彩璃

(23)¦関東圏住み¦ひとり暮らし¦精神科通院&入退院¦愛着障害・解離性障害¦…

彩璃

(23)¦関東圏住み¦ひとり暮らし¦精神科通院&入退院¦愛着障害・解離性障害¦個性的な主治医やスタッフや支援者さんとゆるく生きています、表現が好きです、もちろん言葉も。自己満で拙い言葉の紡ぎを見守ってください

最近の記事

私は、生きていた

気づいたら2023年になって3ヶ月経っていた。季節は花粉症の人が鼻炎でぴえんする季節になった。私の大敵の寒暖差が激しくなる季節の変わり目に差し掛かっている。直近の採血検査でアレルゲン検査を入れたらアレルギーが1つもない健康体と発覚したのでこの時期の私の鼻炎は自律神経のバグという結論になった 私はまた入院をした。慣れた病棟に慣れたスタッフに囲まれて休息とトラウマ治療。退院は感染対応解けてからすぐ決め、EMDRもした。退院予定日1週間前は調子がすこぶる悪く、結局一旦退院延期して

    • 景色と優しさと、愛

      本格的な雪景色の中、通院を終え、友人と談笑しながら帰路につき、季節を感じつつも現実を見て浮かれていられない気持ちで帰宅し、しばらくできないであろう夜更かしを堪能しようとカフェラテを飲む深夜1時 私は週明けの月曜日から精神科の閉鎖病棟に入院する。今回の病棟も昨年と同じ主治医が担当する病棟だ。この病棟は慣れたもので3回目だ。見慣れたスタッフに安堵を覚えつつも、異動の時期に差し掛かり昔から気にかけてくれていた科長が異動する、そんな噂が流れてから数週間でそれは紛れもない事実になった

      • 私の言葉。感情を、なんで考える。

        私は意外がられるのだが、こうして感性や思考の言語化は得意、というか向いているという表現がのだが、実は日記や板書や勉強がとても苦手だ。勉強は言わずとも「苦手」を通り越して「嫌い」なのだが、基本的に振り返りや要約、汲み取りが著しく苦手としているのでこれでも知能検査においての言語理解は平均数値 100 の1つ手前の 99 である。(惜しいですよね?) そして国語の授業は漢字の読み書き以外は壊滅的である そもそも 「この物語を読んで筆者や登場人物の感情に正解あるの?」 などといかに

        • イージー&ハッピーに溺れたい、浸りたい

          私は発達障害をベースに過去の含めいくつか精神疾患を併発している。所謂、二次障害というやつ。もちろん、今診断されている ” 解離性障害 ” もその一つだ、と認識している 切り離さなければ生きれなかった、その本能を引っ張り出さねばいけなかった人生ってほど壮大ではない、私の人生は壮絶さには欠けるのだが、傷つくことや人間の脆さというか、心身は脆弱かつ図太さ、儚さに対しての強さを同時に実感する 生きるって難しい、そんな事考えている毎日。でもその毎日の中に、日々の中に、イージーなとこ

        私は、生きていた

          人として、誰かの記憶に残ること

          梅雨が明けたというのに気候の迷走が著しい。人間以上のバグを起こしている地球の気候はもう少しバグの修正のアプデくらいしてほしい。バグ倍増アプデは不要だ。優しい気候になってくれても良いんじゃないだろうか 私は今より考えが幼く、自分のことで手一杯だった時に 『人間として生きてたくない』 『皆んなの記憶に残りたくない』 そんなことを考えていたことがあった その時は積極的に生きようと思えてない時期だった、"ワンチャン"死ねることができたら、なんて思っていた だから、誰かの記憶に残

          人として、誰かの記憶に残ること

          解離性障害:私の場合

          珍しく自分の病気について掘り下げて行こうと思う 私は解離性障害と診断されている 主な症状は ・意識消失発作(ばたんきゅーとはまさにこのこと) ・人格交代(所謂多重人格) ・解離性健忘(上記2つと併せて) ・解離性けいれん(入院してるとなりがち) ・解離性遁走(頻度は稀だけど) そんなこんな生きてるけど、今は多少の言語化が解離せずにできるようになったのでしていこうと思う 解離の傾向があった 実は中学時代から離人症はあった。学校でもあった、ふわふわしたり距離感がよくわか

          解離性障害:私の場合

          思ったより、この世界は悪くないよ

          退院してから調子はいいどころか、まあまあ悪いのが正直なところだ。そこを隠さないで素直になりたい、なってみせたい、と意気込んで夏の暑さにバテているセミの鳴き声があまり聞こえない今年の7月。セミも引きこもりなのか、それとも早い梅雨明けからの季節感覚の勇み足のような感情なのか。しかし、セミには申し訳ないが夏の実感に絶望するので大人しくしててほしいところだ 退院数日前に夜勤だった看護師と話していた(内容はあえて再現度を落としておこう、本来の会話は私と医療者にとどめて、ここはニュアン

          思ったより、この世界は悪くないよ

          入院のおはなし① - こどもの精神科

          初夏から夏になりかけ、麦わら帽子なんてつけたことないが、マリーゴールドに似せられないか模索してる私は変わりなくマイペースに生きているが気温が迷子で体調(コンディション)も迷子だ、しかし夏はいつからなのだろう そのことはさておき、これから小出しにしていく予定で精神科の入院について書き出していこうと思う 私は中学2年の児童精神科初診から約半年後の中学3年生から精神科の入退院を繰り返している。現在進行系で。そして基本は 『 任意入院 』 に関しては状況や希死念慮の有無で医療

