庵野拓将
記事一覧
筋トレによる筋肥大の効果は「週のトレーニング量」で決まる!
「筋肉を大きくするには、週に何回くらい筋トレをすれば良いでしょうか?」
「筋トレを週に2回より3回したほうが筋肉が大きくなるのでしょうか?」
これらの問いに、現代のスポーツ科学はこのように答えています。
筋トレによる筋肥大の効果は、頻度ではなく「週のトレーニングの量(総負荷量)」によって決まる。
筋トレの効果は主に、筋力を強くする筋力増強と、筋肉を大きくする筋肥大の二つに分けられ
筋トレ前の炭水化物(糖質)の摂取は必要ない?【最新エビデンス】
筋トレの効果を最大化するために、多くのメディアや動画は「筋トレの前に炭水化物(糖質)を摂取する」ことを推奨しています。この背景には、筋トレの際の主要なエネルギー供給源が「筋グリコーゲン」であるためです。
私たちがおにぎりやパン、パスタといった炭水化物を食べると、それが体内でグルコースに分解されます。このグルコースは肝臓や筋肉で筋グリコーゲンとして蓄えられます。筋肉に貯蔵される際、筋グリコーゲ
筋トレで筋肥大の効果を最大化するには疲労困憊まで追い込むべきか?【最新エビデンス】
筋トレで筋肥大の効果を最大化するために、本当に疲労困憊まで追い込む必要があるのでしょうか?
現代のスポーツ科学はその答えを「あなたのトレーニング経験によります」としています。
筋肥大の効果は、トレーニングの強度、回数、セット数の組み合わせによる総負荷量で決まります。
トレーニングの総負荷量=強度 × 回数 × セット数
これから、低強度でも多くの回数とセット数で総負荷量を増やせば
ダイエットでやるべき「筋トレの方法論」を知っておこう!
ダイエットの成功の秘訣は何でしょうか?
現代のスポーツ科学では「筋肉量の維持」が重要な要素とされています。
体重を減少させるためにエネルギー摂取量を制限すると、筋肉量も低下してしまうことが一般的です。この筋肉量の減少が、後にリバウンドを引き起こす原因となります。
そのため、ダイエット中に筋トレを継続して「筋肉量の減少を防ぐ」ことが、成功への鍵となるのです。
ただし、単純に筋トレを
科学が明らかにした「モテるボディの絶対条件」を知っておこう!
「筋トレをするとモテる」
これは都市伝説ではなく、科学的検証にもとづく事実です。
男性の筋肉量と女性がその男性をどれだけ魅力的と感じるかの関係は「逆U字型」とされています。これは、筋肉量がある程度まで増えると魅力度も高まることを示しています。
さらに、筋トレによって顔の特徴が「男らしさ」を増すことが指摘されています。SNSなどで筋トレ前と筋トレ後の写真を比較すると、特に体を絞った後の
1〜2杯のコーヒーで筋トレのパフォーマンスが高まる最新エビデンス
筋トレ前にコーヒーを飲むと、トレーニングの効果が高まると言われていますが、どれくらい飲めば効果的なのでしょうか?
この問に現代のスポーツ医学はこう答えています。
「1〜2杯のコーヒーでトレーニングのパフォーマンスが高まる可能性がある」
今回は、その根拠となる最新のメタアナリシスの結果をご紹介しましょう。
◆ パフォーマンスを高めるには14杯コーヒー!?
コーヒーを飲むと筋トレ
睡眠前のタンパク質の摂取が筋トレの効果を最大化させる最新エビデンス
筋肉のもととなる筋タンパク質は食事でタンパク質を摂取すると合成量が増加し、空腹になると分解量が増加します。このサイクルが24時間で繰り返されることで筋肉量が維持されています。
筋トレを行うと、筋タンパク質の合成能力が24時間高まります。そのため、筋トレ後の3食の食事で最適なタンパク質の摂取量を摂取することによって、筋タンパク質の合成量を大きく増加させることができます。これによって筋肥大の効果