気にかかっている人もいて、他の半額にも満たないはした金で、自分の体を売る。

 彼女たちが転々とした売春地区は中国南部に広がっていたのだ。
ここの他に雲南省、広西省などに同じような地区があるという。どのホテルも売春婦を確保していて、宿泊しなくてもホテル側が女性を都合する。
こういったホテルは、上の階にベトナム人女性を10数人待機させている。さらに、床屋やマッサージ屋が立ち並び、客引きが呼び込みをする。

 女主人(中国人)がわたしの服をひっぱって、店内へ引き入れた。机と椅子が置いてあるだけの土間ではないが玄関のような部屋。
さらに奥に続く薄暗い部屋は、どれも埋まっているようだった。

 この町に着いて車を降りるとすぐに女たちが群がってくる。
売春宿を見つけるのはたやすい。
インドではないが、分け入れば分け入るほど性産業の実態が目に飛び込んでくるが、全容はわからない、、。

それはこういうことだった。
中国の一人っ子政策の影響で嫁不足と同時に女性不足が深刻になっていた。嫁不足はわかるが、もうひとつ同種類の問題が闇のなかで膨張していたのだ。それはあたかも、大きくなりすぎた病巣が破裂するさまを思わせる。

中国男たちの性欲を解消するための方法が必要とされていることも、ベトナム娘がこの地獄に足を踏み入れる原因となっていた。


 ここは広東省のある町では、売春宿がひとところに集まり、歓楽街を形成している。

ハノイ-1


謎の失踪事件
ベトナム人花嫁100人
河北省で一斉に霧消!

 ここは中国河北省邯鄲市。河北省は天津市や北京に近い北の重工業が発展して比較的裕福な町。そこで奇妙な事件が起こった。
ここでもベトナム娘は主人公を演じる。
それも花嫁である。ただ、100人もいるけど、、。

中国人の夫に嫁いだベトナム人花嫁100人がある時期を境に一斉に姿を消した。最初は数名だけと思われたが次々に姿を消してその数ざっと100人超。これには地元住民も驚いた。
事件解明に警察も捜査に乗り出した。わたしにも捜査依頼が
来なかった。m(><)m

これまで、中国南部たけの話しと見られていたベトナム娘の誘拐や略奪、搾取、事件。それが中国の首都圏でも起こっていた。
なにしろ「ひとりっ子政策」の弊害で、中国人男性は中国人女性を嫁にもらおうとすれば760万円も貯めなければならないのだ。
その間隙をついてベトナムの花嫁が大挙してこの街に迎えられていた。

 邯鄲市曲周県在住の中国人男性(22歳)によると、同県に住むベトナム人ブローカー(女)にベトナム人花嫁を紹介してもらうため10万5000人民元(約200万円)を支払ったが、11月下旬頃に連絡を絶った。

 女性ブローカーと彼女が紹介した100人余りの花嫁が、同時にいなくなったことが分かり、邯鄲市警察が捜査に乗り出した。
警察は、ベトナム人花嫁紹介ビジネスを偽った詐欺事件として疑っている。また、人身売買の事件の疑いもありそう。

 中国では結婚適齢期の女性の数が圧倒的というか、絶望的に少ない。
農村在住の低所得の男性にとっては中国人の花嫁は高嶺の花。器量など問題にされない。

これをみている日本女性のあなた
出番かも、、。

中国人女性と結婚するには最低でも40万人民元(約765万円)が必要とされるのだ。
どうだ、まいったか!

ある農村男性は「農業では一生働いても稼げない。だからベトナム娘と結婚するしかない」と話している。

この話しは北朝鮮の花嫁も同じで、中国のこのあたりの農家の長男に嫁いだところ、長男はなんと男ばかりの5人兄弟。北の花嫁はなんと5人の嫁にされてしまった。
毎晩、入れ替わり立ち代り、夜の相手をさせられるのだった。
ъ(゚Д゚)グッジョブ!! 
これは「彼女たちの国境-自由性奴隷」(既刊)に詳しく記載。

つまり、花嫁ではなく性の捌け口にされいたのだった!
ああ、 
それでは、アルデビッラ!
シェーシェー!
カムサハムニダ!!
えっ?


