利用者様との共創で生まれるシーズンカードとは?
こんにちは!リカバリー採用担当の広瀬です。
リカバリーでは、ご利用者様やケアマネジャーさんへ定期的に
「シーズンカード」をお渡ししています。
↑見ると思わず笑顔になるデザインです^^
本日はこの「シーズンカード」にまつわるエピソードをご紹介します♪
1.利用者様との共創で完成するシーズンカード
シーズンカードは利用者様やケアマネジャーさんへお配りしているカードです。
西東京に所属している 理学療法士の福田さんがデザインをしています。
↑ 西東京ユニットの写真♪ (※福田さんは上段左から2人目)
最初は、西東京ユニットのご利用者様やケアマネジャーさん等にお渡ししていました。
しかし、お渡しした方からとても好評だったこともあり、全国のリカバリーでお配りすることになりました。
6月のシーズンカードは、利用者様のエピソードとともに作ったそうです。
利用者様に、『梅雨と言えば何を連想しますか?』と伺って、アイデアを出していただき、そのアイデアを、福田さんが筆文字アートを通して形にしています。
連想ゲームのように問いかけることで、
昔を思い返すきっかけとなり、認知トレーニングに繋がったりもしています。
利用者様と共創できることは、作り手側の思い出にもなりますし、利用者様にも愛着を持ってもらえたら嬉しいですよね。
私もシーズンカードの新作を毎回とても楽しみにしています^^
2.7月からの新たな取り組み
7月からは、誕生日カード係の森本さんと一緒にシーズンカードを制作しています。
誕生日係とは、〈お独り暮らしでサービス利用がリカバリーのみの方を担当したことをきっかけに、言葉だけでなく見えるカタチで利用者様に少しでも喜んでもらいたい!〉そんな想いから発足した係のようです。
↑ こちらが、夏のシーズンカードの表面^^
こちらのシーズンカードのデザインコンセプトは森本さんによる案で熱中症予防対策です。
“暑いのを我慢していませんか?“とあたかかい気持ちで問いかけつつ、裏面には水分摂取の目安など確認出来るように訪問看護の視点で情報を載せてみました。
↑ こちらがシーズンカードの裏面です♪
想いが届くように毎回ブラッシュアップしながら制作を楽しんで取り組んでいます。
3.「アーティスト×セラピスト」作り手 福田の想い
シーズンカードを始めたきっかけを福田さんにインタビューしたところ、
“利用者様の中でも、身体や認知面の影響もあり、ご自宅の中でなかなか季節感を味わいにくい方がいることが以前から気になっていました。
シーズンカードを通して、少しでも季節感を楽しめるきっかけになれたら喜んでいただけるかなと思い描きはじめました。”
と話してくれました。
きっかけは、利用者様にカードを通して季節感を楽しんでもらいたい想いからだったんですね。あたたかい想いが素敵ですね。
アートには描いた本人がその場にいなくても、込めたメッセージがアートから伝わったり、安心できる空間をつくる効果があるようで、
福田さんの将来の夢は
「アーティスト×セラピストとして、全国の方々へ心も身体もアプローチできるようになること」だそうです。
福田さんの想いは採用サイトのインタビューにも掲載しています ⇓
気になる方はこちらもご覧いただけると嬉しいです^^
4.おわりに
「アーティスト×セラピスト」として、是非将来の夢を実現させてほしいなと思いました。
リカバリーには福田さんのように二つの専門性を併せ持ちながら働く
「Π型人材」が他にもいます。
※Π型:幅広い知識を持ちながら、相反する2つの専門性を有している
また別の機会にご紹介させてくださいね。
おまけ
福田さんに初めて会った時に、メッセージ付きのお菓子をもらいました!
勿体なくて食べられずにいたら、いつのまにか賞味期限ギリギリに・・!
メッセージ付きだったからか、いつも以上にバームクーヘンが美味しく感じました。気持ちがこもったプレゼントは嬉しいな~と改めて感じる一幕でした^^
ここまで読んでいただきありがとうございました^^