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未来に対して「何を想うか」で会社の存続は決まります。

経営者の皆さんで「従業員が自発的に動かない」と言う方います。
自分も経営をしている方なので気持ちはわかります。

ただ、果たして従業員が悪いのでしょうか。

最近、人事コンサルティングの仕事をさせて頂くようになってクライアントでそういうお客様に出会いました。
実際話をお伺いしてみるといくつか特徴があることに気づかされました。

今回はそれを皆さんに共有したいと思います。

●従業員の幸せを考える

一つ目

「従業員の幸せを考えていない」

毎月の給料を支払うことが責任だと思っています。
もちろんコロナ鍋で売上、資金繰りが厳しく、毎月支払うので精一杯だという会社も多いかと思います。
そのため給料払い続けることが誠意という考え方でした。

しかし、コロナ鍋前はどうだったのでしょうか。

一緒です。

同じように給与を払うことが責任だと思っています。

一番自分が関わってショックだったのが、10年働いている従業員の夢を知らないこと。
従業員に感謝はしていましたが、従業員の未来については考えられていないことに衝撃を受けました。

ある研修での言葉

「心優しき人が繁盛店をつくる」

お客様を想うことは当然ですが、働いている従業員に対しても想うことが、そのお店の雰囲気を作り、繁盛すると思います。

人に対する関りに問題あると思います。
従業員と語る場や環境を作ることが大事です。

●従業員の教育をしていない

二つ目

「教育に関してあきらめている」

何度も教えているのに育たない、本人にやる気を感じない、という声を聞きます。

本当にそうでしょうか。

もちろん能力に違いがあって伝わりにくい方もいるかもしれません。
そもそも自分と同じくらいの仕事をしてもらうことを求めています。

自分も沢山の方々と接してきましたが、一人として同じ人はいません。
ましては自分と同じ人は100%いません

その現実を受け止めずに高いレベルで仕事を求めているため、一生育つことはないと思います。
その人に合わせたやり方で段階を踏んで教えていかなければ育たないです。結局目標達成するための階段を作ることをせずに、毎日同じ仕事の繰り返しをさせているからこそ、育たないと思います。

「自分と同じ人はいない」

この事実を受け入れない限り教育することをあきらめてしまうことになります。

●主体的な仕事を認めない

三つ目

「自立して仕事をすると認めない」

これが一番大きい理由かもしれません。
優秀な人間に関しては認めようしない傾向にあります。
気をきかせて率先して動こうとすると嫌がるのです。
自分以上に仕事をしようとすると怒られるのです。
特に昔の人のあるあるだと思います。自分の世界を壊してほしくないのです。

その結果どうなるか。

当然優秀な人間は辞めていきます。

実際クライアントの会社も独立するなり、辞めていったそうです。
残る従業員はイエスマンばかり。
社長のいうことを聞く人しか残りません。

●10年後ビジョンを持つ

改めて「従業員が自発的に動かない」という世界を作っているのは経営者自身です。
決して否定をしているわけではないです。
経営者自身がどんな会社を作りたいか、きちんとしたビジョンをもてば変わると思います。

「自分」をとるか「ひと」をとるか、10年後答えがでていると思います。

10年後のビジョンを一緒に考えませんか。

あなたの心に炎は灯りましたか。

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