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採用戦略なんて、概ねコレしかない!

日本全国の採用にお困りの皆様、こんにちは。
昨日、青森県にある某中小企業様の採用戦略WEB会議に出席しました。

詳細は機密情報のため書けませんが、他のアドバイザーの方とも一致した答えの中で、基本的にやることはアドバイザー同士、変わらないのだなと思いました。

その主な方法(ハード面。ゲームで言うと、ゲーム機の部分)は以下のような方法です。

  • 求人広告(リクルート、インディードなどのWEB系、新聞やフリーペーパーなどの紙媒体系、チラシ、ポスター(居酒屋に貼ってあるピースボートのポスターや求人募集の店内告知)

  • 合同企業説明会

  • 人材紹介会社(エージェント経由)

  • 自社採用HPまたはLP(ランディングページ)

  • 自社SNSでの告知

  • ハローワーク

  • リアルスカウト(社員が知人に声を掛けるリファラル採用、社長の人脈)

  • 口コミ(あの企業良いかもよという求職者に関係する人の情報経由、転職先の口コミサイト(評価が高い方が採用には良い)、世間一般の動画や広告(TVCM、youtubeなど)、商品・サービス、イベント、雑誌や新聞記事など)

そのへんのことは過去記事で書きました。

アドバイザーとしては、じゃあ、どういうアプローチ、中身にするか(ソフト面。ゲームで言うと、それがRPGなのか格闘ゲームなのかリズムゲームなのか、どんな遊び方にするのかとかを組み立てる)が腕の見せ所になってくるわけです。

加えて、ソフト面に工夫を凝らすのはなぜなんだ?と言うと、
人を採用するために、自社を知ってもらう必要性があるわけです。

例えば、人間、バナナというものは「おいしい」「食べられる」と認知しているわけですが、そのバナナがたわわに実っていても、バナナという存在が「おいしい」「食べられる」と認知していなければ、素通りです。

要は求職者が知らない企業は箸にも棒にも掛からないのです。

この知られるというのは、リクナビやインディード、ハローワーク、或いは求人情報誌に求人広告を出すだけでも、自社の情報(事業は何か、職種は何か、給与はいくらか、就業時間や残業の有無、年間休日は何日か)が分かるので、仕事をする上での比較検討が可能になるので、その情報を出すだけでも意義のあることです。

その中で、みんなはただ、知っている企業にばかり目が行って、本当は働きやすいのに、地元の企業に就職していなかったりするのかもしれません。
そういうところは企業の情報発信不足として反省すべきことです。
(もしかすると、条件面が悪いと単純に比較されて敬遠されているということもありますが)

最近では、愛知県の介護施設運営会社「ビジョナリー」がマッチョマンを採用するという戦略で採用成功していたり、過去には神奈川県の面白法人「カヤック」が最終面接で寿司を奢ってもらえるということでヤフーニュースになったことがあります。

話題作りという切り口は採用につながる大きな武器だと考えていますし、これぞ戦略です。ただし、問題は採用後、働く人にとって居心地がいい、或いは過度のプレッシャーがない環境でなければ、人は辞めます。

この企業側にとって採用難の時代に、また採用すればいいなんて思う人事、企業経営者の方々は大甘です。チョコレートに砂糖マシマシ練乳掛けです。

あとはやる、ちゃんと向き合って全力投球することです。但し、なんにもわからないのに、合っているか、合っていないのか分からぬまま、投球フォームを探るのは辞めて、わからないなら、採用に知識のある人、或いは企画を考えるのが得意な人に協力を仰ぐことが成功の近道です。
特段、採用に限った話ではございませんが。


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