          入院のおはなし① - こどもの精神科

          私っていう、私だから

          安定しない天気の中で晴れてる日に感謝しつつも物理的にも、精神的にも風当たり強い雨をたまには労りたい気もしつつ、やはり心身の不調のトリガーになっている雨という天敵に労りやらを寄せれるキャパはまだ持ち合わせていない、いつかは受け入れてみよう、いつかは タイトルにある 私っていう、私だから そりゃそうでしょうよ〜! って思いますよね、当たり前 noteでは割と真面目寄り。現実(Z世代で言うリアル)では割とテンションが高めで、院内ではたくさんのスタッフさん見つけたら話しかけた

          私っていう、私だから

          意味がない、って意味だよ

          やはり、ブログはタイピング音と共に言葉を紡ぎたい。 などと言い回しの響きは良いが、要するにパソコンでブログを更新したいという願望だ。文字数稼いで言い回しを考える、これもまた楽しい。あえての回りくどさ。そんな表現したくなった、精神科病院での日々を過ごしている 私の住んでいる地域も、恐らく梅雨に突入していて、何年も安定性を見失ってる天候不良が更に不安定になってしまう時期に入って、いつぞやの私のよう。天候と自分からも目を背けたくなるが、現実はそうもいかない 天気にしても、人生も、

          意味がない、って意味だよ

          天気と、私と、

          花粉症の鼻炎よりも連日の寒暖差の鼻炎に怯えながら迎えた初夏は閉鎖病棟で過ごすことになった。私の生きている世界、つまり自分の人生22年において雨は高確率で雨は降るし、予報にない雨も降らしてしまうので胸を張り『雨女』を自称しているが、雨が嫌い以前に気候変動に弱い体質なので、体質に合わない、である。結果的に嫌いなのはここだけのはなし、のつもりにしておこう まあ、入院までの経緯はさておき、横に置くを通り越して一旦後ろに投げておくとしよう。私は今、かかりつけの精神科に入院中なのだが、

          天気と、私と、

          言葉と行動と歩み。勇気、拍手

          精神科に通院や入退院をすると直面するのは 生死 : 『 生(きること) 』と『 死(について) 』 を考えたり向き合うことに限らない、そこに相対して課題とされるのが 言葉と行動 : 【 言語化 】と【 行動化 】 である。人生を穏やかに人に頼れる甘えること・人を自然に学び与えられていた人からすればこのようなことは恐らく意識などせずに過ごせていることなのかもしれないし、そのような人は恐らくこれらに直面するならば、それは社会人になってから、だったり、引っ越し・冠婚葬祭など

          言葉と行動と歩み。勇気、拍手

          無機質な部屋のベッドで何を思ふ、

          「」 今のかかりつけ精神科の初診からそろそろ8年半になる。中2の9月、年齢にして13歳から。受診や入退院を繰り返しながら、もう22歳 紆余曲折ありながらも、様々な経験や感性や有り難いことにご縁があり巡り会えた優しく温かい友達や医療者や支援者と生きている もちろん対人関係や医療者との間で様々なトラブルというのもあった ここ数年入院している病棟ではないのだが以前入院していた病棟では度々精神科においての隔離室として扱われている『保護室』にいたこともあった。詳しいことは伏せる

          無機質な部屋のベッドで何を思ふ、

          心のたまり場

          つい先日、関東にも雪が降った。寒々しい空気を感じてカーテンを締め時々気になる雪の様子を伺いながら暖房つけていない自宅で工夫を凝らしながら雪の季節を実感した日であった。空調が苦手なので冬をどう乗り切るか考えを巡らせている 私は中学生の頃から精神科の入退院を繰り返している。小学生になり、上級生からだったり同級生にもいじめられることが続いた。低学年のときは一つ年上の上級生に嫌がらせや悪口などだった、その上級生たちは地区班が同じ男子生徒3人で私の悪口を言ったり当時私が習い事で行って

          心のたまり場

          咲かせたい蕾

          一人暮らしの家から綺麗な朝日を眺めて1日の始まりを実感する冬の日。数ヶ月実家に避難していたので大荷物を抱えながら先日帰宅し、荷解きや掃除を済ませた。晴れた日の夕方にはこれまた綺麗な夕日が望める。順調かと思いきや、トイレと洗濯機の水回りのトラブルが起きてしまい、「一難去ってまた一難」とはまさにこのことだと痛感した 私は精神科に通院しているのだが、個性的な主治医と祝日除く週1の頻度で外来受診をしてもらっている。一昨年くらいに今の主治医に変わり、自分の警戒心の強さから自分が思って

          咲かせたい蕾

          言語化をすること

          一人暮らし先に戻る当日というのに大した準備もせずにいる、私の中での早起きと成し遂げた朝 これを更新したらシャワーと荷物をまとめようと思っている 精神科に長年通院している中で最大の課題であった 【 言語化 】 実際、心身が健康であっても「言葉にする」ことは意外と難しい。ただ精神的に安定していない者は特に気分転換や思考の転換が苦手であるため、言語化ができないことで抑うつ症状や不穏状態、解離や身体症状を来たすなど精神科における〈 行動化 〉を繰り返し、次第に自傷他害でふさわ

          言語化をすること