見出し画像

【メンバー紹介】PdM 麻柄 / エンジニアのバックグラウンドを持つPdMとしてのチャレンジ。会社のビジョンを実現するための本質的な意思決定 【NEWTアドベントカレンダー:最終日】

こんにちは!令和トラベルHRデザイン部です。

NEWT(ニュート)アドベントカレンダー』最終日は、令和トラベルの内部についてもっと知ってもらうための、メンバー紹介企画をお届けします!

7人目は、エンジニアの経験を活かしつつPdM(プロダクトマネージャー)として活躍する麻柄に、入社までの経緯やPdMとして意識している部分などを伺いました。ぜひ最後までお付き合いください!

エンジニアからPdMに転身。スキルを活かしつつ、新しい挑戦ができた

大学卒業後はリクルートに総合職で入社し、最初はエンジニアとして働いていました。大学時代からゆくゆくは自分でサービスを作りたいという思いがあったので、経験値が必要そうだと思ったエンジニアからキャリアをスタートすることにしたんです。

5〜6年エンジニアとして働いたあと、エンジニアリングマネージャーを4年経験してから、令和トラベルに転職しました。

令和トラベルではフルタイムで働き始める前に、PP(※)としてジョインして、バックヤードの基幹システムを整理するポジションで働いていました。具体的には、アプリに表示して販売するツアーに含まれるホテルや航空券の在庫管理のシステム設計などですね。

(※:令和トラベルでは、業務委託で入っていただいているみなさんを、雇用形態に関わらず共に働くプロフェッショナルとして「プロ・パートナーさん、通称PPさん」と呼んでいます!)

作るべきものを解像度高くプロダクトに落とし込みつつ、やりたいことを実現するための設計をするのは、これまでのエンジニア経験が活かせると思いました。同時に、アプリやサービスがどうあるべきか、具体的にどんなことを実現するかというところまで踏み込んで考えるというのはPdMとして新しい挑戦でしたね。

直近メインで担当しているのが、海外旅行のツアー企画から予約手配に関わる一連のオペレーションをすべてデジタル化・自動化するためのプロダクトマネジメントにあたるのですが、外部システム連携などでの複雑な制約があること、長期的な目線でシステムを捉えること、データモデルまで検討しなければいけないことなど、長期目線×複雑性×エンジニア目線が重要になるので、まさにエンジニア経験を活かしつつもあらたなチャレンジができていると感じていますね。

それまで働いていたリクルートのような大企業だと何を作るのかを考えるのは企画職、実装するのはエンジニアとはっきり分かれていたのに対し、今の令和トラベルではその境界線が厳密にあるわけではないので、今までの経験を活かしつつも新しいことができると思いました。

PPとして働くうちに、海外旅行サービスを立ち上げの面白さの解像度が上がった

実際に令和トラベルに入ってみると、スピード感を持ちつつ、本質的にあるべき姿を求めて実現していくことは大変ではありつつも、楽しいと感じました。

しのさん(代表 篠塚)やメンバーと話すうちに、このタイミングで海外旅行のサービスを立ち上げることの面白さの解像度が上がっていき、フルタイムでコミットしたいと思うようになったんです。

旅行業界は平和産業ですし、海外に行くことでその土地のことを好きになることもありますよね。ニュースでは国同士の問題が取り上げられていたとしても、実際にその国の方に会うととても優しくて、個人間では平和な関係が築けることもあります。

海外旅行はそんな刺激的で感動する体験ができるのに、日本人はまだまだパスポートの取得率も低い。今はコロナの影響もあって海外に行くことが難しいですが、日常に戻ったときに海外に行くことへのハードルが下げられるようなプラットフォームを作ることに、すごく魅力を感じました。

また、自分のキャリア面でも持っている技術を高めていきたいというより、世の中で本当に価値のあるサービスを自分で作りたいという想いが根底にあって。

前職でさまざまなプロジェクトに携わる中で、技術も必要不可欠で大事な要素ではありますが、それ以上に開発プロセスやチームの作り方のようなプロジェクトマネジメントがすごく大事だと思うようになったんです。

組織がしっかりしていれば技術的な部分は後から改善していくことも可能ですし。これまでエンジニアリングマネージャーや開発責任者として組織を作ることをやってきたので、次は事業やプロダクトそのものをどう作るべきかの課題設定や問題解決をできるようになりたいと考えていました。

元々転職することは決めていて、他の会社に入ることも検討はしていたのですが、やっぱり0からの立ち上げを経験できるということが決め手でした。

さらに令和トラベルは事業を0から1にするだけでなく、今後10、100、1000まで大きくしていくことを短期間で実現できると思いましたし、そこに携わるのは他ではできないことだと思い、フルタイムメンバーとして働くことを決めたんです。

