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五つ星シーフード&ワインペアリング

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満点の五つ星評価のシーフード&ワインのまとめ。実食してたどり着いた間違いのない組み合わせたち。
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2023年2月の記事一覧

ココナッツ香るホタテマッシュルームカレー 満を持してインドの赤ワイン②

ココナッツ香るホタテマッシュルームカレー 満を持してインドの赤ワイン②

近所のインドカレー屋さんで、シュリンプバターマサラ(1,320円)に加えてホタテマッシュルーム(1,265円)をテイクアウト。

ホタテマッシュルームは、ココナッツとトマトがカレーのベースになっている。ホタテの甘み(甘みの強いアミノ酸の一種グリシンが多く含まれる)はココナッツのそれに調和。また貝の含むどこか素朴な土のような香りはマッシュルームによく重なる。
カレーにホタテとマッシュルームを入れると

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蟹のトマトクリームパスタにクミンの爽やかな香味 シチリア島のミネラル感豊かな赤ワイン

蟹のトマトクリームパスタにクミンの爽やかな香味 シチリア島のミネラル感豊かな赤ワイン

ふるさと納税で届いた蟹を使ってトマトクリームパスタに。
蟹は足と爪に分かれてパックされていて、部位ごとに料理に使い分けられる。

先日は足の部分を蟹スキにして芳醇なソアーヴェとのパーフェクトな相性を楽しんだ。

蟹のトマトクリームパスタは過去に神戸のレストランで、またセブンイレブンで買ったものにワインを合わせていた。特に相性が良かったのはフランス アルザスのリースリング。

渡り蟹のトマトクリーム

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太刀魚のパン粉焼きカレー風味 サルディーニャ島の潮風とハーブ香る白ワイン

太刀魚のパン粉焼きカレー風味 サルディーニャ島の潮風とハーブ香る白ワイン

先日、韓国料理の太刀魚のピリ辛煮のカルチジョリムを作ってから、太刀魚の美味しさに気付いてしまったようだ。

以来、スーパーの鮮魚コーナーで銀色に光る、文字通り刀のような魚体が私の視界に入るたびに気になってしまう。
とはいえ、私にとってアジやイワシほどの気軽な存在ではなく、調理方法にも少し凝って頂きたいお魚だ。
私の太刀魚インターバルは1、2ヶ月に一回といったところだろうか。
そして先日、お手製カル

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スパイスまとった鰺フライ 熟成ボルドー白ワインのまったりとした包容力

スパイスまとった鰺フライ 熟成ボルドー白ワインのまったりとした包容力

西洋料理七條での同僚との夕食の続き。前菜からメインへ。

七條は1976年に千代田区神保町で創業、現在は同区小川町に移っている。
丁寧な料理と、上品で温かいお店の雰囲気。クロスのレッドに、お皿のホワイトのテーブルセットが素敵。

注文はヒラメのカルパッチョ、生がき フランボワーズビネガーに続き、フライは帆立フライ、鯵フライ、ポークロースカツを。

前菜も素晴らしいが、七條の真骨頂は揚げ物。お店のエ

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香草爽やかなヒラメのカルパッチョ 熟成ボルドー白ワインのとてつもない包容力

香草爽やかなヒラメのカルパッチョ 熟成ボルドー白ワインのとてつもない包容力

仕事上がりに千代田区小川町、七條での夕食。
ビールやハイボールが好きな同僚も多いので仕事上がりには居酒屋も多いが、私がお店を選べるときはワインを置いている店にさせてもらう。
七條は、前回は素晴らしい料理と熟成ボルドーワインの組み合わせに舌鼓を打った。約1年ぶりの七條での鼓打ち。

今回注文したのは以下のメニュー。
・ヒラメのカルパッチョ
・生がき フランボワーズビネガー
・帆立フライ
・鯵フライ

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ファミマ熟成豆板醤のコクの海老チリ ギリシャの古木ブドウの深淵な味わい

ファミマ熟成豆板醤のコクの海老チリ ギリシャの古木ブドウの深淵な味わい

ファミマでシーフードのおつまみを探していると海老チリを発見。
熟成豆板醤のコクというフレーズが目を引く。税込355円。

ちなみに先日のローソンのエビチリは横浜重慶飯店監修で(税込430円)、スペインのメンシア品種が素晴らしい相性だった。

今回合わせたのはオーストラリアのスパークリングワイン(シャルドネ主体)、白ワインはイタリア シチリア島のカリカンテ品種、赤ワインはカラブリア州のガリオッポ品種

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