中国では、一人っ子政策の影響から、男女比の偏りが年々拡大している。女性が結婚相手に求める基準も高くなっており、農村部などに暮らす男性は、国外から花嫁を探さなければ結婚できないのが現状だ。そこで登場したビジネスが国際結婚紹介事業だが、花嫁を買われるベトナム側にとっては、大きな社会問題となっている。

 最近、中国ではインターネットを利用した国際結婚紹介サイトが急増しており、多くの中国人男性とベトナム人女性がこれらのサイトに登録している。共通して言えるのは、どちらも農村部や地方都市出身の者という。

 女性は自身のプロフィール(写真、年齢、身長、体重、スリーサイズ)などをサイトで公開し、男性側は、これらの情報から、気に入った女性を「お見合い相手」として選ぶ。
実際にベトナムで「お見合い」するためには、手数料2000人民元(約2万7600円)を支払わなければならない。安いもんだ。

 ベトナム滞在中に「お見合い」して、双方が結婚に合意した場合は、さらに結婚手続き手数料1万元(約17万円)、挙式費用:2万6000元(約40万円)を支払う。なお、結婚する場合には、お見合い手数料として支払った2000人民元は返還される。

 ベトナム人花嫁側も大金を得ることが出来るため、国際結婚を望む女性は後を絶たない。
なんと言って、双方の利害関係が一致しているので、表面上は問題ないように見える。
が、結婚後のベトナム人花嫁の生活は総じて“悲惨”である。
笑っている場合ではない。

 ある花嫁は、こともあろうに処女でないことを罵られ、またある花嫁は、外見や出生の貧しさを侮辱されたという。また、ある花嫁は、待っていたのは夢の新婚生活ではなくて、あのー、書きにくいが、肉欲まみれの生活だったのだ。
言葉が通じないため意思疎通が困難ということもあり、最終的には虐待や暴力に発展するケースが多い。(;゚Д゚) 

酷い場合は、嫁ぎ先の一家の男性複数から性的虐待を受けた後、売春施設に売り飛ばされることもあるという。
酷すぎる。。(TдT)。。。。 


負けるんじゃない! ベトナム娘。
それなら、いっそ、日本の自衛隊員たちに、国際貢献として救助(嫁にもらうこと)に行ってほしいくらいだ。その方が間違いなく幸せで彼女たちもそれを望んでいるのだった。
これは本当の話。


chapter 2.
幻の海岸ナムディン

謎の文章を手がかりにべトナムの首都ハノイから南西300㌔にある幻の海岸ナムディンをめざした。まだ、ひと知れぬ桃源郷だという。それを実際に目で見たい。
そこで人見知りの小柄なティーという娘と知り合う。川端文学を彷彿とさせる『伊豆の踊り子』のような文芸作品になると思いきや、笑いと悶絶の、、あのプノンペンの身請け話を演じてしまう m(><)m 駆け抜ける喜び、疾走するhongda bike  物価10分の1のベトナムの片田舎でわたしは、幸せな夢を見たのだった。その先にあったアジア。それはわしらが忘れた純情がかろうじて生き残っていた。これは「失われた知性」というシャングリラを探検して身請けしそうになったおとこの物語である。


      編集局記者Dの報告

 「愛と身請け!」



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PS

このブログ全記事中、「いいね」がわずか3なのに断トツのアクセス数を叩き出しています。いいね15の記事の100倍。いいねとアクセスは関係が薄い事を証明したドキュメンタリー記事。

「戒厳令下バンコクの恋人たち」「テーメーカフェ戦記」などより、ずっと前に発表した作品です。

しかし、出版業界や電子書籍のコンテンツチーム(映倫のような存在)に働く日本人たちの抵抗で、世に出なかった作品。

日本人の倫理観とは、東南アジアの人を滑稽でバカにしています。わたしは哀しい。

(なぜなら、日本人女性の裸が東南アジアに席巻しているのに、そちら何とかしてほしい)。


それが、映画では来春、発表されるという。記者とは無関係だが、、。

ベトナムから来た3人の女性技能実習生の葛藤を描いた映画『海辺の彼女たち』が、来春公開される。日本で働く実習生は約41万人(2019年12月末現在)に増えたが、これまで映画の主人公として描かれることは無かった。

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いいね僅か3なのにこれだけが異常にアクセスする理由は何だろう?




日本人の「常識」とはただの幻想に過ぎないー



 悪名高いビザ30日ルールが撤廃された❣️
東南アジアの移住のハードルが限りなく低くなった


バンコク駐在記者。ミャンマーのヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。ウィルス戦争取材に呼び戻され、世界最前線で戦うためコロナウィルスの突然変異に迫る😂もし、頂上に立てなかったら、日本は中国から千年の隷属国家に貶められます、戦いのすべてはコロナ感染で苦しむ人々のために❗️