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黄色い帽子(セラピスト☆カウンセラー♡)
2021年10月14日 19:33
風に追われ 詰められた雲が山を越えて 空を見つけたぽっかり空いて 抜ける風景キミのココロは何を見るの?息が上がるほど 駆け続けてあそこまで もうちょっとってやっと出会えた 陽だまりをボクはちっとも 楽しめなくて止まった途端に 感じ始める風が強く吹いて 流される雲が置いてくぞって 急かすんだどうかキミに 吹かないように幾億年も前からその風はずっと吹いていて何億年も前
2021年3月20日 17:09
なにやってんの?って耳を撫でた 赤いリボン難しい顔のボクを遠慮なく笑ったね軽く払おうとした手握り返して カウンター燃えるような目がボクの無礼を戒めた蝶のように軽やかにボクの視界を行き来していつの間にか二人不思議の中に迷い込む深い森に佇む たった二人鏡の様に光る水 見つめているどこから来たのと 訊ねもせずにここにあるだけの今を そっと握ってた恋人と呼ぶには遠い
2021年1月18日 19:43
「足が冷たいよ」 口とがらせ手を重ねて ポケットの中大きく見える 鉛色の空木枯らしさえ 温かいキミがいる 三度目の冬時を重ねて ポケットの中2Dの景色に ボクら二人浮かんでいるね ふわり北風が強くて 声が遠い近付く口元 かかる息今年こそは言おういつも言ってくれるキミに明日こそは言おうキミは笑ってくれるかな「ちょっと高い」 口とがらせにらみつけてた あの店で「
2020年10月12日 05:58
交わりようのない論理そう それが常識いったい 誰が決めたんだ歳とか 身分とか 性別さえも叶いやしないよ消去まあ それが安全大人を 演じてくんだ言い訳 帳尻 妥協の重ね着今日もはじまる日常でも これぞ鉄板社会に 参加してんだこれがボクだ こんなもんだザラッと動き出す風景息を飲むような時間と背中に感じる威圧感こんな毎日が人生か?誰か答え合わせしてくれ振動と騒音
2020年2月28日 23:33
おやゆびさんは いいなごつくて 強くて カッコイイひとさしさんも 超いいな器用に動いて 頼りにされてたかたかさんも くすりさんもスッと高くて カッコイイわたしは こゆび不器用 弱くて 頼りない・・・果てしなく こゆびみんなを羨む 出来ない子みんなが 言いますそんなことないよ 大丈夫だよとっても 優しいですあなたのままでいいんだよでも でもイヤだ わたしはイヤだ
2020年2月27日 12:46
壊れたガラス 眺めたまま拾いも捨ても出来ないでどことなく投げやりな心通り過ぎてく ぼんやりと昨日と同じ 昼の公園おにぎりひとつ お茶ひとつ用が済んだら早くいけ空いたとなりが急かしてるわかったよって 顔上げたボクの視界に飛び込んだ冬の乾いた風纏い空いたとなりを埋めた人いつも見透かしたようにはしゃいで はにかんでボクの闇夜に陽を注ぐ踊るように歌うように出会った冬