東京学芸大学。 どこそれ？　とお思いの方も沢山おられると思う。「東大より芸があって、芸大より学がある。」それが東京学芸大学である。

今日9月6日は悠仁親王殿下のお誕生日なんだそうだ。
お誕生日おめでとうございます。
14歳におなりだそうだ。めでたいことだ。
今夜はお祝いにＲＳＬクラブにケーキを食べに行こうと思う。

さて、5日の昨日（アメリカ現地では4日）エンゼルスの大谷選手がメジャー移籍後初めてのサヨナラヒットをライト前に放った。

今年はもう見ていられないほど不調で、ほとんどいいところなしの大谷。この日のサヨナラヒットに対して、日本で所属していた日本ハムファイターズの栗山監督のコメントが出ていた。

その中で栗山日ハム監督が「今は（打撃で）苦しんでいるけど（今後の野球人生に）どういう意味があるのかなと見ている。（どう乗り越えるか）こっちも楽しみにしている」と言っていた。

このコメントが何だかしみじみ心に染みた。親心というか、師心というか。人間いい時ばかりじゃないから、良くないときにどうするかでその人の価値が決まったりする。栗山監督は大きいスパンで大谷を見ているのだ。なんて素敵なんだろう。

ちなみに栗山監督は東京学芸大学出身。彼は体育専攻、俺は書道専攻だが、出身大学としては彼が先輩にあたる。ヤクルトの選手当時は唯一の教員免許所持のプロ野球選手だった。古田元監督（立命館大）の4つ上。

東京学芸大学。
どこそれ？　とお思いの方も沢山おられると思う。東京芸大とよく間違えられるが、「学芸大」であって「芸大」ではない。（亡くなった俺の祖母はどういうわけか俺が芸大にいって漫画を描いていると思っていたようなのだが、説明も面倒くさいし、訂正する必要も感じられなかったのでそのままにしておいた。）
恐らくそんなに全国区ではないだろうが、教員養成のトップランクの国立大学（のはず）だ。

教員養成の大学なので全科目（国語数学理科社会英語から、体育、音楽、美術、技術家庭、書道）の専攻がある。偏差値は高い方だと思う。

「東大より芸があって、芸大より学がある。」って学生は言っていた。ただこれは自虐的な表現だった。

本心は東大よりも（国数社理英の）偏差値は低いし、東京芸大より芸（美術音楽）で劣る、ということだ。東京大学はもちろん日本一の偏差値を誇る大学だし、東京芸術大学は日本一の芸術大学だ。そのいずれよりもどうしてもやや劣っている位置にいる、と自覚して言っているのだ。

栗山監督の話が出たのでググってみると、プロ野球選手の高学歴？ランキングがあった。なかなか面白いのでググってみられるとよい。

国立大学の最上位は、体育専門学群がある「筑波大学」で12人だった。
偏差値が高く、「つくば」という音の響きと「筑波」という漢字の形はめちゃめちゃかっこいいのだが、どうしても超田舎感がそれらを軽く上回ってしまうのは俺だけだろうか。（別にこれは客観的事実に基づく素直な感想であって決してディスっているわけではないのだが、そう感じてしまった卒業生諸氏には陳謝申し上げる。）

そしてなんと「東京大学」が6人で57位に。文武両道、他の人よりスポーツも勉強もできる人ってやっぱりいるのである。現役だと日ハムの宮台康平選手が東大法学部卒業だ。ただ1軍登板は2018年の1試合のみで、故障で一線から遠のいているので、早く身体を治して再起をはかってほしい。

続いて「北海道教育大学」が3人で82位。なんでだろう？
いろいろ言いたいがプラスのことをいう自信が無いので何も言わないでおく。すべての卒業生諸氏には陳謝申し上げる。

そして「京都大学」「横浜国立大学」「東京学芸大学」が2人で93位。
京大はもとより、横国も学芸大も偏差値は高い。だが残念なことにここでは栗山監督以外、今も名前が残っているような選手はいない。
そもそもどうしてプロ野球選手になろうと思ったのか。契約金を貯めておいて、10年後くらいに何か自分で事業でも起こすつもりだったんだろうか。

そして以下、1人で116位。静岡大学、広島大学、高知大学、千葉大学、鳥取大学、秋田大学、滋賀大学、福岡教育大大学、奈良教育大学、九州工業大学、三重大学、群馬大学、和歌山大学、大分大学。

こうして見てみて分かったのは、旧帝大の、北海道大学、東北大学、大阪大学、九州大学からはプロ野球選手は出てないということだ。

なんでだろう。