本質的な課題解決のために正しい課題設定を設定する

大きなビジョンを立てて、何をすべきなのかを日々模索しながら試行錯誤するのはやりがいがあります。メンバーと理想のプロダクトや組織像を実現するために必要なことを話しながら動いていくのは、自分たちで組織を作り上げている実感がありますね。

今はPdMとして正しい課題設定を設定することを大切にしています。例えばバックヤードシステムを全部自動化したいと考えた場合、海外ツアーを作ることから在庫管理、予約の手配も外部システムと連携して自動化することは可能です。

でも、自動化したところでどんなメリットがあるのか、何が解決されるのかをきちんと考えないといけません。

誰かの数時間のために莫大な費用と時間をかけていたら、本質的な解決にはならないですよね。将来的なことを考えれば、自動化したことがかえってデメリットになる可能性だってあります。安易な選択をしないようにすることは気をつけていますね。

あとは問題点を解決するにあたって、なぜその解決策を選んだのか、なぜこの機能が必要なのかなどをチームメンバーと認識を合わせるようにしています。なぜやるのかという方向性が定まっていると「こういうやり方もあるのではないか」、「こうした方がいいのではないか」など創意工夫ができるようになるし、その都度話し合わなくても自分たちでより良い仕様を考えられるようになります。共通認識を作ることも意識していることの一つですね。

令和トラベルは旅行代理店としてゲームチェンジを起こせると思っています。旅行の手配をデジタル化することによってできることってたくさんあります。

例えばパッケージツアーを作るにしても、従来の旅行代理店であればパンフレットに収まるくらいの数のものしか選択肢がありませんでしたが、デジタル化したらあらゆる細かなニーズに応えたツアーが作れると考えています。

そんなあたらしい旅行を作りつつ、データを用いた最適な仕入れの実現をすることで会社の利益も最大化することも狙えると思ってます。カスタマーに対して価値を還元できるものを生み出せる可能性があるのは間違いないと信じて、日々業務に取り組んでいます。

会社のビジョンを実現するために何が必要か考えられるように

PdMという新しい道にチャレンジしたことで、会社のビジョンを実現するためには何を具体的に作るべきなのかをエンジニア視点も活かしながら自分で考えられるようになったことはすごくよかったと感じています。

問題解決に根本的なところから携われることは楽しいですし、事業そのものを大きくすることに直接貢献できることに対しても、毎日ワクワクしています。

その反面、意思決定の大変さも痛感していて。自分なりの答えを出しても現実的には難しかったり、中長期的な目線で考えなきゃいけなかったりするので、本当に難しいです。PdMとしての考え方も業界の知識も必要なので、まだまだ知識を身につけないといけないなとは思っていますね。

スキルを活かして価値を生み出せる力のある人が求められる

事業として何を作ろうとしているのかはもちろん、今どんな状況なのかなどほぼ全ての情報がオープンになっている環境でものづくりができるのはすごく魅力的です。エンジニアチームだけじゃなく、他のチームのメンバーもみんな前向きで目標に向かって協業している雰囲気があります。

良いプロダクトを作ることに対してあるべき組織の形ができているので、プロダクト作りにコミットしたいエンジニアには最適な環境だと思います。

経営としてテクノロジーへの投資を決めていて、エンジニア独自の給与テーブルが設計されていたり、フルリモート、ゆるフレックスといった制度が整っていたりするので、エンジニアにとって働きやすい環境でもあります。

あとは、令和トラベルの掲げる「あたらしい旅行をデザインする」というミッションに共感する人と一緒に働きたいですね。海外旅行を提供するにあたって、より良い体験を作れるようなアイデアを積極的に出してくれたり、ミッションに向かって本気で取り組んでくれたりする人はいいなと思います。

エンジニアに関して言えば、テクノロジーの力を使ってあたらしい旅行を実現しようとしているので、あたらしい旅行が何なのか、テクノロジーで何を実現できるかを考えることが向いているのではないかなと。我々の事業や旅行業界の問題解決に関心がある人と働けたらと思っています。

今後求められるエンジニア像は、問題解決ができる技術力を活かして本質的な価値を見出せる人だと思ってます。僕はPdMとしてジョインしましたが、違う畑に行ったというよりはエンジニアのスキルを活かしているという考えなので、同じように自分の持っているものを活かして価値を生み出せる力のある人が来てくれると嬉しいです。

(取材・文=伊藤美咲)

***

令和トラベルでは、現在全力で仲間探しをしていますので、少しでもご興味ある方はぜひ採用ページからご連絡ください。まずは気軽にお話を聞いていただける、ミートアップも開催しています。メンバー全員で温かく迎える準備はできています!

他のメンバーインタビューもぜひご覧ください。


そして『NEWT(ニュート)アドベントカレンダー』にお付き合いいただき、ありがとうございました!まだご覧いただいていない記事のある方は、ぜひこちらからお楽しみください!



この記事が参加している募集

オープン社内報