時代に迎合し、流行に乗り過ぎるといつか廃れる
ナマステ!
今日はスタイリストのメンバーとランチし、その後アルファブルオフィスで作業。素敵なプレゼントいただきました。
本日は
「時代に迎合し、流行に乗り過ぎるといつか廃れる」
「流行り過ぎると廃れる」という何とも素晴らしく、そして儚い事例をこれまでたくさん見てきた。
みなさんもこんな経験はないだろうか。あのアーティスト、めちゃくちゃ流行ってたけど今何してるんだろう…?ということ。
正直一発だけでも当てただけで本当にすごい。ただ、「流行り過ぎると廃れる」にも法則がある気がしていて。
それは
「時代に迎合し過ぎる」
ということではないかと僕は思う。
では、反対に流行に乗った後も生き残るアーティストやブランドは何だろうかと考えると
「まだ見たことも聞いたこともない、新しい価値や文化を提供し、そこにオリジナリティがある」
ではないかと思う。
加えて
「下積みがしっかりある、泥水を啜った経験がある」
もあると思う。
廃れていくアーティストやブランドは、時代の波に上手く乗りすぎて、そして飽きられてしまう。世間に合わせ過ぎた為、一時的に爆発的に流行り、そして終わる。
ブランド運営やアート活動をしていく身としては、本当に難しい課題だと思うし、気をつけなければ、と常に自分に言い聞かせたい。
もちろん自分が提供する曲や服が流行ってくれることはこれまでにないほど嬉しい。ただ世間やニーズに合わせ過ぎて自分が本当に作りたいものを提供出来なくなったら元も子もない。
第一楽しくないし、それでドーンと跳ねたとしても自分が本当にやりたいことでなければ続かない。
大好きだったバンドが、世間にウケる、所謂「流行ソング」を歌い始めて数年、無期限の活動休止を発表した。
一時は、大型フェスに引っ張りだこ。MVの再生回数もすごかった。しかし、一年、二年と経つうちにどんどん低迷し、結果的に活動が止まった。
正直すごく悲しかったし、あのままの雰囲気で続けてくれていれば…と心底思った。だけど、彼らには彼らしか分からない悩みや葛藤がたくさんあったのだと思う。
だからこそ、僕が目指すアーティストやブランド像はダサいかもしれないが、「ジワジワ浸透する」を目標にしたいと思っている。
全員が好きにならなくていい。少なくても濃いファンの人たちがずっと好きで、誇りに思ってくれるような、そんなモノを創っていきたい。フェリベトウンラ!