私は、生きていた
気づいたら2023年になって3ヶ月経っていた。季節は花粉症の人が鼻炎でぴえんする季節になった。私の大敵の寒暖差が激しくなる季節の変わり目に差し掛かっている。直近の採血検査でアレルゲン検査を入れたらアレルギーが1つもない健康体と発覚したのでこの時期の私の鼻炎は自律神経のバグという結論になった
私はまた入院をした。慣れた病棟に慣れたスタッフに囲まれて休息とトラウマ治療。退院は感染対応解けてからすぐ決め、EMDRもした。退院予定日1週間前は調子がすこぶる悪く、結局一旦退院延期して翌週の週明けに退院した
今回の入院はたくさん泣き、スタッフにたくさん甘えた。解離が酷く、連日夜間に窓を開けて飛び降りようとしたり、けいれん発作で近隣の救急に搬送されたり、不穏になり身体拘束にもなった。たくさんのスタッフに支えられ、心配されて、抱きしめられ、撫でてもらえ、褒めてもらった
幼少期に両親に頼ることや甘えたり、抱きしめてもらえなかった私は今の病院でたくさんのスタッフに育ててもらった。今年の9月で今の病院に通院して10年になる。いくつもの病棟の入退院を経て退職したスタッフも含めたら何十人のスタッフと関わっている。大人、そして人と真正面から向き合うこと、良いことも悪いことも対立することも不信感や信頼感も心配されることも様々なことを経験や教えてくれたのは親よりも病院だった
退院してからの数日は過去最高に穏やかで病院行きたくない気分になるくらいには平和なメンタルでいる
退院時もスタッフや友達に『金曜日(診察日)ちゃんと来るんだよ!』と念押しされたし、すっぽかしてしまうと親に連絡が行きそうなので流石にすっぽかしはしないし、訪問販売のパンを買いたいので行くつもりだ
生きていたね、私
私は1人じゃないよ