赤ペンギン

赤ペンギン

    最近の記事

    Googleが独占禁止法違反で司法省に訴えられたニュースについて

    この話、エンジニアとしては、中立な立場をとりたいので、何も言わないでおこうと思っていたのだけど。あえて言及することにした。 まず、わたしが仕事で携わっているプラットフォームは、Googleの陣営のプラットフォームなので、Googleが弱体化すると困るわけなのだけれど。 エンジニアの立場から書く。まず、Internet Explorer がブラウザのシェアの、ほぼ100%を占めていた時代に、話は遡る。 当時、IEは、Windowsの機能の一部として、Microsoftは譲

      • 警官発砲、男死亡 大阪・八尾 について

        先日の、警官の発砲の話ですが。第1報が、逃げる男に発砲したという報道だったので、てっきり走って逃げる男に乱射したのかと思っていました。 ですが、実際は、盗難車をパトカーが静止しようとしたら、撃たれた男は、その車で逃げようとして、パトカーに車を体当たりさせたということなんです。パトカーに車を体当たりさせたので撃たれたということのようです。 にわか知識ではありますが、こういうケースの場合。警官は撃っていいはずです。パトカーに体当たりしてくるということは、警官を殺してしまうのを

        • NHKを見ない話

          若者のテレビ離れが言われていますが。 だから、NHKいらないのかというと なんというか、ラジオとか、テレビの電波は、緊急時のインフラでもあるので、これが存続しえないかもしれないというのは、ひとつの危機かなと。 テレビ局のアナウンサーとかって、災害とかのときは、家族をかえりみずに放送局に出勤するという契約がある話とかもありまして。 たとえば、南海トラフ地震とか、東京直下型地震が起きた時に、 そもそも、インターネットの回線なんてのは切断されるだろうし。携帯電話の基地局も全

          • A型事業所の制度的欠陥について

            ノーマライゼーションの流れから、ずいぶん歳月が流れましたが。A型事業所の制度設計について、無理だろこれ というものを書きたいと思います。 制度としては、国や、地方自治体が 助成金を出し、障害者に働く機会を提供しましょうというのが。枠組みです。 細かい、お金の計算としては、 ①実態のない人数に働く機会を提供していることにして助成金を受け取ることは、犯罪というか、もちろん禁止。 ②障害者が働く給与水準は、労働基準法に準ずるので、最低賃金は保障されている。 ③働く機会とい

            新総務大臣の政治資金パーティ、説明責任を!

            さて、テレビのニュースにもなっているのですが、 共産党の記事が正しいとすると、300人くらいのキャパシティの会場で1000人分のパーティ券を販売したようです。 あかんやろうと思います。 音楽のライブ会場じゃあるまいし400人でひしめきあう状況では、パーティーなんてできないので。 来ない人を考えて利益をみつもっても、キャパシティの1.1倍までが、許容範囲だと思うのですが。 まぁ、言うように、券だけ付き合いで買って、実際は出席しないみたいなことが、長年続いてきて、1000枚発行

            精神障害者が監視されている事について

            旧法では、精神障害者からの被害について、保健所に通報できる法律があったんです。 そのころは、基本的に、障がい者に関する情報は、すべて 福祉センターに集めることになっていました。 事実上、監視の対象だったみたいですね。福祉サービスで、介護ヘルパーさんがなにかしてくれたとしても、条文によれば、それはすべて中央の福祉センターに記録されて、生活状況からなにから、追跡されていたようです。 現在は、そのような法律はなくなっているみたいですが、実務上、情報の共有はされているようです。

            安定的な暮らしを求める時に思うこと

            noteに投稿をし始めて、しばらくになりますが。読んでくれてる人いるのかな??? と、思いつつ書きます。 安定的な暮らしは、誰もが望んでいると思います。 昭和のバブルの時期は、波乱万丈な人生の方がカッコいいという風潮もありましたが。それでも、大勢の人は、安定した生活を望んでいたはずです。 わたしは、失われた30年の世代ですが。最近になってようやく「不景気」というボヤきを聴かなくなったことにホッとしています。 この記事の趣旨は、安定した暮らしを求めるには、安定した社会が

            わたしも大人の発達障害を抱えています。

            一時期、ヘルプマークをカバンに付けていたのですが。ある時、ディスカウントストアで、カバンに付けているヘルプマークに向かって体当たりをされたことを機会に、付けるのをやめました。 一時期、障害者の「自立」が言われていましたが、おそらくは「自律」の取り違えで間違って使われた言葉なのだと思います。 ノーマライゼーションはなんら合理的配慮ない暮らしを目指すことを強要するものではないはずです。 法律で解決するものなのか、制度で解決するものなのか、一般常識としてもらうことで解決すること

