見出し画像

東芝の心臓!研究開発センターに突撃!

皆さんこんにちは!採用センターのやよいです!

突然ですが、皆さんは東芝の「研究開発センター」をご存知ですか?
高度な専門性を持つたくさんの社員が、世界にまだないあたりまえ=未来を生み出していく新しい研究開発の姿を実現するために、2024年1月に新しく建てられました!

新築ということもあり、内観はとても綺麗です!

今回はその研究開発センターに潜入してきたので、内観の様子や設立に携わったキーパーソンへのインタビューの様子をレポートしていきます!


早速内部へ潜入!

センター内はとても広く、1階は解放感のあるエントランスが広がっていました。スマートなデザインに洗練された雰囲気を感じます。

また、執務スペースはやりたいことに合わせて仕事場を選べるよう固定席をなくして、集中作業、共同作業、対話、アイディア出しなど、活動別の最適空間を全員で共有できる「アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)」という考え方が導入されています!

食堂は、大きな窓の光が差し込む開放的なフロアに、柔らかいトーンで統一された家具が落ち着きを与える空間となっていました。毎日行きたい…!

食堂はカフェとしての利用もできます!

キーパーソンへのインタビュー!

内観を見ながら早速、新しい研究開発センター設立プロジェクトリーダー(当時)である青木さんに研究開発センターのコンセプトや設立背景をお伺いしました。

研究開発センター  情報通信プラットフォーム研究所 青木所長

建物のコンセプトについて教えてください。

青木:「イノベーション・パレット」という名前で、絵の具を混ぜるパレットのように、研究者やスタッフなど、各々が持つ個性や才能を色に例え、それらを混ぜ合わせて未来を描くというコンセプトになっています。そのため、建物内には様々な専門分野の人々が集まり、顔を合わせて仕事をすることができるような環境が整っています。

執務エリア中央にある本棚のあるスペースも、今後の使い方が気になります!

また、この建物では約3,000人が働いており、約1,000人が研究者、約2,000人は事業部門の人たちになります。
研究所では、過去20年から30年の間に、研究のやり方や成果を社会に届ける方法が大きく変わってきました。
専門分野を極めるだけでなく、様々な研究者の知恵を集めて、例えば半導体、材料、AI、電池の技術など、複数の技術を組み合わせていくことで、お客さまへ認めてもらえるような価値を提供できるものを作り上げるスタイルに変わってきています。ですので、今回の研究開発センターでは、そういったスタイルに合わせた研究開発ができるよう、コンセプトに合わせた職場空間を用意しています。

どういった特徴がありますか?

アクティビティ・ベースド・ワーキング(ABW)という考え方を導入しています。
固定席の概念がなくなり、専門分野の異なる研究者・技術者同士が偶然に隣り合わせたり、すれ違ったりすることで会話が生まれ、お客さまの課題の解決方法を一緒に見つけたりするなど、あたらしい働き方として、オープンな環境を実現できるようにしています。

また、オープンイノベーションの中心地として、共創空間にも意識しました。展示会・講演会のほか、ハッカソン、アイディアブレスト、プロトタイピングに適したスペースも設置しています。

最上階の「万般スクエア」には様々な什器が!使い方も色々ありそう…!

設備の投資予定額は340億円とのことで、かなり規模の大きいプロジェクトですが、設立にあたって苦労した点はありますか?

この建物が出来上がったのは2024年1月ですが、その建物をどう作っていくかという議論が始まったのは、まさにコロナが始まった2020年でした。
そのため、将来の働き方がどう変わるかを想像することは非常に難しく、みんなで集まって会社に来て仕事をするというスタイルがどのような新しい姿になるのかという新しい議論の要素が入ってきました。そういった予測できない未来を予想しながら建物を作っていくというのが、大変だった一方で面白かった点です。
プロジェクトのワークショップなどを通じて、色々な意見は出たんですが、皆さん新しい未来の東芝の姿を考えていて、この研究開発センターをきっかけとしてさらにイノベーションに繋がっていくんじゃないかなと感じました。

最上階の「万般スクエア」を別角度から!後方にあるのは講演用のステージです。

最後に学生のみなさんへ向けてメッセージをお願いいたします。

研究って、学問を究められるものですが、社会に届けるためにやらなきゃいけないことが実はいっぱいあります。
企業の研究所は、例えば事業部門の人だったり、違う分野の研究者と一緒にやることもあって、目的に応じていろんな仲間を作ることができるんです。そうやって多様に自由自在にチームを組んで更なるイノベーションを起こせるところが、企業で働くことの面白さだと思っています。

右側が新しい研究開発センターです!手前の建物は今後緑地として整備されるそう!

新しい働き方が詰まった研究開発センター

いかがでしたでしょうか。
新しいイノベーションを生み出すため、働き方から見直し立てられた東芝の研究開発センターは、自由な発想とコミュニケーションを促すためのこだわりが詰まった新しい場として、大きな起点となると感じました。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
私たち東芝で一緒に働くことにちょっとでも興味を持っていただけた方は、こちらからセミナー等にエントリーいただけます!

今回は、やよいがお届けしました!

2024年7月11日追記
研究開発新棟「イノベーションパレット」の動画が完成しました!
ドローン撮影で内部の様子をご紹介しています!ぜひご覧ください!

この記事が参加している募集

#企業のnote

with note pro

12,984件

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!