【入社インタビュー】CTO 大浦/海外旅行のDXで業界を変え、グローバルを目指す組織にしていく
こんにちは!令和トラベルHRデザイン部です。
令和トラベルの内部についてもっと知ってもらうための、メンバー紹介企画。今回は4月にCTOとして入社した大浦にインタビューを実施!
令和トラベル入社の決め手や、これからやりたいことを聞きました。ぜひ最後までお付き合いください!
コロナ禍で海外旅行業界へ参入する大胆さに惹かれた
私は2005年に現楽天グループ株式会社に中途入社し、およそ17年間楽天トラベルのエンジニアとして勤務してきました。(退職エントリは下記noteをご覧ください!)
1年ほど前の大きなプロジェクトが終わったタイミングで、新たな挑戦となる次のキャリアを考え、2つの選択肢に辿り着きました。
ひとつ目は、すでに日本社会のインフラ規模となっている楽天全体の開発に携わり、さらなる成長に貢献していく。もうひとつは、世の中に新しい価値と仕組みをゼロから生み出すスタートアップ企業に挑戦する。そのふたつを視野に入れ、新しいキャリアを模索する中で令和トラベルを知りました。
転職先もいくつか候補があったのですが、その中で令和トラベルを選んだ決め手は、しのさん(代表 篠塚)です。前職から旅行業界にいたので、元々Reluxやしのさんのことは知っていました。
コロナ禍のタイミングで海外旅行業界へ参入する大胆さに惹かれてnoteを読み、経営戦略の考え方が面白いと感じました。そんな大胆さやリーダーシップを持っていて、ロジカルに経営しているしのさんと一緒に仕事をしてみたいと強く思いました。
旅行業界にいたからこそ、海外旅行のDXという切り口が本当に面白いなと思ったんです。実際に海外旅行ツアーはDX化が遅れている部分がありますし、海外旅行のDXは非常に可能性があるので絶対に良いものができると感じています。
また、私はエンジニアとして、しのさんは起業家として旅行業界に携わってきて、令和トラベルが二度目三度目の挑戦となるキャリアに、勝手ながら似たものを感じまして。
転職先は業界問わず探していましたが、再び旅行業界で働くことでこれまでの経験が活かせる点も含め、令和トラベルはとても自分にマッチしていると感じ、入社を決めました。
令和トラベルは組織カルチャーを大事にしている印象
社内の様子を見ていると、Slackの盛り上がりはスタートアップならではの活気があっていいなと思います。メンバー全員バイタリティがあって、それぞれの守備範囲も広く、自発的に仕事をしている印象です。
楽天でグローバルなチームメイトをマネージメントしてきて、DIB(Diversity, Inclusion and Belonging Promise)の重要さは身に染みて感じていたのですが、令和トラベルでもHRポリシーや3つのバリューなどの組織のカルチャーを大事にしていることが伝わってきます。会社の基盤がすでにきちんと作られているので、組織に入っていきやすい雰囲気がありました。
頼りになるメンバーが揃っているエンジニアチーム
技術顧問の竹内さんはnoteを通じて、以前から知っていました。「CTOの頭の中:技術を財務で表現する」をインプットして、前職でも活かしていたんです。
自身がCTOとして経験を積む上でこれ以上のメンターはいないと思いましたし、竹内さんと仕事ができるのは入社動機のひとつになりました。入社前にお話ししたときも参考になる話が多く、この機会は逃がしてはいけないと思ったんです。
また、エンジニアのみなさんとも入社前にお話しさせてもらいました。麻柄さんはエンジニアリングマネージャーとして経験豊富で柔軟性があるだけでなく、コミュニケーション能力やバイタリティもあるので非常に頼もしいなと思いましたし、ロドリゴさんは設計ドキュメントやコードを拝見し、トップクラスのエンジニアだと感じました。
いっぽさんもホスピタリティがとても高く、スタートアップとしての情熱をすごく持っています。他にも意見をしっかり持っていて頼りになる赤池さんや、愛されムードメーカーのしんちゃんさんなど、技術と熱い気持ちを持ったみなさんと一緒にエンジニアチームやプロダクトを作るのは、すごくいいチャンスだと思います。
当初はどのようにエンジニアチームに入っていけばいいのか不安に思う部分もありましたが、メンバー全員ウェルカム精神があって話しやすかったので、一緒に働けるのが楽しみになりました。
入社してからは、採用やPRとして技術発信をすることや、スタートアップフェーズでプロダクトをゼロから立ち上げること、プロダクトをマーケットで成長させるための開発など、初挑戦となることも多くあります。これまで業務を行ううえで大切にしてきたHRTの法則(Humility・謙虚、 Respect・尊敬、Trust・信頼)を意識して取り組んでいきたいと考えています。
他に例を見ないNEWTのUXのこだわり
NEWT(ニュート)のアプリは、UI・UXにとてもこだわっている印象を受けました。旅行業界でここまでUI・UXにこだわっているアプリは私が知っている限りありませんし、後発ならではの強みがよく出ていると感じます。
スタートアップの状況にあわせた技術選定
今は、バックエンドAPIの新機能(ビジネスロジック)にしっかり優先度をつけながらMVP開発をしつつ、フロントはUI・UXの改善サイクルを高速に回す必要があります。
これらを実現するために、Backend/Frontend は TypeScript で統一されていて、まだまだ少数精鋭での開発チームであるため、Backend/Frontend の言語を統一することで、フレキシブルにエンジニアはBackend/Frontend を開発することができています。
またGraphQLでBFF(BFF, Backend for Frontend)レイヤーを構築することで、UI・UXの改善サイクルを高速に回すことも実現できています。
スタートアップでスピードを最重視してプロダクトをリリースするという目的の中で現時点では最適な技術構成をとっていると感じました。
旅行業界にはさまざまなテクノロジーがあって、旅行商品をリアルタイム価格でカスタマーに見せることはテクニカル的にも難しい部分です。旅行商品は、料金条件の組み合わせの計算量は膨大で、これを高速にリアルタイムに検索表示させるのは相当な技術力が必要になります。
ですが、その旅行商品の検索課題をテクノロジーで解くことは、エンジニアとしてやりがいがあり面白い部分なのでワクワクしています。
海外旅行をDXすることで業界も変える
プロダクトをリリースすることも大事ですが、複雑化・レガシー化した旅行業界を一新することも必要だと思っています。
旅行業界でDXや業務の完全自動化を徹底的に行っているところは少ないので、令和トラベルがデジタルネイティブとしてゼロから切り込んでいくことで、業界にインパクトも与えられると思いますし、結果的に旅行者にも還元されていくはずです。
日本に止まらずグローバルを目指す組織にしていく
楽天では2010年ごろからグローバル化していて、エンジニアチームでは最初から世界に目を向けることを意識していました。日本のエンジニアのスキルレベルは世界でも負けていないので、令和トラベルでも、最初から世界に目を向け、グローバルを目指す組織にしていきたいですね。
海外旅行事業は海外企業にもダイレクトに関連してきますし、ゆくゆくは海外支店を作っていく可能性もあると思っています。そんな中でエンジニアチームがグローバル化をリードできるように、世界のOTAやスタートアップを意識しながらプロダクトを作っていきたいです。
(文=伊藤美咲)
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