            家入レオの神戸のライブに行ってきました。

            40年の人生で初体験、ミュージシャンのライブに行ってきました。 神戸国際ホールだったのですが、 ふむふむ座ってまったり聴けるのかと思ってたら、開幕から周りがスタンディングオベーション(笑) とりあえず、前がみえないから 俺氏も立つわけなんですが、かなりキョドキョドしながら、でどーしたらええんやろとなりました(笑) この、家入レオというアーティストは、そんなに知ってたわけではなくて、コードギアスというアニメの映画版(復活のルルーシュ)の曲を歌っていたので、名前だけ知ってたので

            9/7【日記】日本の教育や大学進学についてあらためて思うこと

            仕事で、プログラミングを書いたり、社内開発ですがシステムを組んだりしています。 中小企業の社内SEなので、上流工程から下流工程まで1人でこなしていましたが、コツコツと、社内で役に立つものができあがってくると、周囲の協力を得る機会が増え、非公式の小規模なチームができつつある機運まで来ました。 そうなると、複数人でプロジェクトを進めるための知識が必要になり、上流工程を我流でというわけにはいかなくなり。上流工程の入門書を参考に仕事を進めています。 ここで難しい問題にぶち当たって

            10/5【日記】ひとを手のひらで転がすようなことはできない

            TikTok に 吉野家を食べる動画をUPしたら3万再生こえて、いまどきのバズるをちょっとだけ体験できてハッピーなわたくしです、こんばんわ。 今日、仕事から帰るときに、ちょっと言っておきたいことがあるなぁと思い、SNSに載せることにしました。 わたくし、ずる賢そうなので、他人を手のひらで転がすようなことをするんじゃないかと思われがちなのですが、逆です、それをすると自分が転がされるのでやりません。 ですので、他人を手のひらで転がすことに優越感を感じてる方がいらっしゃったら

            8/19【日記】死後の世界、悪人が天国へいき、善人が地獄へ落とされる国

            なんかね、ふと思ったんです。 日本の宗教(倫理)観、狂ってないかって。 そりゃ、仏教とかキリスト教的には、善人が天国へ行って、悪人は地獄に落ちることになってるし、日本の仏教も、キリスト教も、そういう経典になってはいるけどさ。 国教とまではいかないにしても、日本独特の宗教ってあるじゃん? お盆にお墓参りいって、クリスマスにプレゼント子供に配って、ハロウィンに仮装して、正月は神社に初詣に行くみたいな、ごちゃまぜ宗教みたいな。そんなんあるじゃん? その独特の宗教がさ、狂って

            子供たちの瞳が輝かない理由

            わたしは、40代の男性です。 子供のころから、苦労してきました、嫌なことや理不尽なこともたくさんありました。 次の世代には、そんな環境を残さずに、「俺たちの先輩は素晴らしい社会を築きあげたんだな」と思ってもらえる世の中にしたいと思っています。 同じ思いの人は多いと思います。 けど、うまくいかない。なんでだろう。 子供たちの眼は未来に希望をもって輝いていないように見えませんか。 やっぱり、私達を見ているのです 私達は、今の自分の問題は解決しないだろうけど、次の世代には

            【福祉】障害者を自立より先に、自律だ!!

            最近、哲学の本を読むようになったのですが、哲学の本の、主にカントの思想においては、個人の自律が基本的な考え方にあるとされています。 自立ではなく、自律です。 つまり、自分のことは自分で決めること(自律)ができるようになってから、はじめて自立をすることができるという意味です。 といっても、自分のことを自分で決めるというのは、とても難しいことです。 支援においては、まず 自分のことを自分で決める能力を養うことからはじめるべきです。それは、初等教育から始まるリベラルアーツを習

            その兵士の心の傷は勲章か?

            トロッコ問題で有名な、これからの正義の話をしようというタイトルの本ですが、なかなか内容がすごいものでした。 一般的には、 なんかトロッコで人が死ぬ話だろ とか、 海で遭難したときに人を食べる話だろ とか、その程度しか知られてませんし、わたしも、そのくらいの事しか書かれてないと思っていました。 ところがどっこい、冒頭から 話がすごい アメリカの兵士が、戦争で負傷した場合に、勲章が授与されるという話で始まって、ではPTSD(心の負傷)には勲章が贈られないのは正義なのか?とい

            NHKの受信料は、どうあるべきか?

            まぁ、スクランブルかけるのも、ひとつの形といえば形かもしれない。 放送法に『第六十四条 協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。』という条文がある。 これ、まぁ法律としては、なにかつくらないといけないのはわかるんだけど。やりかたが汚い。 契約は自由意志に基づく云々の法学論ではなくて、単純にやりかたが汚い。 NHKの受信料を支払わないときに 「NHKと契約せなあかん法律でもあるんか!」 と 怒鳴られた