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自作『桃太郎』をどう使う?

ーー『桃太郎』を出版して紹介しようかな。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「自作『桃太郎』をどう使う?」というテーマで話していこうと思います。


📚今の時代の『桃太郎』を書いた

昨年、桃太郎という作品を書きました。

従来の桃太郎って、鬼を退治する勧善懲悪の物語だけれど、今の時代に求められているのは鬼と仲良しになる共生の物語だよねという気付きから生まれた物語です。

他にも、従来の桃太郎にまつわる謎、疑問に答えを出しながら物語をつくっていきました。

「桃太郎って桃から生まれる必要あるっけ?」とか「きびだんごっている?」とか「なんで鬼の言葉が分かるんだよ」とか「鬼ヶ島にいく船はどこから出てきたの?」とか......。

どんな答えを出したのかは、僕の『桃太郎』をのぞいてみてください。

今回は、せっかくつくったんだし、この『桃太郎』をどうにか上手く使っていきたいなぁというぼんやりとした考えをまとめていこうと思います。



📚小説?絵本?

まず、どう使っていくかにしろ、本にしないことには始まりません。しかし、ここでも選択肢があって、小説として本を出版するのか、絵本にするのか、考え中です。

個人的には絵があるイメージなんで、絵本にしたい気持ちがあります。

あといつか『桃太郎』を手に、日本一周、あるいは世界一周手売りの旅をしたいので、誰にでも伝わるように普遍的な絵があった方がいい。さらに、日本語が分かる人以外にも届けたいから、日本文だけではなくて英文を添えたい。そんな思いがあります。



小説にするにしろ、がっつり小説!にしたくはなくて、『星の王子さま』のように挿絵がある本のイメージです。

とにもかくにも万人に通じる本にしたいという気持ちがあるので、それを大事にしながらつくっていこうと考えています。


📚『桃太郎』をどう使う?

①ビブリオバトル

僕は高校生のときからビブリオバトルの公式戦に出場していまして、これまでに2度全国の舞台に立っています。

ビブリオバトルとは、自分のおすすめの本を5分間で紹介する書評合戦のこと。バトラーの発表を聞いて、リスナーは1番読みたくなった本に票を入れます。最も多くの票を集めた本がチャンプ本に輝くというわけです。

毎度毎度悔しい思いをしているので、大学生大会に出場できる最後の年の今年こそ、有終の美を飾りたいのです。

今絶賛選書中なんですが、今朝ドライヤーで髪を乾かしているときにふと思ったんです。

「『桃太郎』を出版して紹介しようかな」

日本人なら誰もが知っている「桃太郎」のリメイク。しかも、それをバトラー自身が実現している。「共感」と「裏切り」を生むことができるので、なかなか良い紹介ができそうです。

もちろん他にも紹介したい本はあるので、確定ではありませんが、ちょっとずつ吟味していこうと思います。


②「BOOK TALK LIVE "桃太郎"」

先日ふと思いついてやることに決めたんですが、2024年3月3日(日)に「BOOK TALK LIVE "桃太郎"」を開催します。

以前、「BOOK TALK LIVE "Message"」というイベントを開催したんです。僕の初書籍『Message』にまつわるエピソードを物語るトークライブです。

参加してくださった方々からは温かい言葉をいただきました。感動の舞台を届けることができたんです。



また開催してほしいとの声もあり、僕自身、ひとつのテーマのもと、本について物語るイベントに可能性を感じているので、定期的に開催していきたいと思っていて、次やるなら「桃太郎」だなと思い至ったんです。

僕は今大学4年生なんですが、僕の卒業論文のテーマは「桃太郎」なんです。正確にいうと芥川龍之介の『桃太郎』の研究でして、そのなかでこれまでの桃太郎の物語がどのように変化してきたのか、そこから今どんな物語が求められているのかを論じていきます。

卒論を書くのは容易いものじゃないけど、だからこそ書いて終わりで済ませたくありません。せっかくなら大学生活の集大成として、面白いことをやってやりたい。ということで、3月3日(日)の夜、「BOOK TALK LIVE "桃太郎"」を開催します。



ビブリオバトルにしろ、BOOK TALK LIVEにしろ、自分の作品を下地に新しいコンテンツを生むのはなんとも言えぬ喜びと楽しさと面白さがあります。是非、これからもnoteで逐一共有しながら準備していこうと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。

20230813 横山黎

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