【ドイツ観光】クリスマスマーケット#アーヘン
メリークリスマス🎄
こんにちは。ライターのRenaです。
ドイツといえば、おとぎ話のような街並みを思い浮かべる方も多いかと思います。
ブレーメンの音楽隊、ハーメルンの笛吹き男など……♪
しかし、ドイツには意外にも温泉地があります。
そこが実はドイツの最も西に位置するアーヘンです!
今回は西ドイツの最果て、アーヘンのクリスマス模様を書いていきます✏️
(*2023年12月上旬の様子です)
アーヘン(Aachen)
アーヘンは本当にドイツの最果てです。
電車賃がものすごい高いドイツ。
いちいち特急電車などに乗っていてはすぐにお金が尽きてしまいます。💸
そんなわけで私はドイチュランドチケット(Deutschalnd Ticket)という、
1ヶ月49ユーロ(2023年12月現在)で、
全国のドイツの路面電車や各駅停車の電車に乗り放題という
非常にコスパの良いサブスク制の乗車券を使っていきました🚅
ローカルの電車であれば乗り放題!
とはいえデュッセルドルフからは約2時間もかかりました。
中世の気分を味わう門
アーヘンはベルギーとルクセンブルグに近くに位置しています。
そのせいか、建築物もフランスの影響を受けているんだな、と思う場所がありました。
そのうちの一つがこの門。
Address: Pontwall 18, 52062, Aachen
この青みのあるレンガで作られている三角屋根。
そして窓が小さくて位置を堅牢に積み上げたロマネスク感に
中世フランスの流行りを感じますね(*個人の意見です)
中世では城壁都市として栄えていたアーヘン。
その名残として、昔大活躍していた北門が今でも佇んでいます。
当時は馬に荷物を引かせた商人とかがここを通っていたのかなと
妄想して楽しめます。
入場料とかは特にないので無料です✨
アーヘンの大聖堂へ(ドーム)
次は見どころの大聖堂へと向かいます。
北門から歩いて15分ぐらいでの場所にあります。
ちなみにドイツでは教会などの入場料は基本無料で、
ガイドをつけたり宝物庫を見たり塔に登ったりなどとなると
その分の入場料を払うというシステムです。(もちろん例外もあります)
お財布に優しくて助かります💸
さて、
アーヘンの歴史は古代ローマ帝国時代から始まります。
ここ、アーヘンでは温泉が湧くということから、
古代ローマ人が大好きな公衆浴場がある温泉街として栄えていました。
その後8世紀末の、当時のヨーロッパを牛耳ったキリスト教会のトップ
カール大帝が滞在が好んで滞在したため、
アーヘンは商業や交易が盛んな商業都市としてさらに栄えていきます。
ちなみに個人的な感想ですが、ローマ皇帝とか司祭とかの療養地は
現代人の感覚からしてもかなり豪華です。
自然豊かだったり、湖のほとりで穏やかなスローライフを満喫できるような、
いい暮らししてたんだろうなって心底思います。
富と権力を得た人の生活は古今東西、どこでも似たようなものですね。笑
世界遺産にも認定されているアーヘンの大聖堂。
絢爛豪華なゴシック建築と祭壇の周りを囲むステンドグラスが印象的です。
中世のキリスト教美術が色濃く残っています。
この頃の特徴として、みんな顔が無表情、
そして遠近法などがまだ確立されていな時期なので
平面的な絵画的表現が印象的です。
とはいえ、これだけの装飾と絢爛豪華な装飾、
そして高い建築技術を要するので
その建設年月はなんとおよそ1000年❗️👀
さっき出てきたカール大帝が786年から建設を開始してから
気の遠くなるような時間を経て18世紀ぐらいに完成したということですね。
綺麗なモザイク装飾、古代ローマを思わせるアーチ。
1000年という長い年月をかけて建設された大聖堂は圧巻です。
ちなみに私が行った時には宝物館が臨時休業で閉まっていました😂
温泉気分を味わおう♨️
さて、中心街の近くに軽く温泉がお試しできる場所があります
その名もElisenbrunnen
Address: Friedrich Wilhelm Platz, 52062 Aachen
このドーム状の建物の中にいくと源泉がライオンの口から流れています。
ちなみに、ここの周囲は硫黄の匂いが蔓延しています。
近くにあるマンホールからも湯気が出ていて、
温泉だ!と一瞬でわかります。
ちなみに中心街から歩いて20分ほどのところに
カルロス・テルメンという施設があります。
湧水を使った温水プールやサウナを楽しむことができますが
日本の温泉のように効能をしっかり堪能する、というよりは
リラックス目的の娯楽施設という印象でした。
個人的に満足度はイマイチですが、
湯船のないドイツ生活では天国でした✨
アーヘンのクリスマスマーケット
サウナで体があったまったので、
中心街に戻ってクリスマスマーケットを楽しみます。
たくさんの出店があって、クリスマスオーナメントや木のおもちゃ、・
プレゼント用のアクセサリー、レースのハンカチ、
ビールやグリューワイン、ソーセージやチョコレートなど、
いろんなものが売られています。🍫🍷🍺
私は目についたグリューワインをいただきました✨
お店によって味は違いますが、ナツメグやシナモンといったスパイスの薫る
ちょっと甘めの温かいワイン。
日中の気温が1、2度の寒空で啜るドイツのお味は、乙なものでした。
ここのお店では長靴の形の可愛いマグカップに入れて提供していました💕
アーヘンのクリスマスマーケット、魔女の庭2023と書かれていますね
ちなみに
グリューワイン自体は200mlで4.5ユーロ。
マグカップのデポジットで3.5ユーロを支払います。
マグカップをお店に戻せばデポジットが帰ってくるというシステムです。
終わり
ドイツの西の果てのアーヘンの旅行記、いかがだったでしょうか。
1日だけの日帰り旅行にぴったりの小さな街でした。
ミュンヘンのような華やかさとは違った歴史ある街、アーヘン。
デュッセルドルフやケルンに滞在する気概があれば
ぜひ訪れてみてください✨
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