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私は踊り子のよう くるくる回って 振り付け守って あなたが欲しがる女を演じる 小さな世界に…
偶然、というべきか。それとも必然、というべきか。どちらとも取れてしまうような運命的な巡…
ロックでウイスキーでも飲みながら 良い詩を書いて眠りこきたい気分だ 久しぶりに会えたから …
遠い過去に思いを馳せて 稀にふと、感じることがある 自分は、頑張ってきたのだと 自分は、愛…
最近よく思い出すんだ なぜだか分からないけれど いつしかの遠い記憶 私はベッドに横たわっ…
大粒の涙を流して泣く赤子が 私の瞳を見て微笑んでくれる そういうとき 抑えられないほどに …
一体いつまで貴方のそばにいることが出来るのかと 私はいつも憂鬱なときを過ごしている あなたは気づいているのかしら 私があなたのことを想っては 涙に暮れるときがあるということに あなたのことが好きだから どうしようもなく 大好きだから いつか訪れる別れを少しでも想像しただけで 私の胸は締め付けられる こんなに苦しい どうしてあなたは私を苦しめるの あなたと会っているときに感じる幸福感は 私の全てを包み込んでくれる だから、お願い 気づいて 私が強がっているだけだ
深淵な静寂と暗闇が辺りを包み込んでいる吹雪の夜 私は暖かなライトを点け カフカの『城』を読…
慈愛の心を持って進む 受けた恩は石に刻み 慈しみの心は天高く伸びていく 心に受けた傷を癒し…
「あなたの色は何色ですか?」と聞かれたら、私は「黒です」と答える。 何の躊躇いもなく、即…
青色の薄明かりが白いレースカーテンから差し込んできている。 夜中3時半を過ぎたばかり…
ふとした時に私を襲う絶望は、音を立てない荒波のように、私を深い暗闇の中へと引きずり込んで…
心には重力がある。 常に私達の胸を締め付け、ふとした時にこの世界を真っ暗にしてしまう…
蝶が羽ばたいている。 花の蜜をたくさん吸った美しい蝶が、ひらひらと羽をはばたかせながら庭園の中を舞っている。優雅に舞う蝶を、私はぼんやりと眺めている。 初夏のマリーゴールドの美しい黄色い花と、ミヤマカラスアゲハの光沢のある藍色の羽が綺麗に対比され、空間を彩っている。思わず見とれてしまうような神秘的な光景だった。 私は、延々と蝶が舞う光景を眺めている。 ※ 人は、命を紡いでいく。 愛し愛され、守り守られ、人は生きていく。 でも、一向に分からない。 私は